途中入国子女のための韓国生活への適用サポート
投稿日d 2012-10-31 ヒット数 423
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途中入国子女のための韓国生活への適用サポート
(2012.10.17)
京畿道、多文化青少年の韓国生活適応のためのオンライン教育開設
◇ 多文化e-ペウムトホームラーンのホームページ ⓒ Gニュースプラス
京畿道女性能力開発センターが多文化家庭のために運営する無料オンライン教育サイト「多文化e‐ペウムト(学びの庭)・ホームラーン(http://rainbow.homelearn.go.kr)」が途中入国した多文化家庭子女の初期韓国生活への適応をサポートするための無料オンライン教育課程を開設し、17日から試運転を始める予定だ。
途中入国子女とは、外国で生まれ育ち、両親の再婚や就職など、身分上の変化により両親について同伴入国した国際結婚・再婚家庭の子女および外国人労働者家庭の子女を指す。
今回開設された「多文化青少年の韓国生活適応」過程は、センターが独自に開発したコンテンツだ。韓国への移住を準備していたり、移住したばかりの多文化青少年に韓国生活で知っておくべき点や学校への入学、初等・中・高校別の学校生活案内、関連青少年機関、将来の夢や進路などに関する様々な情報を提供する。
特に、途中入国した青少年の80%以上が朝鮮族、中国人、ベトナム人であることを考慮し、学習過程も韓国語、中国語、ベトナム語の3ヶ国語で制作するなど、言葉の問題で学習できないということがないよう工夫されている。
◇ 韓国語がまったくできない子どもたちのための中国語ホームページおよびコンテンツⓒ Gニュースプラス
「多文化e-ペウムト・ホームラーン」は多文化家族のための無料オンライン教育サイトで、昨年9月の開設から、毎月1千人以上がアクセスし、韓国語教育や韓国生活への適応に必要な各種情報を取得している。
サイトは、インターネット初心者のために、別途のログインや会員入会の手続きなしでも学習が受けられるよう受講手続きが非常に簡素化されているほか、韓国語がまったくできない子どもたちのために、ホームページやコンテンツも7ヶ国語(中国語、モンゴル語、タイ語、ベトナム語、日本語、英語、韓国語)で対応できるようになっている。
さらに、言語(中国語、ベトナム語、タイ語、日本語、英語)別の通訳士を常時待機させ、利用者からのホームラーンに関する問い合わせ(☏1600-0999)に対応できるよう、通訳ボランティアシステム(www.bbbkorea.org)や業務連携システムを構築している。なお、京畿道多文化家族課との業務提携を通して教育コンテンツの言語別監修・校正などのサポートを受けている。
多文化e-ペウムト・ホームラーン運営センターのチョ・ジョンア所長は「情緒的・心理的に不安定で敏感な青少年期に途中入国してきた子どもたちは、韓国に定着する過程で様々な葛藤や問題に直面している」とし、「彼らが韓国にきちんと定着していくためには韓国生活への初期適応が非常に重要になってくる」と語った。
一方、女性能力開発センターは今年5月、世界最大規模の国際イーラーニング・インパクト・アワード((IMS Learning Impact Award 2012)で大賞を受賞、2005年、女性公共学習ポータルであるオンライン経歴開発センター「クムナルゲ(夢の翼)」で 韓国で初めてe‐ラーニングサービスを開始して以来、2010年「生涯学習e‐ペウムト・ホームラーン」、2011年「多文化e-ペウムト・ホームラーン」をそれぞれ開設するなど、オンライン教育コンテンツの開発と運営に専門的に取り組み、毎年30万人を超える学生を輩出している。
ⓒ Gニュースプラスニュース | チョン・ギョンナム chun0403@kg21.net
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201210171255227055C049&s_code=C049
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