DMZ60年・・・世界にアピール

投稿日d 2012-10-08 ヒット数 353

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DMZ60年・・・世界にアピール
(2012.09.25)

25師団、国師峰大隊で現場での実・局長会議を開き、道-軍相互協力に合意
 
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◇ 25日午前、坡州市第25師団国師峰大隊国師峰兵営図書館で金文洙京畿道知事の主催による現場での実・局長会議が行なわれた。ⓒ Gニュースプラス ユ・ジェフン
 
京畿道は、2013年のDMZ設置60周年記念に伴い、60年事業推進団を編成し、DMZの世界化、平和統一祈願文化芸術イベントの開催、安保観光資源化事業などを推進していく計画であると発表した。また、京畿道と軍は、緊密な相互協力で各種事業を進めていくことに合意した。

道は25日午前、坡州市(パジュシ)にある第25師団国師峰大隊国師峰兵営図書館で金文洙(キム・ムンス)京畿道知事、金聖烈(キム・ソンニョル)行政1副知事、崔勝大(チェ・スンデ)行政2副知事、金容三(キム・ヨンサム)報道館、金光善(キム・グァンソン)道議員、趙淸植(チョ・チョンシク)坡州市副市長、ピョン・ジェソン25師団長、キム・ジョンス3軍司令部計画編成課長、ナ・イクソン25師団70連帯長、軍将兵ならびに地元住民ら70名が参加する中、現場での実・局長会議を開き、軍関連の協力事業を点検、今後の課題について協議した。
 
この場で道は今年10月のDMZ60周年事業推進団を編成し、事業予算として182億ウォンを確保、4つの分野で23の事業を推進していく計画であると説明した。
 
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◇ 金文洙知事が国師峰大隊の兵営図書館に図書1千冊を寄贈した後、記念撮影を行なっている。ⓒ Gニュースプラス ユ・ジェフン
 
詳細な事業内容としては、△DMZ国際学術シンポジウムの開催、ユネスコ生物圏保全地域の指定などDMZの世界化に関する7つの事業に26億ウォン、△臨津閣(イムジンガク)の統合ヌリ開発、都羅(トラ)展望台の移転新築など、DMZ一帯の安保観光資源化事業など、9つの事業に125億4千万ウォン、△南北交流協力基金を活用したDMZ南北合同調査、臨津閣~開城(ケソン)間の平和統一マラソン開催など3つの事業、△DMZ平和コンサート、フェンスを活用した芸術作品の展示会など4つの事業に30億7千万ウォンが投入される。
 
京畿道の関係者は「関連部署や機関ごとにそれぞれ別々に行なってきたDMZ関連の事業を再整備するため、このような事業構想をまとめるに至った」とし、「年間600万人以上が訪問するDMZを効率的に管理、開発していける枠組みの形成に向けた第一歩となれば」と述べた。
 
この他にも△軍兵営施設を活用した滞在宿泊型安保観光プログラムの開発、△坡州統一村、ヘマル村など、民北村を活用した営農体験活動の許容、△外国人観光客滞在型プログラムの開発などを提案し、軍の兵営施設および未使用軍事施設を活用した安保体験プログラム開発への協力と民北地域の宿泊および出入り制限緩和のための合同民北地域民事活動規定改正を軍に要請した。
 
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◇ 金文洙知事と25師団の将兵らが記念撮影を行なっている。ⓒ Gニュースプラス ユ・ジェフン
 
また道は、現役や職業軍人とその家族を対象にした各種プログラムを通した専門職業能力教育を支援することにした。
 
現在京畿道は、兵営内の生涯学習文化の拡大促進のため、高校を出ていない将兵を対象にした高認取得のための塾を運営しており、19ヶ所の部隊で2200人がこれに参加、人文学の講義とライフコーチに関する講義を行なっている。軍隊を出た後も、すぐに職に着けるよう、コンピューター設計や電気工事などの資格取得課程や忠孝教育指導者、心理カウンセラーの育成課程なども実施されている。
 
さらに、部隊内の兵営図書館を5ヶ所以上に増やし、軍人の家族のための官舎内の小さな図書館を設立、巡回読書プログラム「ブックバス」なども新設していく予定だ。
 
特にこの日の会議場所であった国師峰兵営図書館は、2011年2月に道費2億5千万ウォンと市費2億5千万ウォンなど合わせて5億ウォン余りを掛けて建設され、3700冊の書籍を保有、利用者らから好評を集めている。金知事は実・局長会議を始める前に1千冊の本をこの図書館に寄贈した。

この日の会議では、参席した軍人たちも積極的に意見を述べた。本部中隊のキム・ファニョン二等兵は「大学で映画を勉強している。図書館で本を読んだり、最新映画を見ることができ、大いに助かっている」と述べた。また、チョンフンテ一等兵も「軍で開かれた読書討論会に参加し、意見を述べることで、自信を持つことができた」とし、「社会に出て就職する時に非常に役に立つのでは」と語った。
 
金文洙知事はこの場で「道と軍のコミュニケーションと相互協力がうまくいけば、京畿道が発展し、道民が安全で幸せな生活を送ることができるようになる」とし、「お互いのサポート要請が随時行なわれるようになれば、問題をよりスピーディーに解決することができるだろう」と述べた。
 
一方、会議が終わった後、金知事と関係者らは、秋夕を前に積城(チョクソン)5日市を訪問し、商人や地元住民の声に耳を傾け、物価の状況を点検した。
 
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◇ 金文洙知事と関係者らが積城5日市を訪問し、住民らにあいさつしている。ⓒ Gニュースプラス ユ・ジェフン
 
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◇ 金知事が積城5日市で住民と会話している様子。ⓒ Gニュースプラス ユ・ジェフン

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