米国化学企業のセラニーズ、板橋に先端研究開発センターオープン

投稿日d 2014-05-26 ヒット数 311

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 エンジニアリング・プラスチックを生産する特殊素材専門企業であるセラニーズ・コーポレーション(Celanes Corporation)が、板橋に先端技術研究開発センターをオープンする。

 20日、京畿道によると、セラニーズ・コーポレーションは、米国経済週刊誌フォーチュン誌選定500企業に属するグローバル化学企業であり、板橋研究開発センターは、2014年に中国にオープンした「セラニーズ・コマーシャルテクノロジーセンター」に続き、アジア地域で2番目にオープンする研究開発センターである。

 板橋先端技術研究開発センターは、生命科学、ロボット技術、半導体、電気・電子、自動車、消費財、IT分野に適用される技術および化学製品の技術革新を支援する。セラニーズ・コーポレーションは、板橋研究開発センターのオープンを皮切りに、今後は韓国内に製造施設の建設も予定している。

 セラニーズ・コーポレーションは、米国テキサス州ダラスに本社を置く企業で、1981年に設立され、ペイント/コーティング、繊維など全分野にわたる特殊素材メーカーで、昨年の年間売上高は65億ドル、従業員は7,400人である。

 一方、20日午後6時、JWマリオット・ホテル・ソウルで開催されたオープンイベントには、南忠熙(ナム・チュンヒ)京畿道経済副知事をはじめ、トッド・エリオット(Todd Elliott)セラニーズ・コーポレーション副会長、ユ・ジンソンセラニーズコリア社長および関係会社の役職員など約130人が参加した。

 セラニーズ・コーポレーション板橋研究開発センターのオープンに際し、ナム副知事は「世界的なセラニーズ・コーポレーションのアジア研究開発センターが位置する板橋テクノバレーは、IT、BT、研究機関など682のグローバルR&D企業が入居し、5万135人のR&D人材が従事している先端R&Dのメッカである。世界最高水準のインフラと豊富な高級人材を活用し、今後もビジネスの成功が続くことを願う」と述べた。