7月の京畿道旅行オススメ「渓谷に泊まる」

投稿日d 2014-08-04 ヒット数 1074

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京畿観光公社のオススメ: 中元・魚飛・サムマクサ・白雲・水洞・アンゴル渓谷

空を覆う鬱蒼とした森で始まる水は、様々な形をした岩の間を軽快に流れる。奇岩奇石を通り過ぎ、低い滝に出合い、水遊びをする子どもをくすぐって笑わせる。涼しい渓谷のキャンピング場とペンションに一日ぐらい泊まってみるのはいかが?

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◇中元山の東側の麓を流れる中元渓谷は、水が綺麗で谷が深く、夏の涼しい憩いの場となる。ⓒ京畿Gニュース

さなえる「中元渓谷」

中元山の東側の麓を流れる中元(チュンウォン)渓谷は、水が綺麗で谷が深く、夏の涼しい憩いの場となる。渓谷の入り口から上流に上る途中、あちこちに小さな天然家族プールが続き、子供連れの家族に打ってつけの場所。

鬱蒼とした木々の中、自然に日陰ができて涼しいし、何よりも渓谷といえば思い浮かぶ乱雑する飲食店や平床レンタルがなく綺麗なのがメリットだ。

渓谷の入り口には番小屋が木のデックが造られており、日帰り旅行も1泊キャンピングも可能だ。渓谷の中での炊事は禁止されているが、駐車場に設置された調理台ではバーナーを使う料理ができ、ここで肉を焼いて家族のところまで運ぶ父親たちの姿を見かける。

中元渓谷の醍醐味は中元瀑布だ。渓谷の入り口から400メートルほど登れば、奇岩奇石が屏風のように広がる小さな滝で、水温が低く水深が深いので注意が必要。だが、今にでも飛び込みたいぐらい涼しい風景だ。

住所:京畿道楊平郡龍門面中元里706「中元渓谷」

お問い合わせ:031-770-3312

周辺観光地:龍門寺、龍門山観光団地、龍門寺五日市

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◇渓谷の魚が水面に跳び上がる姿が飛んでいる姿に似ているとして「魚飛」と名付けられた。ⓒ京畿Gニュース

まりやすい渓谷「魚飛渓谷」

山は高く、谷は深い加平郡雪岳面。仲美山とユミョンン山に繋がる魚飛山を包んで流れてくる綺麗な渓谷が「魚飛(オビ)渓谷」である。渓谷の魚が水面に跳び上がる姿が飛んでいる姿に似ているとして「魚飛」と名付けられた。今も晴天の日は銀の鱗を輝かせながら跳び上がる魚お姿が見られる。

「魚飛渓谷文化の町」で上流につながる渓谷に沿ってキャンピング場とペンションが集まっており、家族だけでのんびり過ごすことができる。どの施設も渓谷の石を使った小さな水遊び場があり、子どもたちはチューブに乗ったりボートを浮かべたりして楽しく遊ぶことができる。予定の休暇を延長して一日泊まってみても良さそうな場所。

魚飛渓谷の上流は様々な形の石の間を流れる水の音が軽快で、足を入れると5分も耐えられないほど冷たい。上には楊平郡カルヒョンマウルに繋がる。下流の方は水深が浅く、水の流れが速くないため、安全な水遊びができる。下は魚飛1橋付近で有名渓谷の水と出合い、檗溪川を経て北漢江に流入する。

住所:京畿道加平郡雪岳面可逸里164(オビサンギル99番地9-10)

周辺観光地:有名山自然休養林、仲美山自然休養林、清平湖畔

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◇サムマクサ渓谷は都心の近くで鬱蒼とした森と渓谷に出合えることが一番のメリットだ。ⓒ京畿Gニュース

三聖山の贈り物「サムマクサ渓谷」

サムマクサ渓谷は都心の近くで鬱蒼とした森と渓谷に出合えることが一番のメリットだ。地下鉄1号線クァナク(冠岳)駅でバスに乗って10分ほどで着くほど短いので、本と御座を片手に気軽に行ける場所だ。

キョンイン教育大学京畿キャンパスの前からサムマクサまでの道の両側に交互に流れるサムマクサ渓谷は水量が少ないため、水に飛び込めるほどではないが、暑さを避けてやってきて弁当を食べる家族や、山登りを終えて日陰で集まって汗を冷やす登山客にとってはこの上ない心地良い憩いの場だ。

渓谷に登る道は傾斜が多くて少し息が切れるが、ケヤキと松の木がまるでトンネルのようにぎっしりと並ぶ森の道は爽快だ。この道は、山岳自転車の愛好家にとって訓練に良いアップヒルコースとして有名だ。

住所:京畿道安養市万安区石水洞山15-1

お問い合わせ:031-8045-5591(安養市文化観光チーム)

駐車料金:渓谷入口公営駐車場-1時間600ウォン

周辺観光地:三幕寺、望海庵、安養芸術公園

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◇奇岩奇石と調和して流れる白雲渓谷は、まるで東洋画を見るように美しい風景を醸し出す。ⓒ京畿Gニュース

神仙んだ「白雲渓谷」

昔から抱川は水で有名な地域だ。山間に流れる清い渓谷も知られている。なかでも特に清い水を誇るのが白雲渓谷だ。

夏場に最も人気のある渓谷に選ばれるほど名声高いこの渓谷は、白雲山の頂上付近でスタートし、その長さは10キロにのぼり、奇岩奇石と調和してまるで東洋画を見るように美しい風景を醸し出す。綺麗な渓谷に沿って流れてくる水は「神仙が降りてきて遊んでいた場所」という意味の「仙遊潭」でピークとなる。

しばらく休むだけで気が済まないなら、一晩泊まってみるのはいかが?ちょうど駐車場の向かい側に新たにオープンしたキャンプ場が私たちを迎えてくれる。装備がなくても心配無用。ここはテントやバーナー、バーベキューなどのキャンピング用品を全て揃えているグランピング施設だから。

用意すうのは食材だけ。手間がかからず、のんびりとレジャーを楽しめる。愛する家族とロマンチックな思い出づくりができそうだ。

住所:京畿道抱川市二東面都坪里32「白雲渓谷」

お問い合わせ:031-538-2069(抱川市文化観光課)

サンマシルグランピング&オートキャンピング  http://sanmasil.co.kr

キャンピング料金:10坪型テント(4人) 11万ウォン、8坪型テント(4人) 9万ウォン

オートキャンピング 5万ウォン

周辺観光地:山井湖水、ピョンガン植物園

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◇水洞渓谷は首都圏からそれほど離れていない位置にあり、気軽に行ける場所だ。1983年に国民観光地に指定され、清い水が流れるとして「ムルコルアン」とも呼ばれる。ⓒ京畿Gニュース

様々魅力がある「水洞渓谷」

バカンスシーズンになるといつも頭を悩ませる。どこがいいだろうか、どう過ごすだろうか、そして休暇費はどれぐらい使うのか、などなど。休暇に行って来ても、またどこかへ旅立ちたい気分になる。そんなときは、何も考えずに南楊州市水洞面に足を運んでみよう。

水洞渓谷は首都圏からそれほど離れていない位置にあり、気軽に行ける場所だ。1983年に国民観光地に指定され、清い水が流れるとして「ムルコルアン」とも呼ばれる。

水洞面役所を経て水洞橋から秘琴渓谷に繋がる間のあちこちに遊園地があり、夏の水遊び場として人気だ。特に天摩山、祝霊山、鉄馬山、鋳錦山に屏風のように取り囲まれており、自然景観も逸品だ。

大金をかけずに充実した休みを過ごしたいなら「家族の憩いの場」を利用しよう。渓谷上流のピグムリ方面に進んでいけば、モンゴル文化村乗馬体験場の近くに憩いの場がある。鬱蒼とした森と渓谷を眺めながら23のデックとテントが敷ける空間、トイレ、飲水台を備えている。

オンシーズンと週末は席取りが難しいため、早朝に到着することをオススメ。

炭火と焚き火は禁止、バーナーによる炊事は可能だ。

住所:京畿道南楊州市水洞面內紡里250

家族の憩いの場利用料:デック 1万ウォン、非デック(テント) 5千ウォン

駐車料金:モンゴル文化村内の有料駐車場を利用/1日4千ウォン

周辺観光地:モンゴル文化村、モラン美術館、洪裕陵

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◇気持ちいい水の音が耳を楽しませるアンゴル渓谷は、北韓山ドゥレギル15区間と繋がる渓谷で、北韓山の素敵な風景を楽しめる。ⓒ京畿Gニュース

気持ちいいきがしいアンゴル渓谷」

気持ちいい水の音が耳を楽しませるアンゴル渓谷は、賜牌山の麓に位置している。

北韓山ドゥレギル15区間と繋がる渓谷で、北韓山の素敵な風景を楽しめる。渓谷の入り口周辺の飲食店街を通り過ぎれば、ドゥレギルのアンゴル区間に進む。

ここからが本格的な渓谷の始まりといえる。平床に座ってのんびりと鶏の水炊きを食べながら足をつけたければ、渓谷下流の飲食店を利用するのもいい。

だが、気持ちいい水の音を思い切り満喫したいなら、渓谷に沿ってもっと上に登ることをオススメ。アンゴルギル区間と出合うアンゴル入り口から100~300メートルほどの渓谷が、避暑には打ってつけだ。谷から聞こえてくる水の調べに、思わず足をとめてしまう。

ドゥレギルのサンノモギルが始まるアンゴル橋から賜牌山方面に30分ほどさらに登れば 成佛寺にたどり着く。鬱蒼とした森の中にあるこじんまりとした山寺で、落ち着ける場所だ。成佛寺の下の方に岩壁に沿って流れるアンゴル瀑布も暑さを凌ぐには最高だ。

成佛寺周辺の渓谷は下流より風景がいいが、空を覆うほどの樹林が茂っており、水たまりよりは岩が多い。岩の上にそっと腰を掛けて瞑想の時間を過ごすには最適な場所だ。

住所:京畿道議政府市佳陵洞山81-2(ホゴンロ1114バンギル)

周辺観光地:賜牌山、北韓山ドゥレギル、西溪・朴世堂の自宅

チップ:国立公園に指定されており、野営、炊事、喫煙などは禁止されている。

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