家族の遊びスペース、京畿道子ども博物館

投稿日d 2014-08-08 ヒット数 398

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自己主導型体験中心の遊び型学習、「子どももパパも楽しい」

2011年9月26日、国内で初めて子ども向けの独立型体験博物館が開館した。京畿道子ども博物館だ。

同博物館は、国内で初めて子ども向けの独立型建物として建てられた体験型博物館で、動作、遊び中心の展示と教育プログラムを通じ、学びの楽しさを経験できる場所を目指している。

実際に訪問してみたら、子どもも大人も一緒に遊んだり休んだりできる、都心の中の遊園地のようだった。

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◇「21世紀のジャックと豆の木」体験展の教育を受けている子どもたち ⓒキム・テフン記者

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◇常設展示「漢江と水」を体験している家族たち ⓒキム・テフン記者

京畿道子ども博物館のプログラムは、大きく常設展示と企画展示に分けられる。

常設展示は博物館1・2・3階で計9つのテーマで構成されている。1階の展示室では感覚遊び空間の「自然遊び場」と、健康と栄養の大切さを学ぶ「健やか遊び場」がある。2階には、建物の建築方法の紹介と、子ども自ら家を建てる「建築作業場」と人体の構造、機能を探求する「私たちの体はどう?」、自然と水の大切さを知る「漢江と水」が展示されている。3階には環境保護とリサイクルを体験する「エコ・アトリエ」、伝来童話にまつわる内容を体験する「童話の中の宝探し」、多文化家族への理解を助ける「僕の友だちを紹介します」、子どもたちが自ら衣装を着て演劇をしたり、映像を見たりする「ミニシアター」がある。

企画展は昨年9月26日に開館2周年を記念して用意した「私はわが家のペット」だ。このコーナーは、子どものペットへの理解を助ける内容となっている。

京畿道子ども博物館のキム・ヨンミキュレーターは「子どもたちの場合、集中度は落ちますが、とても反応がいいです。子どもの目線に合わせた体験活動には、親御さんたちもとても積極的に参加してくださいます」と話す。同博物館は、家でも親子で楽しめる活動をホームページで提供するなど、親子間のコミュニケーションや絆の形成に力を入れている。

週末を利用して息子と一緒に博物館を訪れたパクさん(40、龍仁市)は、「会社のことで平日は子どもと遊ぶのが難しく、週末も子どもとどうやって遊んだらいいかわかりませんでした。博物館に来て一緒に体験しながら楽しく遊ぶことができましたし、子どもだけではなく私もストレスがとれた気がします」と語った。

京畿道子ども博物館は、多忙な生活の中でも子どもたちと一緒に笑える憩いの場であり、様々な体験を通じて創造力を育むことができる学びの場だった。

ⓒ 京畿Gニュース | 京畿道青少年記者団 キム・テフン記者 shirune04@naver.com

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