耳で知る京畿道情報
投稿日d 2014-03-07 ヒット数 465
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◇京畿道は今年から道政情報誌「G-ライフ」に視覚障害者向けのヴォイスアイコードを導入する。ⓒ京畿Gニュース
京畿道は、視覚障害者、ロービジョン、老眼患者、高齢者など、活字を読めない情報阻害者のために、スマートフォンで活字を音声に変換できる「ヴィスアイコード」を導入する。
道は今年から道政情報誌「G-ライフ」にヴィスアイコードを導入し、より多くの道民に道政情報を伝えることができるようにする。道政情報誌にヴォイスアイコードを導入するのは、全国の自治体で京畿道が唯一だ。
QRコードと似ているヴォイスアイコードは、2次元のバーコードで、2ページ分のテキスト情報を小さな正方形のバーコードの中に埋め込んでいる。スマートフォンに設置されたヴォイスアプリや視覚障害者専用のバーコード読み取りをヴォイスアイコードにかざすと活字情報が音声に変換され、活字ズーム機能やグーグルの翻訳アプリとの連携による翻訳機能まで備えており、いろいろな形で活用できる。
アプリ「ヴォイスアイ」はアイフォーンのーアップストアやアンドロイドのグーグルプレイで「ヴォイスアイ」を検索すれば、無料で設置できる。アイフォーンの場合、設定機能でヴォイスオーバー機能を使えば音声対応ができ、アンドロイド端末の場合はトークバック(Talkback、スマートフォンの画面を読み上げてくれる機能」で利用できる。
印刷物の音声変換出力機は、政府支援事業のうち韓国情報化振興院の情報通信補助機器支援事業(10~20%は本人が負担)か、保健福祉省のリハビリ器具交付事業(100%全額支援)を利用すれば手頃な価格で使用できる。
ヴォイスアイコードは文書の右上の挿入するよう標準化されている。印刷物音声変換出力機またはスマートフォンスタンドを文書の右上の端にセッティングしておけば、印刷物音声変換出力機スキャナーまたはスマートフォンのカメラがヴォイスアイコードを自動的にスキャンできる。コードを探索している間は「トゥー・トゥー」と機械音が鳴り、認識が完了すれば「チリン」という音とともに内容を読み上げたり、テキストをスマートフォンの画面に見せてりしてくれる。
京畿道は公文書や案内文など道民が知る必要がある情報を対象に、ヴォイスアイコードを積極的に拡大する方針だ。
道広報担当官のキム・ビョンチョル氏は「これまで視覚障害者のために展示情報誌も発行してきたが、10%の人にしか点字が読めないことからアクセスしやすさの点で不足していたのが事実。ヴォイスアイコードの導入は視覚障害者をはじめ情報阻害者にとって嬉しいニュース」と語る。
ヴォイスアイコードに関する詳細は、ヴォイスアイHP(www.voiceye.com)または電話(02-2028-2300)にて知ることができる。
ⓒ京畿Gニュース | イ・ジュンギュン eyekle@hanmail.net
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201402131334476705C048&s_code=C048
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