フィトンチッドを吸い込むマツの森体験、今年も開始

投稿日d 2014-05-01 ヒット数 398

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恋人山道立公園、森体験・アトピーキャンプなどの体験プログラムを本格運営

京畿道と京畿農林振興財団は今年も国内最大のマツの木の群落地である恋人山道立公園で「森体験ヒーリングプログラム」と「アトピー家族ヒーリングキャンプ」を運営する。

森体験ヒーリングプログラムは4~11月に参加者の申請を受け付けて無料で運営され、アトピー家族ヒーリングキャンプは6~11月、160人を対象に計4回行われる予定だ。

恋人山道立公園のプログラムは、公園HP(www.yeoninsan.go.kr)で申請を受け付けている。

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◇ 京畿道と京畿農林振興財団は、国内最大のマツの木の群落地である恋人山道立公園で「森体験ヒーリングプログラム」と「アトピー家族ヒーリングキャンプ」を運営する。ⓒ京畿Gニュース

■森の道を歩きながらストレスはDown、気分はUP!

恋人山道立公園で運営している「森体験ヒーリングプログラム」は、昨年約2万5千人が体験するほど大きな人気を博した。恋人山道立公園の自然資源を生かした多様な森の中の現場体験活動、自然瞑想などの森林休養プログラムは、参加者から好評を得ている。

参加者の年齢や探訪路のコースに沿って「ソリッキル沿いの森旅行」「恋人山の隠れた龍、ワリョンチュ」など4つのプログラムで運営されている。また、コース別に自然瞑想、現場体験活動などを通じ、自然休養とともに、都市生活に疲れた探訪客に新たな活力を与えている。

このほか、公園に来にくい人々のために「訪れる恋人山森体験学校」として恋人山道立公園の自然生態系を紹介し、体験プログラムを実施することで、自然の大切さを考えさせる機会を提供する。今年は加平郡障害者福祉館、加平地域子どもセンターなど社会的弱者を対象に訪問体験プログラムを運営する。一人親家庭、低所得家庭の子ども、一人暮らし高齢者など、癒やしと安心感が必要な社会的弱者が参加できる機会を拡大する予定だ。

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◇京畿道は今年から多文化家庭、一人親家庭、障害者など社会的弱者が体験できるプログラムを拡大する方針だ。ⓒ京畿Gニュース

■家族愛と先端医療技術でアトピーを治療

「アトピー家族ヒーリングキャンプ」は、アトピーを抱えている患者と家族が、マツの木の群落地から出るフィトンチッドを吸い込み、森体験や様々な体験活動によってチョンシム国際病院で検診し、専門医との相談で健康増進を図る家族型体験プログラムだ。

家族が自らオーガニックな食材で料理をし、家族みんなが参加する体験プログラムを通じて家族愛を深め、血液検査や献立分析などきめ細かな診療によりアトピーの発症原因を解明しており、参加者から高い評価を得ている。

11年から始まったアトピー家族ヒーリングキャンプは、12年に12回で487人、昨年は16回で687人が参加するなど、毎年高い関心を集めている。

京畿道公園緑地課長のイ・セウ氏は「恋人山道立公園の体験プログラムを通じ、自然の大切さを知り、心身の疲れを取ることができる。今年からは多文化家庭、一人親家庭、障害者といった社会的弱者が体験プログラムに定期的に参加できるように、彼らに配慮して推進したい」と話す。

ⓒ京畿Gニュース | イ・ジュンギュン eyekle@hanmail.net

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