米国・エマソンエレクトリック社 京畿道龍仁に4千万ドルを投資

投稿日d 2013-03-15 ヒット数 391

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竹田デジタルバレーに4千万ドルかけ、R&Dおよび製造工場建設
2016年1月までにR&D分野50人を新規採用予定
造船、発電所、プラントなど、関連事業の発展期待

自動測定、制御装置分野で世界有数の技術力を誇る多国籍企業のエマソンエレクトリックが、京畿道・龍仁(ヨンイン)にある竹田(チュクチョン)デジタルバレーに4千万ドル規模の投資を行なうことが明らかになった。

27日、京畿道は竹田デジタルバレーの多祐(タウ)デジタルスクエアで、米国のエマソンエレクトリックの子会社であるエマソン・プロセスマネジメント(EPM)社と投資協約を締結したと発表した。この日の協約式には、エマソン・プロセスマネジメント韓国支社長のパトリック・デロイター社長と多祐技術の崔憲圭(チェ・ホンギュ)副会長、金学奎(キム・ハッキュ)龍仁市長が参加した。

この協約により、エマソン・プロセスマネジメントは2016年1月までに竹田デジタルバレーの8,115㎡の敷地にR&Dセンターおよび製造工場を建設し、既存の事業所を拡大移転する計画だ。 

今回の投資に伴い、R&D分野における人材50人が新規雇用される予定にあり、造船、発電所、プラントなどの関連産業の発展が期待される見通しだ。

京畿道によると、今回の投資誘致は、租税減免、敷地提供などの財政支援なしに、京畿道の粘り強い呼び掛けによりなされた成果であり、非常に価値ある結果だとのこと。

今回のエマソン・プロセスマネジメントの投資は、2010年10月、米国のLEDプロセス装置メーカー、ビーコ(Veeco)社の1,700万ドルの投資に続く竹田デジタルバレーの2番目の外資系企業誘致となる。京畿道は、今回の投資が、該当地域をITハブとして飛躍させるきっかけとなることを期待している。

ヨ・ジェホン京畿道投資振興課長は、「エマソン・プロセスマネジメントの竹田デジタルバレーでの事業成功のため、出来る限り行政支援を行なっていきたい」と語った。

一方、竹田デジタルバレーは、龍仁市竹田洞山25-2番地一帯の14万2,037㎡に及ぶ産業団地で、(株)多祐技術が2010年に建設、現在は、東部グループや新韓金融、ハンファのデータセンターおよび外資系企業、ビーココリアの研究センターが立ち並んでいる。