ペク・ナムジュンと出会う京畿道美術館

投稿日d 2014-05-29 ヒット数 381

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◇京畿道美術館「ペク・ナムジュンとの一日を」ポスター ⓒキム・ジンホン記者

ビデオアートの巨匠、ペク・ナムジュンの芸術の世界を垣間見られる展示が、京畿道美術館で開かれる。

今回の展示「ペク・ナムジュンとの一日を」は、4月10日から6月22日まで、ペク・ナムジュンの人生と芸術の世界を紹介する作品で構成されている。

展示では「ペク・ナムジュンのビデオ彫刻」「衛生アートプロジェクトの結果」「絵画とドローイング」といったペク氏の作品とその芸術現象を記録写真に残したマンフレッド・モントベ氏とイム・ヨンギュン氏の写真作品まで観覧することができ、特別な機会となりそうだ。

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◇ペク・ナムジュンの「ロボット彫刻」を観覧する観客 ⓒキム・ジンホン記者

展示場に入ると、ベク氏の作品「ロボット彫刻」がまず目に入って来る。ペク氏は技術を人間化する意志でロボット作品を始めた。テレビとラジオで作られたベク氏のロボットたちは、家族の構成員を表現する個性がある。

第2展示場ではペク氏の芸術の世界に迫る。ペク氏が作曲を勉強した音楽家だったということがわかり、ペク氏の初展示で観覧客が参加して作り出す音を、今度はペク氏が音楽として演奏することで、特異性が感じられる。

第3展示場では前衛芸術家のペク・ナムジュンを説明する。1963年に渡米したペク氏は、ニューヨークのホイットニー美術館で回顧展を開いた。今回の展示では、当時のペク氏が直接再演したパフォーマンスを、写真家イム・ヨンギュン氏の作品を通じて見ることができる。

第4展示場ではペク・ナムジュンの「衛生芸術」が展示される。ペク氏は「グット・モーニング・ミスター・オーウェル」「バイバイ・キプリング」「手に手をとって」の衛生生放送作品を披露した。

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◇ペク・ナムジュン関連の本 ⓒキム・ジンホン記者

展示期間中は、家族で参加する教育プログラム、ロボット描きなどが教育体験室で行われる。また、展示室では「ペク・ナムジュンに送る手紙を書く」も開かれる。

京畿道美術館を訪れたソン・ギフンさん(37、水原市)は「ペク・ナムジュンさんの展示会だと知って来ました。美術館はよく来ますが、4月10日に一度見て、家族を連れて今日また来ました。周りに公園があるので貯水池で写真を撮ったりして楽しい思い出を作りましたし、美術館を観覧しながら子どもたちに学びの楽しさを味わってもらうことができたので、一石二鳥ですね」と感想を話した。

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◇京畿道美術館の遊び場を利用する子どもたち ⓒキム・ジンホン記者

京畿道美術館は道民との距離感を狭めるため、人々が多く訪れる遊園地内に位置している。美術館の利用費用は大人は4千ウォン、中高生は2千ウォン、子どもは無料で、京畿道民は25%割引が可能だ。観覧時間は平日と日曜日は10時から6時まで、土曜日は7時まで。京畿道美術館は道民のための休憩空間と子どもの遊び場を無料で開放している。

ⓒ京畿Gニュース | 京畿道青少年記者団 キム・ジンホン記者 wlsghd214@daum.com

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