京畿道、ホンジュラスに学びの光を灯す

投稿日d 2014-09-12 ヒット数 442

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京畿道生涯教育振興院、4~12日にホンジュラスで太陽光パネル・コンピューターなどを設置

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◇京畿道生涯教育振興院はイ・ソン振興院長とクレデューのキム・ミジョン理事などからなる訪問団を構成し、4日から12日までホンジュラスの現場を訪問する。写真は昨年ホンジュラス現地で行われた「学びのための光」プロジェクトの記念写真。ⓒ京畿Gニュース

京畿道が中米大陸のホンジュラスに、もう一度学びの光を灯す。

京畿道生涯教育振興院は、イ・ソン振興院長とクレデューのキム・ミジョン理事などからなる訪問団を構成し、4日から12日までホンジュラスの現場を訪問する。

今回の訪問は昨年に続き京畿道が推進する「2014国際開発協力事業」の一環で、中米地域により良い教育環境を提供し、生涯教育による人材育成など様々な生涯教育プログラムを提供するために企画された。

訪問団は同期間中、ホンジュラスの教育省が選定した電気のない4校に太陽光パネルとコンピューター、インターネットを設置する。また、町の自立力量を強化するためにホンジュラスの村の住民と教師30人余りを対象に「町のリーダー養成教育」を実施する。

「町リーダー養成教育」は、韓国の町おこし運動の基本理念である勤勉・自助・協同を伝え、町のトラブル解決を住民自らの力で解決するように支えるアクション・ラーニング手法で行われる。

昨年振興院で行った「韓国招待町リーダー養成教育修了者」などを対象に、この1年間の村の成果を点検し、これからの活動方向を諮問するワークショップも開く。

一方、イ院長は7日、ホンジュラスのサンペドロスーラ市でイベロアメリカ教育・科学・文化国家機構(OEI)が主催するリテラシー教育会議に出席し、「青少年と大人のためにリテラシー教育と基礎教育」をテーマに韓国の事例を発表する。

ここにはホンジュラスをはじめメキシコ、パラグアイなど中南米の国家公務員と大学生ら約300人が出席し、中南米地域のリテラシー教育の活性化を集中的に議論する予定だ。

訪問団は13日、ホンジュラスのマロン・エスコト教育相とマドリードのロベルト・オチョア外交省次官に会って昨年の振興院のODA事業成果を共有し、両国間の緊密な協力策を議論した後、帰国する予定だ。

振興院は2013年7~8月中、OEIと協同で電気が入らないホンジュラスの田舎の学校に太陽光パネルとインターネットを設置し、村の住民を対象に「地域社会の発展に向けた生涯学習型リーダー教育」を実施した。また10月には現地の住民と関係者を韓国に招き、「町リーダー養成深化教育」を提供してきめ細かな援助ができたと評価された。

事業の対象国家であるホンジュラスは電気が入らない学校が6千校を超えるなど、教育環境がきちんと整備されておらず、国際社会の関心と支援が必要な状況だ。

ⓒ京畿Gニュース | ノ・ギョンヒ khrohh@kg21.net

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