京畿道、国内病院のロシア進出をサポート

投稿日d 2012-03-19 ヒット数 372

コンテンツ

京畿道、国内病院のロシア進出をサポート
(2012.03.07)

6日、沿海州政府と保健医療協力MOUを締結

1087563767.jpg イメージです。

◇ 京畿道は6日、保健医療分野の発展を図り、ロシアのウラジオストクで関東医大明知病院、ロシア連邦沿海州政府、ロシア国立沿海州母子保健病院とMOUを締結した。ⓒ Gニュースプラス

京畿道が国内病院のロシア進出のための足がかりを築いた。

道は今月6日、保健医療分野の発展を図り、ロシアのウラジオストクで関東医大明知病院、ロシア連邦沿海州政府、ロシア国立沿海州母子保健病院とMOUを締結したと7日、発表した。

今回のMOUは▲医療スタッフ研修などの人的交流 ▲医療情報システム認証および輸出入支援 ▲重症または救急医療システム構築など、保健政策上の交流 ▲公共医療機関など、ロシア内の現地医療機関設立支援などが主な内容となっている。

今回の訪問期間中、明知病院は国内の医療機関では初めて、ロシア国立沿海州母子保健病院と共同でウラジオストクに韓国型総合健康検診センターを設立、8月にオープンさせることで正式に契約を結んだ。

チェリュモフバイヤに位置する国立沿海州検診センター建物1階に1千㎡規模の大きさでオープンする予定の「明知国際健康検診センター」(仮称)は、MDCTをはじめとする様々な診断装備や施設が完備される予定だ。

韓国の医療スタッフを含めた5人の運営スタッフと25人の現地スタッフなど合わせて30人が勤務するようになり、母子保健病院が建物のインテリアなどの施設と現地スタッフを、明知病院が主要装備と検診運営ノウハウ、サービスのための教育と訓練を担当する。

特にセンター内に遠隔診療、ビデオ相談が可能な先端施設のU-ヘルスセンターを完備、検診結果や有所見者らに正確かつスピーディーな診療を提供していく予定だ。

道は、今回の協約に基づいて参加医療機関のスムーズな海外進出をサポート、国際的レベルの健康検診センターの設立を通じて今年9月、ウラジオストクで開かれるAPEC首脳会議を前に韓国の先進医療システムを世界に見せつける機会になることと期待している。

また、今後有所見者の発見による患者誘致にも大きく貢献することが見込まれている。

キム・ヨンヨン道保健福祉局長は「沿海州政府とのMOU締結を機に保健産業分野の協力と交流がさらに活性化していくことと期待している」と述べた。

一方、道は2010年10月、ハバロフスク州と保健医療分野の発展のためのMOUを締結し、昨年12月にハバロフスクGMBC(Gyeonggi Medical Business Center)をオープンさせた

また、昨年6月にはウラジオストク海外医療説明会と沿海州保健部との話し合いを推進するなど、極東ロシアとの保健医療交流への取り組みを続けてきた。

ⓒGニュースプラスニュース | イム・ジョンソンjslim123@kg21.net

http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201203071559317055C048&s_code=C048