博物館、美術館で冬を楽しもう

投稿日d 2013-01-28 ヒット数 406

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博物館、美術館で冬を楽しもう
(2013.01.14)

冬休みシーズン、ユニークで多彩なプログラムが登場
寒い冬、家の中ばかりで過ごしがちな子どもたち。そんな寒い冬でも思いっきり遊べる子どもたちのための素敵な空間がある。京畿道にある博物館や美術館がそれだ。冬休みシーズンを迎えて、博物館や美術館では様々なプログラムをご用意。新しい思い出や貴重な体験の場になることが期待される。
 
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◇アメリカのインディアンが使っていた生活用品やインディアンバスケット ⓒ Gニュースプラス
 
京畿道博物館
 
龍仁市(ヨンインシ)にある京畿道博物館では、広大なアメリカ南西部大陸に土着していたミンブレス(Mimbres)族の生活の様子を伺う特別展、「アメリカンインディアンの生き方と文化:ミンブレス土器とバスケット」が2月24日まで開かれる。

この特別展では、アメリカの南西部地域、ロッキー山脈とグランドキャニオン(Grand Cannon)の美しい景色やミンブレス族が残した土器、精巧で繊細なデザインのインディアンバスケットが展示される。日曜日にはインディアンの生活を楽しくひも解いた映画、『ポカホンタス』も上映される。
 
冬休みの特別プログラムとしては、22日から25日までの4日間、書堂(ソダン、朝鮮王朝時代の私塾)において昔の子供たちがどんな生活をしていたのかを実際に体験してみることのできる「冬冬夏夏(トンドンハハ)」が行われる。
 
ここでは、四字小学を学び科挙試験を受け、首席合格者には御賜花が与えられるなど、昔の様子をそのまま再現した体験プログラムに参加することができる。
 
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◇ 現実では不可能なものを想像力で実現させたナム・ジュン・パイクの「空を飛ぶ…」、その先にはいったい何があるのか、共に考え、工作し、実際に飛ばしてみることができる。ⓒ Gニュースプラス
 
ナムジュンパイクアートセンター

世界的なメディアアーティストであり音楽家、フルクサスの一員であったナム・ジュン・パイク(1932~2006)の誕生80周年を記念する特別展示、「ノスタルジアはフィードバックの自乗」が今月20日まで開催される。
 
ナム・ジュン・パイクが1992年に書いた本のタイトルを元にした展示会で、人間と機械の疎通を象徴する様々なロボットがドラマのような舞台を演出する。特に実際に動くロボットを登場させたパフォーマンス映像は子供たちの想像力を高める良い機会になるだろう。

冬休み特別プログラムとしては、18日まで「空を飛ぶ○○」を実施。美術館の天井にTVモニターを設置し、観客が仰向けに寝ころがって作品を鑑賞できるようにした。また、モニターには魚が自由に泳ぎまわる様子を上映し、現実の不可能を想像力によって実現させたナム・ジュン・パイクの「空を飛ぶ…」、その先の何かを共に考え、工作し、飛ばしてみるという内容構成となっている。
 
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◇ 展示会のポスター ⓒ Gニュースプラス
 
全谷先史博物館
 
3月10日まで全谷(チョンゴク)先史博物館の企画展示室では「全谷先史博物館特別企画展;氷河時代の人々(Man in Ice Age)」が開催される。
 
氷河時代に住んでいた絶滅動物の骨格、シベリアの生活道具だけでなくシャーマン(Shaman)の衣装や武具などが展示される。また、世界的な登山家である、厳弘吉(オム・ホンギル)隊長が直接使った登山用品も展示される予定だ。ヤクート地域から出土した数々の遺物は、極寒の環境で精神的な安息と豊かさを渇望した人間の様子を伺わせるなど、普通では味わえない一風変わった経験が期待できる。
 
冬休みの特別プログラムとしては、「地質探査隊:漢灘江(ハンタンガン)の追跡」を実施。漢灘江(ハンタンガン)と臨津江(イムジンガン)の周辺地域をはじめ、地質学的宝庫である漣川(ヨンチョン)地域を実際のように再現し、岩石や地質をじっくり観察できるようにした。

ⓒ Gニュースプラス | チョン・ギョンナム chun0403@kg21.net
 
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