第2展示場の新設でキンテックス雄飛
投稿日d 2012-10-17 ヒット数 343
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第2展示場の新設でキンテックス雄飛
(2012.09.28)
昨年1年間国際行事を矢継ぎ早に誘致…経済的波及効果推定1兆596億ウォン
◇ キンテックス第2展示館全景 ⓒ Gニュースプラス
国内最大の展示コンベンションセンターであるキンテックス(KINTEX)が28日第2展示場建設1周年を迎えた。
第2展示場の建設により、キンテックスは展示面積を10万㎡以上確保、名実共に国際的規模の展示インフラを構築し、国内展示産業の大型化、国際化に貢献している。
昨年1年間、キンテックス展示場は、韓国産業大展、国際工作機械展、国際食品産業大展など、全館使用(10ホール、10万8千㎡)の超大型展示会の開催をはじめ、「GASTECH2,014」、「ロータリーインターナショナル2,016」などの大規模国際行事誘致に成功、展示コンベンション産業のグローバル競争力を一層高めた。
この過程でキンテックスは、生産誘発効果3,148億ウォン、所得誘発効果1,351億ウォン、付加価値創出効果2,850億ウォンなど総額1兆596億ウォンに達する経済波及効果とともに、1万7713人の雇用創出効果を上げたと推定される。道は今後、建設5年目には約2兆ウォン余りの経済的波及効果があるものと見込んでいる。
展示コンベンション産業の大型化・国際化に貢献
キンテックスは第2展示場建設1周年を迎え、展示コンベンション産業の大型化と国際化に貢献、大きな経済波及効果をおさめた。第2展示場の建設でキンテックスは87件の展示会を開催し、前年対比43%の増加を達成した。
展示面積の増加とともに、行事規模も自然と大きくなった。今年4月に開かれた2012ソウル国際工作機械展(SIMTOS)は史上初の10万㎡規模の展示面積が使用された。34ヶ国762社が参加し、総勢10万8千人余りのバイヤー(海外バイヤー5143人を含む)が訪れた。
ソウル国際工作機械展は今年の行事開催を機に、日本の代表的な工作機械見本市のジムトフ(JIMTOF)を抜き、ドイツ(EMO)、中国(CIMT)、米国(IMT)に続く世界4大工作機械生産・製造技術展示会としての地位を確立した。
今年5月に開かれた2012ソウル国際食品産業大展も展示面積を5万4千㎡から8万㎡へと拡大させた。この行事もまた、43ヶ国1,160社4万2千人余りのバイヤー(海外バイヤー3,288人を含む)が訪れ、アジア3大食品産業展示会として脚光を浴びるようになった。
来年3月に開催予定の2013ソウルモーターショーも前回より二倍増えた10万2,431㎡規模で開かれる予定であり、キンテックス第2展示場の建設にともなう大型化、国際化は今後もさらに増えていく見通しだ。
◇ 来年3月、キンテックス第2展示館で「2013ソウルモーターショー」が開かれる。ⓒ Gニュースプラス
大規模国際行事も続々と誘致
キンテックス第2展示場建設以後の最も際立った成果は大規模な国際会議や行事の誘致実績である。
今年キンテックスは、前年対比24%増の計21件、参加人数7万人余り(外国人2万人を含む)に達する大規模国際会議と行事の誘致に成功した。
今年6月には海外訪問客約2万9千人を含む計5万6千人余りが参加する「ロータリーインターナショナル2016国際大会(Rotary International 2016)」の開催を決めた。これは直接消費効果だけで800億ウォン、生産誘発効果は1,400億ウォンに達する超大型国際行事だ。
続いて8月にはガス・エネルギー分野の世界3大国際展示コンベンション行事の第27回国際ガス展示会(GASTECH 2014)を米国、ブラジルなどとの競合の末、誘致した。
「ガステック2014」は世界的にも影響力のある各国のエネルギー分野の長・次官級幹部、大型エネルギー企業関係者など1万5千人以上が参加する行事で、ガス・エネルギー産業の波及効果60億ドル、直接支出効果1千億ウォンなどの経済的波及効果が期待される。
国際展示会場への飛躍
キンテックス第2展示場の建設は、国内展示コンベンション産業の一大転換をもたらした。
世界舞台での中国の急速な成長と熾烈な国家間競争のさなかで、キンテックスが10万㎡以上の展示場と10万㎡級以上の産業展示会を多数保有する国家の代表展示場として脚光を浴びるようになり、名実共に国際展示会場へ飛躍を遂げたとのこと。
さらに、全国最大規模の会議面積(1万3,303㎡)とオフィス棟(14階、2万1,474㎡)および超大型駐車施設(4,260台)を稼動し、展示や会議、各種業務などを複合的に管理することができる展示コンベンションクラスター形成の基盤を築いた。
京畿道の関係者は「キンテックス第2展示場の建設以降、大型展示会開催と国際的なメガイベントの誘致成功など、注目すべき成果が多かった」とし、「仁川国際空港に近い地理的な立地の優位性を基に無限の可能性を持つ国際展示場としてより一層発展させていきたい」と語った。
ⓒ Gニュースプラス | ノ・ギョンヒ khrohh@kg21.net
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