電気硝子コリア、坡州にガラス基板工場竣工

投稿日d 2013-10-07 ヒット数 480

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  ガラス基板世界市場シェア率3位の日本NEG(日本電機硝子)の韓国法人EGKr(電気硝子コリア)が京畿道坡州市堂洞の外国人投資地域にOLED用ガラス基板の生産施設を竣工した。

  2日午前11時に開催された竣工式には金文洙(キム・ムンス)京畿道知事、権坪五(クォン・ピョンオ)産業通商部貿易投資室長、黄震夏(ファン・ジンファ)国会議員、尹厚徳(ユン・フドク)国会議員、李麟載(イ・インジェ)坡州市長、金光善(キム・グァンソン)道議員、朴賛一(パク・チャニル)坡州市議会議長、NEG本社の井筒雄三会長、有岡雅行社長、EGKrの大石淳社長、LG電子の具本俊(ク・ボンジュン)副会長、LGディスプレイの韓相範(ハン・サンボム)代表理事、崔勝大(チェ・スンデ)都市公社社長、チョン・ドンムン坡州市商工会議所所長など、関係企業および機関の役職員らが参加した。
 
  NEGは2012年5月、京畿道坡州市と5億ドル規模の投資誘致業務協約を締結してから1年4か月ぶりに京畿道坡州市堂洞にある外国人投資地域内の約40,623.4㎡の敷地に、LCD、OLED用ガラス基板生産施設を建てた。 

  NEG社の投資によって、韓国ではアーバンス・トレイト社(京畿)、ショート社(京畿)、コーニング社(忠清)、旭ガラス社(慶北)など、LCDガラス製造の源泉技術を保有する世界5大ディスプレイ企業がすべて入り、今後、技術開発や世界市場シェアも有利な位置を先行獲得するようになったと道は説明した。
  ※ 世界5大企業:コーニング社(1位)、旭グラス社(2位)、NEG(3位)、
アーバンス・トレイト社(4位)、ショート社(5位)

 金文洙京畿道知事はこの日の祝辞で、「優秀な技術を保有する日本企業の誘致により、京畿道北部地域が次世代LCDであるOLEDクラスターに生まれ変わった」とし、「LCDおよびOLED産業のみならず、坡州市の地域経済の発展にも大きく貢献してくれることを望む」と述べた。

  NEGは日本滋賀県に本社を置く世界市場シェア率3位の液晶用ガラス基板の生産専門製造企業で、マレーシア、米国、韓国、台湾、中国、ドイツなどに製造拠点を置き、年間売り上げは約3,382億円(約3兆6千億ウォン)に達する。