2013年、京畿道のお祭りが注目を浴びる!

投稿日d 2012-12-17 ヒット数 450

コンテンツ

2013年、京畿道のお祭りが注目を浴びる!
(2012.11.28)

道、京畿道の代表的な「10大祭り」を発表
京畿道、地域祭り審議委員会を開き「2013年京畿道10大祭り」を選抜
 
今回選ばれたお祭りは、加平(カピョン)チャラ島国際ジャズフェスティバル、水原(スウォン)華城(ファソン)文化祭、利川(イチョン)米文化祭り、漣川(ヨンチョン)全谷里(チョンゴクリ)旧石器祭り、安山(アンサン)国際ストリート劇フェスティバル、坡州(パジュ)長湍(チャンダン)豆祭り、果川(クァチョン)フェスティバル、坡州(パジュ)ブックソリフェスティバル、始興(シフン)潮路祭り、楊平(ヤンピョン)山菜韓牛祭りなど。
 
専門家で編成された地域祭り審議委員会は、16の市・郡で行なわれている20種類の地域祭りに対し、お祭りの特性やコンテンツ、運営内容、発展の可能性、成果など、4つの基準を基に評価、このうちトップ10を10大祭りとした。
 
道の関係者は「お祭りの観覧客数などの単純な指標だけでなく、祝祭の特性や魅力など、差別化された可能性に注目した」とし、「京畿道のお祭りがより良いお祭りとなるよう、多方面からの支援で多くの観光客を誘致し、地域経済の活性化に貢献していければ」と語った。
 
一方、道は今回選ばれた10大祭りに対するコンサルティングを通して、内容を補強、広報を支援するなど、競争力のあるお祭りへと発展させていく方針だ。
 
果川フェスティバル
「果川フェスティバル」は果川市で毎年9月に開催される公演芸術祭である。野外劇を中心とした国際的なフェスティバルで、演劇・舞踊・音楽などの様々なジャンルの公演芸術をまとめた複合公演芸術祭として脚光を浴びている。
 
フェスティバルは国内外から参加した劇団による公演や企画公演など毎日7~8個の公演が行なわれ、会場を賑わせる。特に、海外の劇団による公演は、世界各国の野外劇に接せられる良い機会となる。また、いくつかの公演を除いて全て無料で観覧することができ、野外で家族と一緒に公演を楽しむことができる。
 
フェスティバルは京畿道果川市果川市民会館野外公演会場などで開催され、期間は毎年9月中旬ごろに始まり、4~5日間行なわれる。
 
1.jpg イメージです。
◇ 果川市の「果川フェスティバル」ⓒ Gニュースプラス

坡州長湍豆祭り
坡州市の臨津閣(イムジンガク)広場で毎年11月に開催される「長湍豆祭り」はおいしい長湍豆を広く知らせ、地元農業の競争力向上を目的に始まった。
 
坡州市の代表的なお祭りである「長湍豆祭り」は、アルコンマダン、タルコンマダン、ノルコンマダン、オウルマダンなどの催し物が見どころ。イベントの名前をこのように付けたのは、ハングルならではの温かみや親しみやすさを表現するためだそうだ。
 
アルコンマダンでは、豆の展示館、豆加工食品展などを通して、長湍豆についての情報を詳しく提示。タルコンマダンには、長湍豆で作った各種食べ物を提供する長湍豆専門の料理店や坡州市の郷土料理店などが立ち並ぶ。ノルコンマダンでは観光客に人気の体験イベント、麹づくりや豆の脱穀、豆乳づくり、焼き豆の試食などが行なわれる。
 
坡州農産物を販売する農特産品販売所も見逃せない。お祭り期間中は、長湍豆をはじめとした様々な農水産品を安価に購入することができる。
 
1-2.jpg イメージです。
◇ 坡州市「長湍豆祭り」ⓒ Gニュースプラス
 
坡州ブックソリフェスティバル
2011年から坡州出版都市は本を作る場所から本の文化を享有する場所への変化を模索するため、「ブックストリート」を建設、その結果、1年後には42ヶ所の書店が坡州市にオープンするまでとなった。
 
「坡州ブックソリ」は国際的な出版のメッカを目指す坡州出版都市で開かれるアジア最大のブックフェスティバルだ。2011年の秋から坡州ブックソリは出版都市内にある100社以上の出版会社と国内有数の出版・読書・教育・文化機関との共同でさらに格調高い知識祭としてのプログラム構成に努めている。今年は9月15日から23日までの9日間開催せれた。
 
今回のフェスティバルはアジアやヨーロッパ地域の出版界関係者らが参加する国際的な行事として開催された。韓流の土台ともいえる誇り高き文化遺産「ハングル」の歴史とその流れを伺う「ハングルナドゥリ展:生活の中のハングル」や開花期から現在に至るまでの韓国雑誌史を明快に提示した特別展などが開かれた。また、韓国内外の知識人が参加するシンポジウムや各種講座、講演会などが坡州出版都市の随所で行なわれた。
 
坡州ブックソリは出版都市内の出版社らが主体となり、参加者らと一緒に文化を作り上げていくというのが大きな特徴だ。出版会社の社屋や書店で、本の著者や作家らによる講演が行なわれたり、著者との会話、ワークショップなどの多彩な催し物も並行された。
 
1-3.jpg イメージです。
◇ 坡州市の「ブックソリフェスティバル」ⓒ Gニュースプラス
 
安山国際ストリート劇フェスティバル
ストリートを舞台に、日常のカタルシスを提示する「国際ストリート劇フェスティバル」が毎年5月、世界中の出演者らが集まる中、安山市安山25時広場一帯で開催される。ストリート劇は場所の制約を受けずに行なわれるサーカスやマイム、ジャグリングなどのパフォーマンスを意味する。

ストリート劇フェスティバルの参加人数は毎年増加しており、今年の5月には、会場一帯が参加者と観客の人波でごった返すほどだった。関係者らは、若者たちの祭り文化としてさらに脚光を浴びていくことと期待している。
 
1-4.jpg イメージです。
◇ 安山市「国際ストリート劇フェスティバル」ⓒ Gニュースプラス
 
川全谷里旧石器祭り
漣川郡が誇る「全谷里旧石器祭り」は世界の先史文化を体験し、楽しく学ぶことのできるお祭りだ。先史体験国際交流展や全谷里考古学アカデミー、旧石器人たちの生活をリアルに再現した旧石器パフォーマンス、先史バーベキューなどの歴史体験や漣川の文化を楽しむ農耕生活文化体験、漣川農特産品販売所など、家族連れの観光客に最適な体験プログラムが充実している。
 
お祭りは毎年5月、京畿漣川郡全谷先史遺跡地一帯で開かれる。
 
1-5.jpg イメージです。
◇ 漣川郡「全谷里旧石器祭り」ⓒ Gニュースプラス
 
利川米文化祭り
米文化祭りは利川の代表的な特産品である利川米を広く知ってもらおうと、毎年収穫期に合わせて開催されるお祭りだ。
お祭りでは藁むしろづくり、縄結び、わらじづくりなどの伝統文化を体験することができる。また、農耕広場、童話広場、豊作広場、遊び広場、祈願広場、ライスカフェ、新米販売所、飲み屋などのテーマ別広場が設置される。
 
さらに、感謝祭、藁工芸体験、お米料理コンテスト、俵担ぎ大会など、多彩なイベントが目白押しなほか、伝統式脱穀体験や藁編みなど、伝統的な農耕文化が再現される。家庭用精米機を使って会場で玄米を搗精して販売したり、その年に収穫した新米で炊いたご飯の試食も行なっている。

1-6.jpg イメージです。
◇ 利川「米文化祭り」ⓒ Gニュースプラス
 
始興潮路祭り
潮路は海水が出入りするくねくねした水路を意味する言葉だ。始興にある潮路は内陸の奥まで潮汐の影響を受ける内湾感潮区域で、七面草やマツナ、アッケシソウ、アイアシ、シオマネキ、アシハラガニなどの珍しい動植物が生息している。
 
ここでは、夏や冬になると、たくさんの生物を観測することができる。このお祭りは毎年9月、京畿道始興市の潮路生態系公園一帯で開催される。
 
1-7.jpg イメージです。
◇ 始興「潮路祭り」ⓒ Gニュースプラス
 
加平チャラ島国際ジャズフェスティバル
京畿道加平郡チャラ島で毎年10月に開催される国際ジャズフェスティバル。毎年10万人以上の観客が訪れるミュージックフェスティバルで、世界的なミュージシャンたちのステージを観ることができ、ジャズファンたちから好評を呼んでいる。加平郡チャラ島で毎年10月に開催される。
 
1-8.jpg イメージです。
◇ 加平「チャラ島ジャズフェスティバル」ⓒ Gニュースプラス
 
水原華城文化祭
毎年10月、水原市民の日を前後にして開催される水原の最も代表的な文化祭だ。水原華城文化祭は朝鮮王朝22代目の正祖大王の孝心と改革精神を敬い、華城を舞台に制作された。
 
お祭りは、正祖時代の宮中や庶民の生活を再現、家族連れにぴったりの体験イベントや正祖大王を迎える祝賀行事など、各種見どころやグルメが充実している。水原市水原華城一帯で行なわれる。
 
1-9.jpg イメージです。
◇ 水原市「華城文化祭」ⓒ Gニュースプラス
 
楊平山菜韓牛祭り
毎年5月に4~5日間開催される「楊平山菜韓牛祭り」は龍門山(ヨンムンサン)観光地、龍門駅一帯、楊平ナルケ祝祭公園などで開かれる。お祭り期間中は山菜や韓牛の販売、農特産品の販売、体験および文化公演、展示会、ワールドDJフェスティバルなどが行なわれる。
 
1-10.jpg イメージです。
◇ 楊平「山菜韓牛祭り」ⓒ Gニュースプラス
 
ⓒ Gニュースプラスニュース | イム・セジン sejeenee@kg21.net
 
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201211280950267055C049&s_code=C049