キム知事、ロシア州政府・国営企業とMOU締結

投稿日d 2012-11-27 ヒット数 356

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聯合ニュースによると、

経済協力投資団とともに京畿道を訪問しているキム・ムンス知事は26日午前9時(現地時間)、スベルドロフスク州のエカテリンブルクに所在した州庁舎でデニス州首相と「京畿道-スベルドロフスク州の友好協力に関するMOU」を締結した。

同協約に基づき、京畿道とスベルドロフスク州は経済通商、科学技術、文化分野の交流に積極的に協力することを約束した。

ウラル山脈の東南部にある、440万人の人口を抱えるスベルドロフスク州は韓国の倍に及ぶ面積(19万4300㎢)を有しており、ロシアの83地域の中で7番目に優れた投資環境を誇る地域。

キム知事は同日、ロシア国営企業のVSMPO-A VISMA社の理事、国内企業のユルチョンの代表理事と3者間で「ロシア先端技術の共同投資誘致に関するMOU」も締結した。

同協約により、A VISMA社はチタニウム分野の先端技術を提供し、ユルチョンは生産と商品化の能力を基にし、来年中に両社が1千万ドルずつ投資を行い、平澤浦升産業団地の3万3千㎡の土地に鋼管製造施設の建設工事を開始する予定。

A VISMA-ユルチョンの協約締結は、ロシア国営企業の先端技術と韓国中小企業のマーケティング及び製造能力が結びついた初ケースとなる。

両社は共同会社を設立し、原子力発電所、石油化学プラント、自動車軽量化チタニウム素材など完成品の開発と生産に取り組む計画。

VSMPO-A VISMA社は世界チタニウム市場の4割を占めている企業で、エアバスやボーイングなど航空機製造メーカーやGE,ロールスロイスなど48カ国の300社に輸出している。

キム知事は協約書に署名後、「新興国ロシアのコア技術を積極的に活用し、道内中小企業が世界進出を果たす契機になるよう積極的に支援していく」と話した。

また、キム知事はエカテリンブルクに位置したウラル連邦大学の会議室で同大学の副総長、韓国産業技術大学の総長、シングァンテク社の代表、ネオコンテンツ社の副社長と5者間で「ウラル連邦大学との技術協力に関するMOU」を締結した。

同協約を契機に、ウラル連邦大学が保有している優れたコア技術の中で埋もれていた技術を商品化の能力が優れた道内企業に移転し、共同で商用化を推進する「Win-Win戦略」が推進される。

特に、産業技術大学を通じてウラル工科大学が持つ先端コア技術を導入・活用する。

ウラル連邦大学はロシアの国家基礎科学を育成するためにウラル工科大学と一般大学を統合して設立された連邦大学で、機械やIT、ナノ、化学分野におけるグローバルなコア技術を保有している。

さらに、キム知事は同日にスベルドロフスク州庁舎でウラル地域の企業と道内企業間の共同投資に向けた投資説明会を行い、本格的な京畿道セールズに乗り出した。

キム知事を団長とする京畿道経済協力投資団は27日にカタールのドーハに移動し、投資誘致説明会を開催する計画。 

原文記事

出所:聯合ニュース(2012.10.27)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。