金知事「一番文字のハングルがあったからこそ、偉大なる歴史創造」

投稿日d 2013-10-18 ヒット数 446

コンテンツ

ハングルの日の記念式が驪州世宗大王陵で開催

1.jpg イメージです。

◇金文洙京畿道知事が、驪州世宗大王陵に献花・焼香しているⓒ京畿Gニュースユ・ジェフン

2.jpg イメージです。

◇訓民正音の頒布から567周年、ハングルの日を迎えた9日の驪州世宗大王陵(英陵)と世宗路一帯で、ハングルの日の記念式と豊かな文化行事が繰り広げられたⓒ京畿Gニュースユ・ジェフン

今年から法定公休日に再指定された訓民正音の頒布567周年ハングルの日である9日、驪州世宗大王陵(英陵)と世宗路一帯で記念式と文化行事が繰り広げられた。

京畿道と驪州市が主催し、驪州文化院が主管したこの日の行事は、世宗大王陵が無料で開放された中、ハングルの日の記念式に続き、訓民正音の頒布式とハングル衣装ファッションショー、人形劇など様々な文化祭りとして開かれ、23年ぶりに公休日として戻ってきたハングルの日を祝った。

世宗大王陵の丁字閣で午前10時30分に開かれた記念式は、昔宮廷で開かれていた宮廷正楽(伝統楽器での公演)を道立国楽団が落ち着いた様子で演奏し、国の慶事、廟社など祭儀に使われていた宮廷舞踊の宮廷呈才公演が派手に行われながら幕が上がった。

京畿道の金文洙知事を始め、京畿道議会のイム・チェホ副議長、キム・チュンソク驪州市長、学生、一般住民など1千人あまりが参加した中、献花と焼香、訓民正音創製当時の音価を再現した訓民正音序文の奉読、祝詞の朗読、ハングルの日の歌の提唱などの順で約1時間くらい行われた。

3.jpg イメージです。

◇記念の挨拶を述べる金知事ⓒ京畿Gニュースユ・ジェフン

大王殿に献花と焼香を終えた金知事は、「公休日として再び指定された訓民正音頒布567周年を迎え、世宗大王が眠っている英陵で記念式を持つことができ、非常に意義深い。ハングルは世界で最も科学的な文字として、発音記号がなくても読めるし、人の全ての声を文字で表現することができる。世界の3千余りの言語の中で一番」と記念した。

金知事は続いて、「キーボードを簡単に打ち込めるし、簡単にテキストメッセージも送れるハングルは、今日知識情報社会にもっとも適している文字として、ITの発展と韓流拡大の土台である。世界の人たちがハングルを勉強している」とし、「全世界で一番文字であるハングルがあったからこそ、私たちは最も高い識字率と教育率で、偉大なる歴史を創造することができた。ハングルは最も誇らしい文化遺産。さらに発展させて作っていこう」と強調した。

キム・チュンソク驪州市長は、「今年第567周年ハングルの日記念行事は、いつの年よりも意味あいがある」とし、「1469年世宗大王の墓域が廣州大母山からここ英陵へと改葬され、驪州の名称が驪興から驪州へと変わり、朝鮮時代驪州牧へと昇格した」とし、「驪州が市へと昇格された今年のハングルの日は、由緒ある歴史の流れと共に驪州市民として始めての記念式を、王陵の前で持つことができ、意味がある」と話した。

4.jpg イメージです。

◇世宗大王陵を参拝した金知事が、子供たちと一緒に記念撮影をしているⓒ京畿Gニュースユ・ジェフン

今回のハングルの日は、法定公休日として再指定された歴史的な日であるだけに、子供から大人までハングル体験と公演観覧を共にし、ハングルの価値を振り返り、世宗大王のハングル創製の業績を称えた。

記念式が開かれた英陵一円では、小中高生を対象として第16回全国世宗作文大会及び美術大会が開かれた。驪州市内の世宗路14番通りの特設舞台では、この日の午後ハングル愛パフォーマンスと美しいハングルのポエトリーリーディングを始めとして文化行事が行われた。

続いて歴史劇専門俳優、エキストラ、吹打隊などが「訓民正音頒布式」を再演した。全国各大学のファッション関連学科の大学生たちが、ハングルを用いて再創造した71着のハングル衣装を披露する「ハングル衣装」特別ファッションショーとパフォーマンスが繰り広げられた。「ハングルの国で出会った世宗大王」という人形劇も行われ、子供たちにハングル愛のメッセージを伝えた。

5.jpg イメージです。