仏エア・リキード、半導体用新素材の生産基地を京畿道に竣工

投稿日d 2014-05-26 ヒット数 305

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 世界的な化学会社であり、産業用ガス分野をリードする企業であるエア・リキードの製造工場が、京畿道と産業部が運営する京畿道華城市長安1所在の先端産業団地に20日竣工された。

 

 竣工式には南忠熙(ナム・チュンヒ)京畿道経済副知事をはじめ、ジェローム・パスキエ駐韓フランス大使、クォン・ウェン・モックエア・リキード北部および東南アジアバイスプレジデント、クリストファー・クラークエア・リキードコリア代表、ダビド・ピエール・ジャリコン駐韓フランス商工会議所会長、スティーブ・ドッグワース欧州商工会議所副所長など約70人が参加した。

 

 エア・リキード社は1902年フランス・パリで設立され、産業ガス分野における世界市場シェア1位の企業で、約22兆ウォンの売上を記録しているグローバル企業だ。

 

 韓国では1996年に設立し、現在約200人の従業員と年間約4,300億ウォンの売上を記録し、主に産業用ガス製造分野において継続的な投資を行ってきた。

 

 この日竣工した華城工場では、半導体用化学材料の生産が行われる予定で、電子材料部門では、エア・リキードの韓国初投資となる。

 

 エア・リキードで生産する電子材料売上高の60%をアジアが占めているという点を勘案すると、華城工場がアジアの半導体用新素材の生産基地の役割をする可能性が高い。

 

 エア・リキード華城工場には130億ウォンが投資されており、今後35人の新規雇用創出を計画しており、地域経済の活性化に寄与するものと京畿道では見ている。

 

 エア・リキードコリア()は、「京畿道は、良質の研究人材と研究インフラを保有し、半導体のグローバルクライアントが位置しており、生産活動の実行における最適地」と明らかにした。

 

 この日の竣工式に出席した南忠熙京畿道経済副知事は、「グローバル企業ビジネスにぴったりの環境の改善および行政支援に最善の努力を尽くしていくことを約束する」と述べた。