「輝かしい未来に向かって共に前進しよう」

◇キム・ムンス京畿道知事。ⓒ京畿Gニュース

キム・ムンス京畿道知事は2014年（甲午）を迎え、「新年あけましておめでとうございます。 願いが全て叶う一年となることを祈願いたします」と、京畿道民に新年の挨拶を伝えた。

キム知事は挨拶で、「分断の苦痛を最も強いられている京畿道が、統一大韓民国の成長エンジンに躍進できるよう、道民の皆様と共に最善を尽くす」と述べた。

キム知事は、様々な規制の見直しにより若者に好まれる雇用を生み、良い国内外の企業を京畿道に誘致できるよう一層取り組む意志を明らかにした。

京畿道の公務員には「清廉永生」「腐敗即死」の覚悟でクリーンな政治を目指してほしいと呼び掛けた。

キム知事は続いて、京畿道が先頭に立って漢江の奇跡に次ぐ「大同江の奇跡」「鴨緑江と豆満江の奇跡」を起こしていこう、輝かしい未来に向かって共に前進していこうと強調した。

新年のご挨拶（全文）

新年あけましておめでとうございます。
1250万人の京畿道民の皆様！
何卒皆様の願いが全て叶う一年となることを祈願いたします。

2014年は地方選挙によって我が京畿道が新たな道政を始める年です。
民選4、5期の成果を基に、京畿道が一段と飛躍する年になることを願ってやみません。

世界唯一の分断道である我が京畿道は、自治と分権を基に先進統一強国の大韓民国の未来を担っていかなければなりません。

大韓民国が先進統一強国に、京畿道が世界一に輝くためには、必ず統一を成し遂げなければなりません。
京義線と京元線の鉄路を繋いで大陸性を回復し、満州とシベリアを経て中国とロシア、欧州へと伸ばしていく必要があります。
必ず統一を成し遂げ、2400万の北朝鮮住民を飢えと3代世襲独裁、強制収容所や公開処刑など過酷な人権弾圧から救出しなければなりません。

分断の苦痛を最も強いられている京畿道が統一大韓民国の成長エンジンに躍進できるよう、道民の皆様と共に最善を尽くしていく所存です。
私たちの前に置かれた最優先課題は、経済再生と良好な雇用創出です。

京畿道は建国以来最大規模の民間企業投資であるサムスン電子の平澤古徳団地への100兆ウォン投資を引き出し、昨年工事がスタートしました。2006年から継続的に推進してきたSKハイニックスの利川工場増設で15兆ウォン投資も確定しております。

首都圏や水道、農地、軍事での様々な規制を緩和し、若者に好まれる雇用をより多く作っていくことが求められます。
自由と活力を競争力として、より良い国内外の企業を京畿道に誘致できるよう、私自身から一層頑張りたいと思います。

新年も、京畿道がつくった現場本位の福祉ブランド、「ムハンドルボム（無限の支え）」で、辛い思いをされている道民の方々の力になります。

出生率世界最低、世界で最も急速に進む高齢化が、今の大韓民国の未来を危うくしています。
大韓民国の自殺率は世界1位です。
「クムナム安心学校」「子どもを愛する育児の場」など、お母さんたちが安心して子どもを産めるような最高の育児環境づくりに努めてまいります。

365日24時間稼働する119行政で、道民の声にいつでも速やかに応えてまいります。
現場行政と統合行政、スピード行政など、これまで京畿道が推進してきた行政革新を通じ、道民の皆様に仕える道政を根付かせてまいります。

不動産の税収減による財政危機の根本的な原因は、地方選挙だけがあり、地方自治はないことです。
「2割自治」を「4割自治」に、分権と自治を拡大することで、地方により多くの財政と権限が振り向けられなければなりません。
京畿道がこれ以上中央政府の物量中心、画一的、トップダウン型の都市・住宅・不動産政策の実験場になってはなりません。
31の市・郡がそれぞれの特性を活かし、雇用中心、職場と家庭が一致する融・複合都市を目指していくべきです。

道民の皆様！
公務員の皆様！

私たちは不屈の意志で、砂漠もない土で、世界のサボテン輸出シェア1位という奇跡を起こすことができました。
極限な闘争と葛藤が支配する労使文化の中でも、京畿道は労使文化最優秀賞を受賞しました。
「清廉永生」「腐敗即死」の覚悟でクリーンな政治をこれからも目指していかなければなりません。

私たちならできます。
大韓民国と京畿道が積み上げた奇跡の歴史が、私たちの無限の可能性を示しています。
朝鮮半島の千年の歴史の中心、京畿道が先頭に立って、漢江の奇跡に次ぐ「大同江の奇跡」「鴨緑江と豆満江の奇跡」を起こしていこうではありませんか。
統一大韓民国の輝かしい未来に向かって、共に前進してまいりましょう。
道民の皆様！甲午年の新年を力強く迎えましょう。

ありがとうございました。

2014年1月1日
京畿道知事　キム・ムンス

ⓒ京畿Gニュース | パク・クァンシク malbut@kg21.net

http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201312311237557055C048&s_code=C048