金文洙道知事、李外秀氏、青年たちと交流

投稿日d 2013-02-01 ヒット数 416

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金文洙道知事、李外秀氏、青年たちと交流
(2013.01.24)

京畿道、23日、大学生記者団第4期終了式・京清コンサート開催

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◇ 23日午後4時、京畿道文化の殿堂で開催された「京清コンサート」で金知事と作家の李外秀氏が言葉を交わしている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン

金文洙(キム・ムンス)京畿道知事は23日の午後4時、作家の李外秀(イ・ウェス)氏を招待し、京畿道文化の殿堂「アヌッカン(くつろげる)小劇場」で「京清(キョンチョン)コンサート」を開催した。
 
京畿道に住む青年との疎通を目的に行われた今回のコンサートは、京畿道大学生記者団第1~5期、ソーシャルロッカー(楽er、京畿道のSNSサポーターズ)、大学生広告コンテストの歴代受賞者、京畿道次世代委員会など500人余りが参加した。

この日はコンサートに先駆け、京畿道大学生記者団第4期の終了式が行われた。記者団の年間活動報告に続き、四半期別に制作したUCCが上映された。

UCCは事前の予選審査を経て選別された4つの分野のUCCが上映された。この日、交通分課はキム・アラ大学生記者の取材過程を再現したストーリー構成で、大賞を受賞した。金賞は福祉分課、銀賞は経済分課、バランスのとれた発展分課が受賞した。また、奨励賞は自治行政分課とDMZ分課が受賞した。
 
金賞を受賞した福祉分課は「京畿道大学生記者団」を辞典形式に構成、特に、ヒットラー映画を京畿北部のアンバランスな発展に喩えて字幕を入れたバランスの取れた発展分課は、京畿北部の状況と映画の状況が絶妙に一致し、観客を映像の中に引き込んだ。
 
金知事はUCC上映が終わった後の表彰式で「非常に興味深く拝見させていただいた。大学生記者団の皆さんが平素、京畿道の取材や状況についてどのように考え、悩んでいるかが分かった」とし、「京畿道をおもしろく紐解き、新しい目線で表現する大学生記者団に感謝する」と語った。
 
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◇ この日、京畿道大学生記者団第4期終了式でのUCCコンテストで受賞した6つの分課長 ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
 
京畿道大学生記者団の終了式が終わった後、第2部では作家の李外秀氏による「青春腐敗」講演が行われた。この日の講演では作家・李外秀氏の巧みな話術と「鉄カバンプロジェクト」の公演が大反響を呼んだ。「鉄カバンプロジェクト」は歌手の故・イ・ナミ氏の音楽指導を受け、李外秀氏が作詞を手がけたバンドだ。
 
この日の講演で李外秀氏は、青年たちをはじめとする聴衆に「青春腐敗」をテーマにした内容の講演を行い、感動を与えた。彼は、「挫折したとき、人生に苦しんでいるときの“うん、おまえならできる”の友だちの一言がどれだけ自分に勇気をくれ、自分の人生を変えたか分からない」とし、「文字は真実でなければ感動を与えることはできない。頭で考えるのは知性であり、心や体全体で感じるものが感性だ」と語った。

また「人間は誰でも幸せになるために生きている。自殺すらも、死ぬほうが生きているよりも幸せだろうという考えから始まる。しかし、実際に人々は幸せになるための方法を知らない」とし、「幸せには物質と精神の豊かさ、このバランスが欠かせない。お金、名誉、権力に比例するものではない」と強調した。
 
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◇ 作家・李外秀氏の講演に続き、鉄カバンプロジェクトの公演が行われた。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
 
さらに彼は「愛がすべての答えである。愛は好きな対象と性質が一致していくということだ。自分が見てきれいで美しくなければならない」とし、「愛そう。美しいものを見る目は、肉眼で見るものではない。心の目である心眼が開かれなければならない。自分が自分自信をなくすとき、初めて一つになる。そうして山に出会えば山になるし、川に出会えば川になるように、それ自体になり、それと私が一つに合わさっていくのである」と語った。

第3部の「京清コンサート」はイム・ピョンスンGニュースプラスアナウンサーの司会で始まった。コンサートは金文洙京畿道知事と李外秀氏が試練、挑戦、情熱、未来についての話をした後、大学生記者団第4期の7人がパネルメンバーとして参加、質問する方式で行われた。また、事前に配られた色紙に質問を書き、紙飛行機にして飛ばす質疑応答の時間が設けられた。
 
この日、大学生のナム・ヒョングォン氏が飛ばした紙飛行機の質問は「作家の李外秀氏にとって原稿用紙とは?李外秀氏や金知事がこれまで最も後悔したことは?」だった。

これに対し李外秀氏は「私にとって原稿用紙とは森羅万象を映し出す紙の鏡である」と答え、観客を感嘆させた。また、金知事は「これまで最も後悔したことは、学校を卒業しろという母の遺言を24年後にやっと叶えたことを一番後悔している」と語った。

李外秀氏は「私は常に後悔し続けている。文章はいつも満足いくものではない。ことわざが一番うらやましい。作者は不詳だが、長い歳月を生きてきた価値があり、一つ一つにたくさんの意味が込められている。ことわざのような文章を書きたい」と語った。

最後の質問は「もう一度青年に戻るとしたら?」であった。李氏は「今現在が幸せ。絶対に戻りたいとは思わない。もし戻ったとしてもタイムマシーンに乗って帰ってくる」とし、客席の笑いを誘った。金知事は「青年に戻ったら、親孝行をしたい。時間と気持ちを込めて親孝行をしたい。男というものは元々ぶっきらぼうなところが多い。皆さんはもっと両親にやさしく温かく接してあげるといい」と言いながら目頭を熱くした。
 
さらに金知事は「京畿道第4期大学生記者団の皆さん、これまでご苦労さま。良い記事を書いてくれてありがとう。今年から活動を始める第5期の後輩をしっかり指導し、4期、5期共に若さと情熱を満喫しながらがんばってほしい」と締めくくった。
 
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◇ 金文洙京畿道知事と作家の李外秀氏が言葉を交わしている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
 
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◇ 京畿道大学生記者団の第4期生たちが金知事と李外秀氏と一緒に記念撮影をしている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
 
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