春風に吹かれながら楽しむ京畿道トレッキング②
投稿日d 2014-05-16 ヒット数 375
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桜の道を歩く水原旅行、自転車で走る坡州旅行
爽やかな風に揺れる桜の花は、忘れられない思い出をつくってくれる。家族と友達、恋人たちはしばらく立ち止まり、春の瞬間を心に留める。暖かくて爽快な春風とともに、新しい思い出をつくってみてはいかがだろう。春の花あふれる京畿道で、春を楽しもう。
◇水原京畿道庁では毎年「京畿道民が一つになる桜まつり」が開かれる。道庁正門周辺と迂回道路に沿って道庁後門に至る八達山路で、華やかな桜の花を鑑賞することができる。ⓒ京畿Gニュース
■桜の花びらの中で歩く「水原旅行」
京畿道庁-[2.5km、自動車10分]- 華城行宮-[360m、徒歩5分]-スウォン餃子-[3.3km、自動車12分]-水原博物館
水原の華麗な桜道「京畿道民が一つになる桜まつり」
毎年4月半ばになると、水原の京畿道庁では「京畿道民が一つになる桜まつり」が開かれる。40年近くなる桜の木約200本で咲く花は空を覆い、風に吹かれてゆらゆらと舞い落ちる。道庁の正門周辺と迂回道路に沿って道庁後門に至る八達山路で、華やかな桜の花を鑑賞することができる。右側の八達山公園を経て華城行宮方面に下り、華西公園に至る八達山路は、桜はもちろんツツジとレンギョウが咲き誇る最適なコース。
京畿道は祭期に道庁を開放し、道政PRとともに、イベントPRブースを設ける。優秀農産物を安く販売する「桜道マーケット」も要チェック。
問い合わせ:031-120
住所:京畿道水原市八達区ヒョウォン路1(京畿道庁)
観覧料:無料
駐車:道庁駐車場を利用
祭期:4月18日~20日
[周辺旅行先1]京畿道王の宮殿「華城行宮」
行宮は王が地方行幸の際に泊まる臨時宮殿だった。 華城行宮は改革君主だった正祖が建て、12年間13回にわたって定期的に泊まった。「景福宮の副宮」と呼ばれるほど、その規模や機能の面で優れている。「チャングムの誓い」「イ・サン」など時代劇ドラマのロケ地としても使われた。正門の新豊楼では4月5日に常設広場の開幕公演を皮切りに、「武芸24期公演」と「壯勇栄守衛儀式」などが行われる。
問い合わせ:031-290-3600
住所:京畿道水原市八達区行宮路11
HP: http://www.swcf.or.kr
観覧時間:09:00~18:00 (3月~10月) 09:00~17:00 (11月~2月)
観覧料:大人 1,500ウォン、中高生・軍人1,000ウォン、子ども700ウォン(常設公演は無料)
[周辺旅行先2]水原の昨日と今日「水原博物館」
水原の歴史や文化をテーマ別に構成し、現代のダイナミックな水原の姿を見せてくれる博物館。特に60年代の繁華街だった南門通りを再現した「60年代の水原に出会う」は中高年層の郷愁を誘う。京畿道庁の移転と京釜高速道路の開通で始まった都市発展の変遷と、それに伴う生活の様式を垣間見ることができる企画展示「躍進水原」は、新しい感動を呼ぶだろう。
住所:京畿道水原市霊通区チャンリョン大路265
問い合わせ:031-228-4150
HP: http://swmuseum.suwon.ne.kr
観覧時間:09:00~18:00
休館日:毎月第1月曜日
観覧料:大人 2,000ウォン、中高生・軍人 1,000ウォン、子ども・高齢者 無料
駐車料:無料
[グルメ]桜に似た餃子「スウォン」
「スウォン」は、中国人が40年間運営してきた水原の代表的な中国式餃子専門店。豊富なボリュームで柔らかい肉まんは桜に似ている。具材の肉と野菜のバランスがよく、噛み心地も優れていて、ランチタイムは瞬く間に売り切れるほど人気。片面をがりっと焼いて皮の硬さと柔らかさを同時に味わうことができ、具材の肉汁を生かした焼饅頭も逸品。
メニュー:肉まん5,500ウォン、焼饅頭5,500ウォン、牛肉スープ麺5,000ウォン、炒め麺5,000ウォン
問い合わせ:031-255-5526
住所:京畿道水原市霊通区チャンリョン大路8番ギル6
営業時間:11:30~21:30
◇DMZ自転車ツアーは臨津閣を出発して民通線を越え、統一大橋、統一村入り口、草坪島から臨津閣に戻る17.2km区間で行われる。ⓒ京畿Gニュース
■春風に乗って走る「坡州旅行」
烏頭山統一展望台 - [4.0km、自動車6分] - モンナニ遊園地 - [15.0km、徒歩19分] - ミルバッ食堂 - [6.8km、自動車15分] - 臨津閣
平和ヌリ自転車道路「DMZ自転車ツアー」
出発のサインとともに臨津閣の下の通門が開き、300台余りの自転車が一斉に臨津江辺の軍巡察路に走る。続く鉄柵と哨所の間ではやや緊張した顔の人々が統一大橋に入るが、爽やかな春風に表情が柔らかくなる。
DMZ自転車ツアーは 臨津閣を出発して民通線を越え、統一大橋、統一村入り口、草坪島から臨津閣に戻る17.2km区間で行われる。今年からは軍部隊の協力を得て約2キロコースが加わり、草坪島周辺の中間休憩場所ではおやつを食べながら美しい臨津江の風景を眺めたり、記念写真を撮ったりすることができる。特別な場所で感じた特別な感想を家族に絵葉書で届けるイベントも用意される。
京畿道と京畿観光公社は11月まで毎月第4日曜日にDMZ自転車ツアーを開催し、4月は13日と27日に行う。京畿観光公社の臨津閣平和ヌリホームページにて事前予約が必須。
問い合わせ:031-956-8306
住所:京畿道坡州市汶山邑 臨津閣路153(京畿平和センター)
運営期間:3月~11月(毎月第4日曜日)
参加定員:予約者の先着順300名
参加費:1人10,000ウォン(自転車、ヘルメットのレンタル3,000ウォン追加)
記念品:坡州特産品
[周辺旅行先1]冷戦の遺産「烏頭山統一展望台」
南北分断の現実を目で確認できる場所。西部戦線の最北端で、南と北が臨津江を挟んで2キロの距離に対峙している。展望室からは開城の松岳山が見え、北朝鮮の人々の生活の様子も見ることができる。1階の 開城工業団地の広報館には南北が力を合わせて生産した靴下や時計、靴、化粧品等が展示されており、企画展示室では統一・安全保障に関するテーマ写真展や特別展が開かれる。
問い合わせ:1666-3171、031-945-3171
住所:京畿道坡州市炭縣面ピルスン路369
HP: http://www.jmd.co.kr
観覧時間:夏期09:00~17:00、冬期09:00~16:30
観覧料:大人3,000ウォン、中高生・軍人1,600ウォン、子ども1,000ウォン
[周辺旅行先2」ヘイリに現れたモンナニ「モンナニ遊園地」
モンナニ遊園地は、ヘイリ芸術村の様々なテーマスペースのうち、モンナニ(ブス)三兄弟を中心に昔の小物を展示するユニークな場所。モンナニ商店ではいろんなサイズの泣き虫モンナニ人形と昔のお菓子を販売し、モンナニ食堂では思い出の弁当を出すなど、子どもの頃を思い出させる。遊園地内の昔の物博物館では、庭の水道ポンプや古い雑誌といった小物を展示している。
問い合わせ:031-957-4466
住所:京畿道坡州市炭縣面ヘイリマウルギル59-118(4番ゲート入口)
観覧時間:09:30~19:00
観覧料:モンナニ遊園地基本観覧 無料( 昔の物博物館の追加観覧2,000ウォン)
[グルメ]喜び溢れるカルマンドゥグッ「ミルバッ食堂」
キムチ饅頭と手打ちの麺で有名な創業30年の老舗。この2つを同時に味わえるメニューが「カルマンドゥグッ(麺饅頭スープ)。熱い肉汁にあっさりしたキムチ饅頭と歯ごたえの良い麺が完璧な調和を成す。大きな冷麺器に出してくれるのが特徴で、男性にもやや多めの量。辛い味付けのビビムグッスも人気。
メニュー:カルマンドゥグッ、ビビムグッス、マンドゥグッ、ソンカルグッス6,000ウォン
問い合わせ:031-952-7152
住所:京畿道坡州市汶山邑汶山里17
営業時間:09:00~21:00
ⓒ京畿Gニュース | イ・ジュンギュン eyekle@hanmail.net
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201403281113107055C049&s_code=C049
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