金文洙京畿道知事、日本訪問初日に4千万ドルの投資を誘致
投稿日d 2013-07-19 ヒット数 450
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投資誘致のために日本を訪問中の京畿道代表団が訪問初日の17日、2社から総4千万ドル規模の投資を誘致した。
金文洙(キム・ムンス)京畿道知事は17日午後2時30分、日本東京の出光興産本社で出光興産本社の松本佳久副社長と3千万ドル規模の投資協約を結んだ。協約に従って出光は、坡州(パジュ)市の唐洞(ダンドン)にあるこれまでの工場への投資を拡大する。
京畿道投資振興と関係者は、「出光興産は坡州市唐洞の京畿道外国人専用産業団地に入居している企業」だとし、「今回の投資拡大は、次世代有機EL発光材料の需要拡大を念頭に置いて生産能力を増強するため」だと説明した。出光興産は今後、坡州唐洞にR&D施設を設置する方案も検討中である。
出光興産本社の松本佳久副社長はこの日の挨拶で、「2012年の最初の投資協約以後、2回目の協約を結ぶ。去年、完工した坡州工場が今年から量産を始め、需要が増えると予想されるため、投資を決定した」とし、「坡州工場を有機EL事業の主要拠点として考えている。今後も多くの支援を期待する」と述べた。
金文洙知事は、「出光興産本社の増額投資決定に感謝する。出光興産の世界的技術が韓国の産業発展に大きく寄与するものと期待している」とし、「出光興産が今回の機会を通じてさらに大きく発展することを期待し、事業が順調に発展するよう支援する」と述べた。
金文洙知事は続いて午後4時、東京で、日本写真印刷の鈴木順也社長と韓国エスマックのイ・ソンチョル代表、NSテックのリュ・ジホン代表と1千万ドル規模の投資協約を結んだ。
電子機センサーの製造業者であるNSテックは、日本写真印刷が49%、韓国エスマックが51%の持分で投資した合弁会社で、平沢(ピョンテク)の魚淵閑山(オヨンハンサン)産業団地に4月に設立した。日本写真印刷は今後5年間、NSテックに1千万ドルを投資する予定だとし、これによって210人の新規雇用創出効果が予想される。
日本写真印刷社の鈴木順也社長と韓国エスマックのイ・ソンチョル代表、NSテックのリュ・ジホン代表はこの日の挨拶で、スマートフォンのタッチスクリーンの製造分野は発展の可能性が高い分野で、全世界を舞台にして輸出を増やし、雇用の創出をするのが韓国にとって役に立つという考えで、一生懸命にするという覚悟を明らかにした。
金文洙知事は、「NSテックのタッチスクリーンパネル事業が大韓民国全体の経済をひっぱるくらい発展している」とし、「日本写真印刷社の投資にありがたく思っていて、引き続き、発展できるよう積極的に協力する」と述べた。
一方、京畿道代表団は同日夕方6時、東京パレスホテルで日本IT関連協会と産業専門新聞の産業タイムズ関係者を招待し、投資説明会を開いた。
この日の説明会には日本電子回路工業会(JPCA)副会長の山本副会長と岩城慶太郎副会長、日本半導体ベンチャー協会(JASVA)佐藤和樹副会長、産業タイムズ津村明宏編集長を始め、協会と新聞社関係者ら9人が参加した。
日本電子回路工業会は、1962年に設立された日本唯一の電子回路製造業者の団体で、富士通など 381社の加盟企業が参加している。日本半導体ベンチャー協会は2000年に設立された団体で、半導体、ディスプレー関連企業、金融機関、官公署など128の機関と個人が参加している。
産業タイムズは1967年に設立された日本製造業中心専門の産業新聞社で、IT·半導体·ディスプレー·エネルギー·電池など、部品素材関連の新聞5紙30万部余を発行している。京畿道は今年5月、産業タイムズとともに東京で投資説明会を行った。
同日の説明会で金文洙知事と京畿道代表団は、日本電子産業界の動向を聞き、京畿道への投資環境について説明した。
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