「24時間保育園、世界初」

投稿日d 2012-07-02 ヒット数 390

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「24時間保育園、世界初」
(2012.06.21)

京畿道、半月産業団地に365日フル稼働の公立保育園設立決定

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◇ 21日、安山スマートハブ公立保育園の設立協約式で記念撮影を行なっている金文洙知事と関係者ら。ⓒ Gニュースプラス ユ・ジェフン

来年2月、京畿道に全国で初めて「24時間公立保育園」がオープンする。

京畿道半月(パノル)産業団地の労働者のために設立される「24時間公立保育園」は365日、24時間、休むことなく子供たちを保育するため、フル稼働する革新型保育園だ。

金文洙(キム・ムンス)京畿道知事と金哲玟(キム・チョルミン)安山市長、金京洙(キム・ギョンス)韓国産業団地公団理事長は21日、韓国産業団地公団京畿地方本部で産業団地労働者のための安山スマートハブ公立保育園の設立協約を結び、相互協力していくことに合意した。

これにより、韓国産業団地公団は半月産業団地内にある檀園区元時洞773-18番地一帯の900㎡の敷地を保育園建設敷地として無償賃貸し、京畿道と安山市はそれぞれ5億ウォンずつ、計10億の建設費用および活性化のための行政・財政的支援を行なうこととなった。

公立保育園は2階建て、定員98人の大きさの保育園で、今年10月に工事が始まる予定。京畿道は2013年3月オープン予定の保育園が産業団地の労働者の保育負担を減らし、少子化問題の解消に大きく貢献することと期待している。

京畿道は今年、融合・複合都市開発支援と低開発地域の公共保育施設基盤強化のため150億ウォンの予算を投入し、15ヶ所の公立保育園の拡充を推進している。道はこのうち、安山スマートハブ、利川(イチョン)第2牙美(アミ)、鳥山洗馬(オサン・セマ)駅などの3ヶ所を24時間保育可能な保育園として運営していく方針だ。

現在、半月産業団地の安山スマートハブでは女性労働者たちが大勢働いている。12月に出産を控える女性労働者は、この日の懇談会で「子供が1才を過ぎたら保育園に預けようと思っている。今は義理の母に預けている状態だが、夫の家がとても遠くにあるため、行き来するのも大変だ」とし、「実のおばあちゃんのように信じて預けられる保育園が近くにもっとたくさんあったらいいと思う」と述べた。

この日、金文洙知事はあいさつの辞で「365日24時間いつでも子供を預けられる保育園は世界でも初めての試みだ。女性の皆さんが安心して子供をたくさん産めるよう、仕事と家庭、会社が皆うまくいくよう、公職者らがもっともっと努力していかなければならない」とし、「子供たちが我々の未来であり国力である。大変な思いをして産んだのだから、一生懸命育てなければならない。母親以上に子供たちを保育していけるよう心掛けたい。今後、道は子供の育児や出産などへの支援をより積極的に展開していく方針だ」と述べた。

一方、京畿道は2010年7月、ハイニックス半導体に従事する労働者のため、24時間3交代の国公立保育園を全国で初めて設立し、全国的な模範事例として注目を集めた。

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◇ 公立保育園の建設現場を視察する金文洙知事。ⓒ Gニュースプラス ユ・ジェフン

ⓒGニュースプラスニュース | イム・セジン sejeenee@kg21.net

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