大切な文化遺産、常時に見守る
投稿日d 2014-03-11 ヒット数 384
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2014年京畿道文化材見守り事業を推進…道指定文化財に拡大
◇京畿道は「文化財見守り事業」の対象を道指定文化財に拡大し、よりきめ細かな管理を行うことにした。写真は端宗の妃の貞順皇后の墓である「サルン」。ⓒ京畿Gニュース
京畿道は「文化財見守り事業」の対象を道指定文化財に拡大するなど、よりきめ細かな文化財管理を目指す。
道は昨年、国家指定文化財や一部の非指定文化財など134カ所だけだった文化財見守り事業を、道指定文化財を含めた517カ所(国家指定92、道指定383、非指定42)に拡大し、管理項目を追加するなど事業を強化することを17日に明らかにした。
文化財見守り事業は昨年から改修・整備にとどまっていた従来のやり方から脱し、常時に管理する要員が毀損の要因を事前に遮断する予防的管理事業を導入してきた。
道と京畿文化財団は文化財庁の支援を受け、文化財管理要員28人を採用し、教育を経て517の現場に常時管理要員として配置した。要員は1周間毎に各文化財を視察し、危害要因の事前遮断や周辺の環境整理、軽微な改修などを行う。
また、管理内容の充実も目指す。道と京畿文化財団は季節別の文化財管理や保存・改修活動の強化、文化財進入路周辺への草移植、天然記念物など保護樹の支柱製作、文化財案内板・標識・標識石の整備などを通じ、道民がより快適に文化財を観覧できる環境を提供する。
また、昨年のシロアリなど害虫による木造文化財の被害を調査した結果を基に、今年は被害を最小化するためにシロアリを取り除くトラップの設置、防虫剤の塗布など、有害生物の除去活動に努める計画だ。
一方、文化財見守り事業のHPづくりなどPR活動を強化し、市民が文化財保護や管理に参加できる「文化材名誉要員」の募集なども平行することにした。
道の文化財見守り事業団の常時4チーム長のソ・ムンジョン氏は「2013に物足りなかった部分を補って草移植、保護樹の支柱製作など新しく始める事業をしっかり行い、より効果的に事業を進めたい」と話す。
◇正祖の夢が詰まっている新都市・華城の様子。ⓒ京畿Gニュース
ⓒ京畿Gニュース | パク・クァンシク malbut@kg21.net
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201402171030577055C049&s_code=C049
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