日の出、日の入「ここが最高」
投稿日d 2013-01-08 ヒット数 512
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日の出、日の入「ここが最高」
(2012.12.18)
京畿観光公社オススメの1月の日の出・日の入スポット
2012年、壬辰年、黒龍の年が過ぎようとしている。振り返れば心残りや悔いが残るものの、2013年、癸巳年、巳年新年に期待膨らむ。
新年早々決意した、輝かしい抱負への心残りが悔やまれる12月。そんな12月になると日の出、日の入が無性に見たくなるのでは?カメラマンにとって、日の出や日の入の光景は、見逃せない魅力的な被写体。日の出、日の入の前後30分は最高の空をカメラに収めることのできる、まさにマジックアワーだと言えよう。
カメラのアングルを合わせてさらに魅力的な日の出・日の入を演出、京畿道の人気スポットをご紹介。
京畿道の日の入スポット
◇ 小さな森の上に広がる夕焼けがやさしく湖に反射する光景は、眩しいほどの美しさを誇る。ⓒ Gニュースプラス 京畿道観光公社提供
仄かなコーヒーの香りに似た旺松湖の落陽
電車や汽車に乗って義王(ウィワン)を通ると小さな湖が現われる。落陽の美しい景色が一望できるスポットとして口コミが広まり、近隣の小さな駐車場では場所取り競争が行なわれるほど。
鳥類科学館の駐車場と目の前の湖沿いの駐車場は、日没を眺めるのに最適な場所。湖の向こう側にある小さな森の上に広がる夕焼けがやさしく湖に反射する光景は、眩しいほどの美しさを誇る。寒い冬、カチカチに凍った湖の上に雪が積もればさらに感動が増す。
湖に生息する何種類もの鳥類や冬の渡り鳥たちの姿を観察しながら、近くでは鳥の鳴き声を聞くこともできる。近隣には義王自然学習公園や鉄道博物館などがあり、日帰り旅行にも最適だ。また、冬になると氷ソリ広場が設けられ、子どもたちの遊び空間としても活用される。
◇ 最近注目を集める西海の日没スポット、炭島港 ⓒ Gニュースプラス 京畿観光公社提供
水面に落ちる紅い夕暮れ、炭島港の誘惑
炭島(タンド)港はここ最近、最も注目を集める西海の日没スポットだ。夕暮れの紅色がより鮮明になる冬になると、感動的なシーンをカメラに収めようと多くのカメラマンたちで賑わいを見せる。日没の写真を撮るための一番の人気スポットは、安山市(アンサンシ)の漁村博物館前の海辺。だだっ広い干潟と3つの大きな風力発電機、ヌエ島と灯台展望台横に広がる美しい夕暮れが芸術品のような美しさを演出する。
日没までに時間に余裕がある時は、海の道に沿って、向かい側のヌエ島まで歩いていくのもいいだろう。冬の干潟や巨大な風力発電機を過ぎるとヌエ島の灯台展望台が現われる。この灯台展望台に上がると、西海岸の日没を海の真ん中で眺めることができ、まるで日没のワンシーンに登場する主役になったような気分が味わえる。
短い落陽の瞬間が残り惜しいなら、空いっぱいに紺色の絨毯を敷き詰めたような日没後の30分間(マジックアワー)を見逃す手はない。遠くに光る済扶島(チェブド)の夜景をカメラで撮ったり、近隣の飲食店の熱々のあさり入りうどんで冷たくなった体を温めるのもいいだろう。
◇ カモメと一緒に西海の水平線へと消えていく落陽のワンシーンを海の真ん中でのんびりと一望することができる。ⓒ Gニュースプラス 京畿観光公社提供
その名に恥じない宮坪の落陽
日没のスポットと言えば最初に思いつくのがここ、華城市(ファソンシ)の宮坪(クンピョン)港だ。華城八景の中でも特に有名な宮坪の落陽を見に訪れる観光客は毎年後を断たない。落陽を眺めるのに一番最適な場所は、防波堤の先に設置された海の釣り場、フィッシングピアーだ。
朝橋に停泊する漁船や天高く飛ぶカモメと一緒に西海へと落ちていく感動的な落陽を海のど真ん中でのんびりと観賞することができる。フィッシングピア─の一番端にある手すりに寄りかかりながら真っ赤な夕陽を見つめる恋人の後ろ姿はまるで映画のワンシーンのよう。駐車場の前の宮坪港にある水産物直販所では、旬のブリや貝類などの新鮮な海産物をお手頃価格で食べることができる。
始興潮路の葦原に落ちる黄金色の日没
古びた倉庫を過ぎ、だだっ広い葦原に設けられた木製のデッキに沿ってひたすら歩く。葦原の間から風が吹き付け、ソワソワと騒がしい音を出す。日没の時間になると、葦原や潮路の上に黄金色に染まった空が現われる。大きな金色の葦原と曲がりくねった水路の上に広がる黄金色の日没はまさに芸術そのもの。
潮路生態系公園は都心に一番近い日没人気スポットの一つ。寒さや風避けのため、温かい服を重ね着したり、おやつや水を準備しておくといいだろう。
◇ 南漢山城の西門近くの城壁から一望できる日没はまさに幻想的 ⓒ Gニュースプラス 京畿道観光公社提供
南漢山城の落陽に一年の名残りを込める!
南漢山城(ナムハンサンソン)は一年の最後を締め括るのに最適な場所。歴史の痛みや韓民族の恨みが残る南漢山城で過ごす、一年最後の落陽は特別な意味がある。山城の西門近くの城壁越しに一望できる日没はまさに幻想的。ほんの瞬間だけだが、静寂が流れるその瞬間は思わずため息が出てしまうほどの美しさ。
◇ 「海を望む庵」から眺める夕暮れ ⓒ Gニュースプラス 京畿観光公社提供
海を望む望海庵からの日没
望海庵(マンヘアム)は「海を望む庵」という意味の洒落た名前の草庵だ。西側に向かって佇んでいるため、夕暮れ時の日没の景色が美しい場所として、安陽(アニャン)八景の第一景に選ばれている。駐車場からしばらく歩いて行くと小さな境内が現われる。山頂の絶壁をうまく使った建物と、広い庭を確保した造りが印象的だ。
一番大きな建物である事務所兼寮舎の石の階段に沿って前方に回ると、安陽市内が一望できるパノラマビューが広がる。境内の裏側の古い古木とその横にきれいに並べられた坪を横目に望海庵の展望台に登る。
展望台からは安陽市内はもちろんのこと、晴れた日には、遠くの西海まで眺めることができ、多くの観光客やカメラマンが日没を見にこの場所を訪れる。日没後、微かに重なる山並みを背景に明るくライトアップされた市内の夜景も美しさでは負けていない。近隣の大林(テリム)大学から望海庵までの登り坂はMTB同好会のアップヒルコースとしても人気だ。
景畿道の日の出スポット
◇ 尋鶴山の頂上に建てられたあずまやから見る日の入。一枚の絵のような感動がある。ⓒ Gニュースプラス 京畿観光公社提供
小さな山に登り、大きな希望を抱く!坡州の尋鶴山
標高194m、山と呼ぶには多少小さいだろう。むしろ丘の方が似合っている、そんな場所。実際に頂上までは20分もあれば余裕で登れるのだが、頂上に登ると、話は変わる。頂上に着いた瞬間、北漢山(プカンサン)や冠岳山(クァナクサン)に引かず劣らずの光景が目の前に広がるのだ。これが、ここ尋鶴山(シムハクサン)の魅力だ。標高500~600m以上の山でしか見られない360°のパノラマビューが思う存分楽しめる。
穏やかな流れの漢江(ハンガン)と臨津江(イムジンガン)が合流する広い河口と渡り鳥が空を舞う風景を見ていると、思わずため息が出るほど。京畿西北部の代表的な日の出ハイキングコースとして脚光を浴びている理由はここにある。
頂上に建てられたあずまやから眺める日の出は、一枚の絵のような美しさを誇る。服の間から入り込んでくる川風も荘厳たる朝焼けの前ではしがないもの。尋鶴山の周辺には、独特な雰囲気の坡州出版団地や坡州英語村、ヘイリ芸術村などがある。
◇ 微かに浮き出る霧の中で迎える恍惚とした日の入は一枚の東洋画を思わせる。ⓒ Gニュースプラス 京畿観光公社提供
感動と希望が入り交じる両水里の日の入
共に感動し、楽しい新年の朝を迎えたいという人にオススメなのが、楊平(ヤンピョン)の両水里(トゥムルモリ)。ここでは「2013年癸巳年新年行事」が開かれる。
楊平郡(ヤンピョングン)楊西面(ヤンソミョン)の住民自治委員会の主管で開催されるこの行事は1月1日の朝6時30分に始まる。党祭とお祝いの言葉で始まり、NANTA(ナンタ)やサムルノリ(韓国の伝統芸能)、両水里合唱団による公演など、賑やかなステージが続く。両水里の日の出を見にきた観光客のために、5千人以上が食べられるお雑煮も準備されている。
微かに浮き出る霧の中で迎える恍惚とした朝焼けの風景は、一枚の東洋画を思わせる。一つに合わさった雄大な川の流れのように2013年は、平穏で光輝く一年であることを願いたい。
◇ 空に手が届きそうな山。その頂上から見る日の入は、言葉では到底言い表せない。ⓒ Gニュースプラス 京畿観光公社提供
空に手が届きそうな山!天摩山
通称、空に手が届きそうな山、天摩山(チョンマサン)。標高812.4mの天摩山から見る壮快な日の出は、忘れられない感動をくれる。夜明けの光がゆっくりと顔を出し始めると、天摩山に続く勇壮な稜線が少しずつ現われ、祝霊山(チュンニョンサン)の重なり合う山並みが広がる。見ているだけで、興奮する雪山、その頂上で迎える日の出は、到底言葉では表せない。静寂な雰囲気の中のほんの数分は、決して忘れられない思い出として胸深くに刻まれることだろう。
◇ 黔丹山の頂上から見る絶景と壮大な朝焼けは、一生忘れられない思い出として大切に刻まれるだろう。ⓒ Gニュースプラス 京畿道観光公社
黔丹山に登り、世界を抱く!
河南市(ハナムシ)の東方にある漢江沿いに佇む黔丹山(コムダンサン)は新年の朝、大勢の人が訪れる場所の一つ。八堂湖(パルタンホ)が真下に広がる黔丹山は、新しい希望ある初日の出を迎えるのに最適な場所。頂上から眺めるパノラマビューと日の出の雄大な光景は美しく、神秘的でもある。
ここは山登りコースとしても申し分ない。広く平坦な頂上に立って360°を見渡すと、北側には礼峯山(イェボンサン)と雲吉山(ウンギルサン)、遠くに祝霊山と鶏冠山(ケグァンサン)が続き、道峰山(トボンサン)と北漢山をはじめ、ソウルを囲む名山と呼ばれる山という山が一望できる。東北側の八堂ダムや両水里の風景、そして有明山(ユミョンサン)や龍門山(ヨンムンサン)も壮大な光景を演出している。
東南側には正岩山(チョンアムサン)と海峡山(へヒョプサン)、そして楊子山(ヤンジャサン)が広がり、これまた息をのむ美しさを誇る。黔丹山頂上からの壮大な景色を見ていると、まるで世界を手にしたような気分に浸れるほど。美しい風景と一緒に、温かい朝の日差しが忘れられない思い出として胸に刻まれるだろう。
◇ 雲の絨毯の隙間から、遠く東の空が紅く染まり、感動的な日の入が始まる。ⓒ Gニュースプラス 京畿観光公社提供
秀岩峰に登り、新年を迎える
修理山(スリサン)は京畿道の3番目の道立公園で、軍浦(グンポ)、安陽、安山に股がる京畿西南部の山だ。平地から突き出るようにそびえ立つ形と美しい山陵が特徴。山本(サンボン)や軍浦側から眺めると山の形が鷲に似ていることから修理山(スリサンの「スリ」は韓国語で鷲を意味する)と呼ばれている。
このうち標高395mの秀岩峰(スアムボン)は谷や稜線が入り組む快適な登山コースとして一年中多くの登山客が訪れる場所。頂上に登ると、西海の仁川(インチョン)や水原(スウォン)まで一望できるほど、視界が開けており、日の出の名所として人気を呼ぶ。雲の絨毯の隙間から朝日が舞い込み、黄色い街灯の光が輝く外郭循環道路に沿って遠く東の空が紅く染まりながら、感動的な日の入が始まる。
ⓒ Gニュースプラスニュース | チョン・ギョンナム chun0403@kg21.net
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