キム・ムンス京畿道知事、米議会でDMZをPR

投稿日d 2014-04-30 ヒット数 387

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[京畿道代表団、北南米訪問②]ワシントンDCで「DMZ写真展」開催

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◇キム・ムンス京畿道知事が、米国政治の心臓部であるワシントンDCの米議会でDMZと京畿道をPRした。ⓒ京畿Gニュース

キム・ムンス京畿道知事が、米国政治の心臓部であるワシントンDCの米議会でDMZと京畿道をPRした。

米国を訪問中のキム知事は、現地時間で25日、米連邦下院議員(ニューヨーク13選挙区)のチャールズ・ラングル氏と共同でDMZ写真展「TWO LINES(2つの線)」を開、米議員や補佐陣、在米韓国人など100人余りに統一の必要性を強調した。

米議会のある会議室で開かれた写真展は、開幕時は米議員や補佐陣など20人余りが訪問していたが、在米韓国人など観覧客が増え始め、後半は100人余りが集まってDMZ分断の苦痛や美しい自然が収められた写真を鑑賞した。

キム知事は韓国戦争の参戦兵士であるチャールズ氏の手を握って感謝を示し、写真展を訪れた議会関係者にDMZ写真を一つ一つ説明する「ワンデーキュレーター」を果たした。

米下院外交委員長のエッド・ロイス氏は「韓国とドイツの分断の歴史を米議会に同時に見せる良い機会をつくっていただき、心より感謝します」と、キム知事にお礼を言った。

キム知事は「TWO LINES写真展は、予想を越えて海外からも高い関心が集まっている。DMZがこれ以上分断と絶望の象徴ではなく、和解と生命、疎通の地になる可能性があるという希望のメッセージを国際社会に伝える良い機会になるのでは」と語った。

今回の「TWO LINES」展は、韓国のDMZとドイツの緑の帯(Grünes Band)の過去と現在と未来を、世界の写真巨匠の目とストーリーテリングで再構成した巡回写真展だ。

写真展は同日のワシントン議会でのオープニングを皮切りに、4月に米モンゴメリーのローザ・パークス・ミュージアム、5~7月にハンツビルの米宇宙ロケットセンターに続き、9月はベルリンの壁崩壊25周年記念としてドイツで開催される予定だ。

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◇キム知事が米バージニア州のマドラック植物公園内の韓国庭園(ベルガーデン)を訪問し、記念写真を撮っている。ⓒ京畿Gニュース

一方、同日にキム知事は米国で活動中の北朝鮮自由連合フォーラムから感謝牌を受け取り、北朝鮮の人権問題に取り組む人としてより旺盛な活動をしてほしいという要請を受けた。

また、キム知事はワシントンDCに位置する米国外交と政治分野のシンクタンクであるヘリテージ財団を訪れ、創立者のエドウィン・フュルナー氏と北東アジア専任研究員のブルース・クリングナー氏に会って統一問題について意見を交わした。

これに先立ち、キム知事は米ワシントンDCと国際戦略問題研究所(CSIS)を訪問し、マイケル・グリーン研究所副院長らとともに、統一、北朝鮮の人権問題、韓中間系について見解を交換した。

国際戦略問題研究所は1962年に設立された中道派の国際研究所で、博士級研究員220人が世界の政治・経済・安全に関する戦略研究を行っている有力なシンクタンクだ。

この席でキム知事は「人権は私たちが生きていく上で欠かせないもので、北朝鮮と中国人も享受する権利がある。私たちがそれを無視するなら、人類に罪を犯すことになる。米国が北東アジアでリーダーシップを発揮するには、軍事的要因も重要だが、人権や民主主義の側面からも米国の中核的な価値がある」と語った。

ⓒ京畿Gニュース | パク・クァンシク malbut@kg21.net

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