金知事、2億4500万ドル投資誘致に成功
(2013.04.22)

[京畿道投資誘致団決算] 4泊5日訪米により1542の雇用創出効果
コストコ社浦升第2産業団地の物流基地及び新世界チェルシーアウトレットの始興を誘致
 

◇ 金文洙知事が今年18日午後、米国ワシントン州イサクア市コストコ(Costco)本社で開かれた投資誘致MOU締結式で、コストコ社のジェフ・ブロットマン会長と歓談をしている ⓒ Gニュースプラス

4泊5日間投資誘致活動を終えて帰国した金文洙京畿道知事が、22日京畿道庁記者クラブを訪ね、訪米の成果を説明した。
 
シアトルなど米西部一円で投資誘致活動を繰り広げた京畿道の代表団は、計2億4500万ドルの投資を誘致し、1542の雇用を創出することになった。
 
特にコストコ社の浦升第2産業団地内の物流基地建設、新世界チェルシーアウトレットの始興店投資誘致は、金知事と京畿道の経済投資室の職員たちが努力した結果と評価される。
 
京畿道投資誘致チームは、コストコ社物流基地誘致のために、敷地物色、韓国物流中小企業の被害有無など問題点を細かく分析し、緻密に投資誘致に臨んだという。
 
新世界チェルシーアウトレットの投資も、近隣施設とのシナジー効果、交通条件、周辺地域の人口規模など立地地域の諸事項をあらかじめ点検し、サイモン社に最適条件を提示したのが奏功したという分析。
 
金知事は、「最初は北朝鮮核問題で心配したが、アメリカの現地起業家の不安は思ったより少なかった」とし、「こんな時こそ、海外投資誘致に注力し、反企業認識や規制問題に積極的に乗り出して、韓国への投資を増やしてからこそ、景気が回復する」と最近の景気不振の解決策を提示した。
 
現在政治圏では景気浮揚のための補正予算が議論されているが、規制問題や反企業認識さえ解決されれば、これより数倍大きい民間投資が行われるという説明。
 
実際に金知事は、最近の華城事業場でのフッ酸流出事故や住民たちの抗議で投資をためらっていたサムスン電子に、半導体工場ライン２つの増設を予定どおり進めるよう、説得したことがある。
 
さらに、米ボーイング社の生産現場を見回り、ワシントン大学「C4C(Center for Commercialization)プログラム」に対する説明を聞きながら、米製造業の状況と産学協力モデルを確認した金知事は、「韓国製造業の競争力はアメリカに全く負けない」とし、「アメリカ側がR&Dを担当し、韓国の中小企業が生産し、内需市場での販売やアメリカへの輸出も積極的に進める」という案も提示した。
 
それに加え、「韓国の濃畜産業の専門家がアメリカに進出するのも一つの方法」であり、「勤勉かつ誠実な韓国技術者の能力を十分発揮すれば、不可能なことはない」とし、新しい雇用創出方策を打ち出した。
 
今後の海外投資誘致と企業支援方向に対し、道の関係者は「企業のニーズに合わせた最適な条件を提示し、合わせ型投資が行われるよう、投資環境を作り上げている必要がある」とし、「韓国企業の海外納品、外国企業の技術協力支援、優秀技術を持つ中小企業に対する総合コンサルティングなど、より体系的な投資誘致と企業支援プログラムとして、さらに発展させていく」と話した。
 

◇ 金知事が22日午後、京畿道庁記者クラブを訪ね、訪米成果に対して説明している ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
 
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