海外新興市場、ロシアへの進出
投稿日d 2012-11-07 ヒット数 338
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海外新興市場、ロシアへの進出
(2012.10.22)
金文洙知事など経済協力代表団、今月23日から29日までロシアとカタールを訪問
◇ 金文洙知事を団長とする京畿道海外新興国家経済協力代表団が今月23日から29日まで、5泊7日の日程でロシアのモスクワとエカテリンブルク、カタールのドーハを訪問する。 ⓒ Gニュースプラス
京畿道が道内の中小企業の販路を模索するため、ロシアやカタールなどの新興国家に経済協力代表団を派遣する。
金文洙(キム・ムンス)知事を団長とする今回の新興国家経済協力代表団は今月23日から29日まで、5泊7日の日程でロシアのモスクワとエカテリンブルク、カタールのドーハを訪問する予定だ。
道内の中小企業9社、エネルギー管理公団、韓国産業技術大学、ウリィ銀行などが今回の代表団に含まれており、京畿道と一緒に投資誘致および海外交流活動を展開する。
道経済協力代表団の海外新興国家への訪問は、アメリカやヨーロッパ発の世界経済危機の影響に苦しむ道内の中小企業の新しい販路を模索するために計画された。優秀な技術や地下資源、投資資金を持つロシアのほか、中東地域の経済中心地、カタールを目的地に定めた。
今回の訪問で、道の代表団は投資誘致1件、技術投資協力2件、経済協力1件、経済友好協力1件などの協約を締結し、投資環境説明会を2回開催する。
まず23日~27日に予定されているロシア訪問で、道の代表団は名門バウマン工科大学(モスクワ)、ウラル連邦大学(エカテリンブルク)などの2ヶ所と技術投資協力協約を結ぶ。これを基に、ロシアの核心技術を有する有名大学と技術常用化の推進を希望する道内の中小企業間の技術移転を活性化していく計画だ。
また、ロシアの電子入札機関5ヶ所のうち、最も取引量の多いUEMP(ロシア電子調達機関)と経済協力MOUを結び、道内中小企業のロシア調達市場進出を支援する。
スベルドロフスク州政府とは産業・大学間の技術交流のための経済友好協力MOUを締結する予定だ。スベルドロフスク州はロシアの4大州のうちの一つで自国の鉄金属産業の42%を占有している。
特に、今回の訪問で京畿道は、始興市(シフンシ)にある鉄パイプ製造メーカーのユルチョン、チタニウムパイプの製造技術を保有するアビスマと1千万ドル規模の技術合作投資誘致MOUを提携する予定だ。ロシアの国営企業が韓国内に投資するのはこれが初めて。
アビスマは世界中のチタニウムの42%を生産する企業だ。チタニウムは飛行機、各種エンジン、原子力発電所などに使われている必須金属材料の一つだ。
今回のMOUにより、アビスマはチタニウム技術が駆使された資材をユルチョンに供給し、ユルチョンはこれを加工、韓国国内外に供給する。この2社の技術合作製造施設は、平澤(ピョンテク)浦升(ポスン)外国人専用賃貸団地に入居する予定だ。京畿道は施設の敷地と行政的・財政的各種インセンティブを提供していく方針だ。
その後カタールのドーハに移動し、食料安保事業進出のための共同研究説明会を行う。カタールへの訪問は、京畿道農業技術院が推進してきた植物工場プロジェクトに関心を示した「カタール食料安保増進機構(QNFST)」の招待によるものだ。QNFSPは食料の自給自足のための政策開発と新再生可能エネルギーの農業利用などを目的に設立された皇太子直属の政府機関である。
説明会ではカタール側の要請に従い、道農技院が新再生可能エネルギー技術とIT技術を結合・開発した24時間植物栽培システムに関する共同研究協力案について論議を行う。
金文洙知事は「これまで我々は先進国中心の経済協力に重点を置いてきたが、世界的な金融危機を機に、ロシアや中東などの新興国家への経済協力推進を本格化させていくべきだ」とし、「今回の訪問を通して、京畿道が準備してきた新興国家への新しい経済協力対策を提示していきたい」と述べた。
ⓒ Gニュースプラスニュース | ナム・ギョンウ echo2008f@gg.go.kr
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201210221319517055C052&s_code=C052
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