「統一、京畿道が先頭に立ってグローバル・マインド」
投稿日d 2014-09-26 ヒット数 339
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ナム知事、25日に第294回京畿フォーラムで地方外交の重要性を強調
ユン・ドクミン国立外交院長「統一と朝鮮半島の安全保障情勢」講演
◇ 京畿道庁第1会議室で開かれた「21世紀希望の京畿フォーラム」で、ナム・ギョンピル京畿道知事がユン・ドクミン国立外交院長を紹介している。
ナム・ギョンピル京畿道知事が京畿道公務員に、グローバル・マインドを持って地方外交に注力し、南北統一に備えるよう呼び掛けた。
京畿道は25日午前9時、道庁新館4階第1会議室で「第294回京畿フォーラム」を開催した。同日のフォーラムではユン・ドクミン国立外交院長が講師として「統一と朝鮮半島の安全保障情勢」をテーマに講演した。
ナム知事はフォーラムに先立ち「京畿道の公務員たちが公職者としてグローバル・マインドを持つべきだと考え、ユン院長に講師をお願いした」とした上で、「京畿道の外国訪問はこれまで投資誘致に焦点が当てられていたが、これからは地方外交に注力して南北統一に備えなければならない」と強調した。
ナム知事は「京畿道は統一において重大な任務を担っている。我が民族は中国や北東アジアの情勢で力のバランスが崩れたり、変わったりする度に大きな苦痛を受けてきたが、最近、朝鮮半島をめぐる国際情勢は尋常ではない」とし、「京畿道の公職者たちが外交的マインドを備え、中国の重要な要人など米国各州のリーダーらと交流して南北統一に備えてほしい」と述べた。
◇ 京畿道庁第1会議室で開かれた「21世紀希望の京畿フォーラム」で、ユン院長が「統一と朝鮮半島の安全保障情勢」をテーマに講演している。
ユン院長は講演で、北朝鮮の変化と国際情勢の流れ、統一の期待効果やドイツの統一政策などについて語り、「統一のためには南南葛藤を乗り越え、中国や日本、米国などとの国際関係を利用すべきだ。京畿道が統一のための準備過程で先頭に立つ必要がある」と述べた。
ユン院長は「最近、北朝鮮の威嚇が日増しに強まっているなか、米国と中国が韓国を非常に重要視している。米国は韓国を中核軸だと述べ、中国の習近平国家主席も韓国大統領の訪問を歓迎するなど、友好的な姿勢を見せている」とした上で、「こうした国際的な状況をうまく利用すれば、韓国の統一にとって“切り札”となりうる」と説明した。
また「アンケートの結果、韓国の人々は統一は重要だと考えながらも、統一にかかる費用を負担しようとする意思は極めて低いことがわかった。しかし、統一は新たな飛躍の契機になりうる」とし、「南北統一は準備次第で大当たりになるかもしれないし、大損になるかもしれない。京畿道が南北統一の準備過程で先頭に立つ必要がある」と述べた。
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