五感満足の旅へいざ出発!

投稿日d 2012-05-29 ヒット数 499

コンテンツ

五感満足の旅へいざ出発!
(2012.05.15)

京畿農林振興財団、良質な農特産品体験ツアー実施

1275810382.jpg イメージです。

◇ 5月12日「道農交流農漁村体験ツアー」の参加者らがソギョンドゥル営農組合前でポーズをとっている。ⓒ Gニュースプラス

京畿農林振興財団が主管する「道農交流農漁村体験ツアー」が参加者たちの間で好評を得ている。

この事業は2010年から始められたもので、道民が農漁村体験村や生産農家などを訪れ、農村の文化を肌で感じたり、地域の農特産品の直売を促進することを目的としている。

また、農村の厳しい現実や栽培・収穫・加工などの生産工程を実際に見ることで京畿道の農特産品のイメージを向上させ、より親しませるきっかけを作ろうというのが主な趣旨だ。

体験ツアーは昨年一年間で21回行なわれ、計1千人近い人が参加、農村文化を体験したり、農産物を購入したりした。

さらに、農村でしか味わえない充実したプログラムにするため、農産品の生産時期や季節に合わせて5つの地域に分けた体験コースを開発、農家の所得増加に繋がる効果が期待されている。

1037272565.jpg イメージです。

◇ 参加者らがイチゴの収穫を行なう前に注意事項を聞いている様子。ⓒ Gニュースプラス

今年は既存の東西南北に分けた4コースをさらにグレードアップさせ、地域の特色を活かした5大地域(都市化中心地域、西南海岸地域、西北地域、東北地域、東南地域)コースの開発に力が入れられた。

都市化中心コースは都心に隣接する隠れた農村や農村テーマパーク、植物園などを発掘したもので、アクセスが便利なのが特徴だ。最近、健康食品として脚光を浴びるようになったブルーベリーをテーマにしたブルーベリー植物園、水生動植物と昔ながらの民俗博物館などが揃ったペダコルテーマパークなどがある。

西南海岸コースは西の海をテーマにしたコースで、干潟体験、貝拾い、塩田体験などのプログラム構成となっている。また、仙甘(ソンガム)村やパラムセ村などで漁村体験を満喫したり、東洲(トンジュ)塩田や安山(アンサン)漁村民俗博物館、ヌエソム(蚕島)灯台展望台などの各種漁村体験コースを回ることができる。

1261091506.jpg イメージです。

◇ 葉野菜の収穫体験の様子。 ⓒ Gニュースプラス

アジア最大の自然保護区域である非武装地帯に面した西北コースは、生態の保存状態がもっとも良いことで知られている。ここでは台風展望台、鳥頭山(オドゥサン)展望台、DMZへマル村など、非武装地帯の統一安保コースを含む農村体験ツアーが人気だ。ヤマブドウワインの試飲やワイン醸造所(ワイナリー)を見学するサンモル(ヤマブドウ)村、季節に合わせた収穫を体験できるプルネ村などのコースもある。

東北コースは見事な山並みの祝霊山(チュンニョンサン)や恋人山(ヨニンサン)などの森林コースを含む農村体験プログラムが人気だ。自然がそのまま残されている自然休息地を回るコースでアホプマジギ(九斗)村や加平(カピョン)ヨンヤンジャッ(栄養松の実)村、抱川(ポチョン)スッコル(墨谷)村をはじめ、数ヵ所の樹木園や植物園が隣接している。

東南コースは驪州(ヨジュ)、利川(イチョン)などの肥沃な土地で生産されるお米の精米工程を見学したり、歴史文化観光が可能な七長寺(チルジャンサ)や神勒寺(シンルクサ)を見学するコースとなっている。

1054099036.jpg イメージです。

◇ イチゴ摘み体験に参加した親子がにっこり笑顔を見せている。ⓒ Gニュースプラス

体験ツアーを効果的に宣伝するための特別企画も用意された。パワーブローガーや大学生記者団を対象に特別企画を実施、道内の良質な特産品を広くPRしていく予定だ。また、多文化家庭や低所得世帯にも参加機会を提供していく方針だ。

今年の農漁村体験ツアーは5月12日に初めて行なわれた。利川ブレミ村でイチゴ摘みや葉野菜収穫を体験した後、ソギョンドゥル営農組合で伝統的な発酵調味料の生産工程を見学するコースで、100万ウォン以上の農特産品販売利益が得られた。

また、16日には漣川プルネ村(いちご摘み)や山査園(サンサウォン、家醸酒生産工程)を回るコースが準備されている他、24日には坡州(パジュ)サンモル村(ワイナリーツアー)やチャマン・サク(新芽野菜の栽培課程)を回る体験コースが企画されているが、既に参加者の募集は締め切られている。

今後、参加を希望する人は農漁村体験ツアーホームページ(www.ggaf.or.kr/tour)から参加を申し込めばいいとのこと。体験ツアーの日程も農漁村体験ツアーホームページの掲示板に掲載されている。定員になり次第締め切りとなるため、参加を希望する人は早めの申込が必要だ。

参加費は一人当たり1万5千ウォン。19歳以上の大人なら誰でも申込み可能。

1194209264.jpg イメージです。

◇ ツアーに参加した主婦らが醤油づくりを体験している。ⓒ Gニュースプラス

ⓒGニュースプラスニュース | パク・グァンシク malbut@kg21.net

http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201205151300427055C049&s_code=C049