京畿道、世界に愛の手を
投稿日d 2012-04-02 ヒット数 360
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京畿道、世界に愛の手を
(2012.03.19)
京畿道、2012年政府開発援助(ODA)に4億5千万ウォン支援
開発途上国の公務員を招待し、教育研修などの人材育成プログラムを推進
◇ 昨年開かれたインドネシアの女性公務員を対象にしたe-Biz訪問教育の様子 ⓒ Gニュースプラス
京畿道が経済的に困難な状況にある開発途上国に対する政府開発援助(ODA)事業として2012年、8ヶ国9つのプロジェクトに4億5千万ウォンを支援する計画だ。
京畿道は今年初め、公募によって受付された17のプロジェクトを対象に今月13日、「政府開発援助(ODA)事業審査委員会」を開催、「モンゴル・ヘラスト図書館建設事業」など、9つのプロジェクトを最終選抜した。
プロジェクト内容は▲カンボジア・セマウル図書館建設 ▲ネパール・カルティファ公園の公衆トイレ建設 ▲ロシア・沿海地方の高麗人を対象にしたオーガニック豆の加工工場建設支援 ▲フィリピン・セブのタリサイ貧民無料診療および医薬品の供給支援 ▲キルギスタン・パソコン&語学教室の開設 ▲モンゴル・へラスト図書館建設 ▲ウズベキスタン・韓国語センター設立 ▲カンボジア・カンポット州農業所得開発試験事業 ▲インドネシア・女性の人的資源開発体験研修などが挙げられる。
このように京畿道は開発途上国の持続的な発展のためには、インフラ整備以上に人材育成が重要であると考え、インドネシアとカンボジアの公務員を女性能力開発センターと人材開発院に招待し、地域開発運動をはじめとした大韓民国の発展戦略についての教育を行なう予定だ。
道の人材開発院は今年、韓国国際協力団(KOICA)の委託を受け、イラク、アフガニスタン、ヨルダンの3ヶ国の公務員60人あまりを韓国に招待し、韓国の経済発展と行政力強化などをテーマに、講義および見学研修を行なう予定だ。
◇ 医療設備支援を行ったフィリピンシラング地域のリジル病院で受診しているフィリピン人少女 ⓒ Gニュースプラス
京畿道経済投資室交流通商科関係者は「世界の中の京畿道(Global Inspiration)という道のスローガンに見合った開発途上国へのODA事業と公務員の教育研修事業を今後、拡大推進していく計画だ」とし、「開発途上国の教育研修を踏まえた国際関係専門教育機関の設立も検討している」と述べた。また「具体的な事業開始は3月末から現地の状況を確認した後、推進していく予定だ」と明らかにした。
政府開発援助事業は人道主義の実現と低開発国の持続的な発展、両国の友好協力増進を目的に実施されるもので、京畿道は災難救護目的で2003年に事業をスタート、その後2005年からは毎年定期的に行なうようになった。
昨年はモンゴル・ウランバートル近郊での食用水改善を図った井戸支援事業、フィリピンでの灌漑用水および家庭用食用水施設建設事業、カンボジア・バッタンバン地域での小学校教室の再建支援事業など、7ヶ国9つの事業に4億8,600万ウォンを投入した。京畿道はこれまで計63のプロジェクトに34億8,200万ウォンの予算を注ぎ込んでいる。
ⓒGニュースプラスニュース | パク・クァンシキ malbut@kg21.net
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