京畿道産の伝統シッケ 輸出始まる
投稿日d 2014-02-26 ヒット数 309
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「伝統ハヌルチョンシッケ」、米・中・越に15万個を輸出
◇京畿道農業技術院が開発し、3カ国に輸出されるコメ飲料。ⓒ京畿Gニュース
韓国の伝統的な飲料であるシッケを現代風に新しく開発した京畿道産のコメ飲料が、米国と中国、ベトナムに輸出される。
京畿道農業技術院は2月中旬頃、京畿米で作った「伝統ハヌルチョンシッケ」がそれぞれ5万個ずつ米国と中国、ベトナムに輸出されることを4日、明らかにした。
伝統ハヌルチョンシッケは2012年、㈱セジュンハヌルチョンが農業技術院からコメ飲料の製作技術を移転され、量産に成功した製品だ。今月の15万個を皮切りに、3月からは毎月各国に10万個ずつ30万個が輸出される予定だ。
輸出されたコメ飲料は、米国は大手スーパーのHマート、中国は北京市と福建省廈門市に位置した大手スーパー、ベトナムではサークルKやファミリーマートなどのコンビニで販売される予定だ。
これに先立ち、同院は2012年に伝統飲料のシッケの短所を補った新たな製品開発に着手し、子どもたちに好かれない米粒を無くしたうえで、従来のシッケよりもアミノ酸が2倍以上豊富なコメ飲料の開発に成功している。
同院は高圧を使ってコメを蒸す手法を製造過程に導入、アミノ酸の含有量を2倍に高め、子どもの好みに合わせてバナナ濃縮液を加えることでバナナの色と味を出した。
京畿道農業技術院の農食品加工チームの関係者は「従来のやり方で製造されたシッケは、子どもにとって炭酸飲料よりは安全ですが栄養は足りず、飲み終わった後の米粒が視覚的に良くないことが短所でした。これを改善しようと、栄養が豊富で健康にもいい様々な材料を加え、米粉の形で製造方法を変えた結果、新しい飲料開発に成功しました」と語る。
同院が開発したコメ飲料125mlには、人間の体を構成するタンパク質の構成成分の一つであるアミノ酸が、一般のシッケの24mgよりも3.6倍多い87mg含まれている。
同院は、コメ飲料に加えられたアミノ酸について、体内で合成されず食べ物として摂取しなければならない必須アミノ酸も、一般製品の5mgに比べ2.8倍多い14mgが含まれていると説明する。
同院のイム・ジェウク院長は「コメ飲料への技術支援やモニタリングを着実に行って、品質が一定水準を保てるようにします。刻々と変わっていく消費者の好みに合わせた様々なコメ加工品の開発で、京畿米の消費促進につながるといいですね」と話す。
一方、販売者の㈱セジュンハヌルチョンは海外輸出のほかにも、新学期に合わせて子どもの学校給食としてハヌルチョンシッケを供給する案を推進している。特に、学校給食用は無駄をなくすために従来の200mlから125mlにサイズを小さくして製作された。
ⓒ京畿Gニュース | イム・セジン yh48635@nate.com
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201402041043197055C052&s_code=C052
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