韓国系アメリカ人初の駐韓米国大使を歓迎
投稿日d 2012-02-20 ヒット数 439
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(2012.02.09)
金文洙知事、ソン・キム大使と初顔合わせ
平沢米軍基地移転、韓・米FTAなど論議
◇ 9日、ソン・キム新任駐韓米国大使が京畿道庁を訪れ、金文洙京畿道知事と挨拶を交わした。道知事執務室で2人が記念撮影をしている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
昨年11月、韓・米修好121周年を迎え、初めての韓国系駐韓米国大使に任命されたとして話題となったソン・キム(52)新任大使が9日、金文洙(キ厶・厶ンス)京樹道知事を訪れた。
今回の訪問は、ソン・キム駐韓米国大使があいさつがてら接見を申し込むことで執り行われることが決まった。
2人はこの日、京畿道庁の道知事執務室で初めて顔合わせをし、米国に関する京畿道の現況について語り合った。
金知事は「ソン・キム大使の赴任により、韓米関係がさらに良くなっていくだろう。また、韓米が一心同体となったような気分を多くの国民が感じた」と歓迎の挨拶を述べた後、「公務員を対象にした講演の講演者として一度お迎えしたいと思っていたのだが、いろんな事情があって実行できていなかった。今度は講演に招待したい」と述べた。
ソン・キム大使は「知事をはじめとする国民たちの歓迎の意に心より感謝したい。私がソウル以外の地域を訪問したのは京畿道が初めてだが、知事は国民たちの間で広く認められている立派な指導者であると聞き、実際に会って話しがしたかった」と答えた。講演については、「私が講演を行う資格があるかどうかは分からないが、京畿道で講演できる機会が生じれば、喜んでしたいと思う」と述べた。
金知事が「オバマ大統領と米議会が優れた見識で大使を選択した」と述べるとソン・キム大使は「私もまたオバマ大統領やクリントン長官がこのような機会を与えてくれたたことに感謝している」と答えた。
◇ 金知事の歓迎の辞にソン・キム大使が笑顔で応えている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
◇ 金知事はこの日、ソン・キム大使と平沢米軍基地の移転問題、韓・米FTAなど、アメリカに関連する京畿道の現況について話し合った。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
◇ 金知事は、米軍基地移転による京畿北部地域の住民らの不安をソン・キム大使に伝えた。ソン・キム大使はこれに対し、米軍基地の移転がむしろ国家防御力を強化させるだろうと語った。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
挨拶を交わした後、2人は駐韓米軍基地の平沢(ピョンテク)移転と韓・米FTA問題について論じ合った。
金知事は「地域開発的意味合いからの東豆川(トンドゥチョン)、議政府(ウィジョンブ)の変化だけでなく、韓国の全体的な防御力において、平沢への米軍基地移転は相当な変化をもたらすだろう。(安全問題が)少し心配だ」とし、「京畿北部地域の住民が不安がらないよう、緊密に協力し合っていかなければならない」と述べた。
ソン・キム大使は「前の大使館で韓米同盟のための基地再配置に関する直接的な仕事に携わっていた。当時一番重要視していたのは、戦争抑止力を維持させることだった」とし、「駐韓米軍基地を統・廃合し、基地を拠点化させることが防御力をアップさせることに繋がる」と述べた。
金知事が「韓・米FTAについても気掛かりな点が多い」と述べると、ソン・キム大使は「両国の利益になる良い協定だと思っている。相互発展のため両国が一生懸命取り組んできたためだ」とし、「両者共にできるだけ早く施行できるよう最善を尽くしていきたい」と語った。
これに対し金知事は「大使の考えと同じではあるが、国内の政治が微妙な方向に展開されていっているのが心配だ」とし、大使の考えに賛同した。
懇談に続き2人は、午餐会を開いた後、平沢市松炭(ソンタン)国際交流センターを訪問した。
◇ 金知事がソン・キム大使と一緒に京畿道庁を訪れた米国大使館の職員らと記念撮影を行っている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
ⓒGニュースプラスニュース |ソン・ラックンkuni1202@naver.com
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