英CCI社、坡州市堂洞に200億ウォン規模の工場着工へ

投稿日d 2014-08-29 ヒット数 314

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2012年12月、京畿道と投資誘致協約を締結

 

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◇京畿道は発電所、石油化学産業用の大型バルブ専門メーカーの英CCI社が坡州市堂洞の外国人投資企業専用産業団地に入居すると15日、明らかにした。ⓒ京畿Gニュース ユ・ジェフン

京畿道は発電所、石油化学産業用の大型バルブ専門メーカーの英CCI社が坡州市堂洞の外国人投資企業専用産業団地に入居すると15日、明らかにした。

道によると、CCI社は坡州市堂洞に2千万ドル(204億ウォン)を投資し、現在スイスとスウェーデンでしか生産していない先端産業用バルブを製造する工場を建てることを決め、同日から着工を開始した。工場は今年12月に完成する予定だ。

1996年に韓国に進出、金浦に賃貸工場を稼働していた韓国CCI社は、産業用大型バルブを全てスイスとスウェーデンで現地生産し、韓国に納品してきたが、今回の韓国工場着工により物流費用、関税など付帯費用を削減できるようになった。

韓国CCI社は今回の工場着工を機に、韓国の大型プラント市場をはじめアジア市場を狙った輸出も拡大させる予定で、35人以上の新規雇用も創出する。

CCI社は1862年、英国のバーミングハムで設立され、現在英国の100大上場会社の一つであるIMI(Imperial Metal Industries)の子会社で、1961年に設立、IMIを合わせた売上規模は約4兆ウォン(2011年)に上る。

韓国CCI社は1996年に設立され、1000億ウォン(2012年)の売上をあげており、180人の従業員が勤務している。京畿道は2012年12月、「京畿道外国人投資企業の日」のイベントでCCI社と投資誘致業務協約を締結している。

京畿道は今回のCCI社の投資拡大が、道が推進してきた制度改善によって誘致された初の海外投資事例という点で大きな意味があると説明した。

道は新規投資のみを扱う現行の外国人投資運営指針が外国人投資家の追加投資に妨げとなっているとし、この改善を産業省に求め、受け入れられた。

韓国CCI社のソ・ジョンドク代表は「韓国事業の拡大と生産技術力の向上が進んでいるにもかかわらず、現行制度の制約で本社に追加投資を求めるのに困難があったが、京畿道の取り組みで追加投資はもちろん、新規事業の拡張まですることになり、大変感謝している」と話す。

カン・ヒョンド道投資振興課長は「京畿道は企業が自由に投資できる行政的、制度的な改善努力を積極的に推進しており、CCI社の投資誘致もその成功事例の一つだ。京畿北部の経済活性化に向け、積極的な投資誘致に全力を尽くす」と語る。

ⓒ京畿Gニュース | チョン・ギョンナム ckn0403@kg21.net

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