南漢山城、世界遺産登録への期待膨らむ

投稿日d 2012-01-17 ヒット数 325

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南漢山城、世界遺産登録への期待膨らむ
(2011.12.06)

7~10日、水原で「世界遺産定期報告アジア地域会議」開催
27ヶ国の世界遺産担当者130人余りが参加…南漢山城現地踏査

 

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-「ユネスコ世界遺産定期報告アジア地域会議」が7日から10日までの4日間、水原で開かれる。京畿道は今回の会議が韓国の南漢山城の世界文化遺産登録に繋がることと期待している。写真は南漢山城守禦将台。ⓒ Gニュースプラス

予備ユネスコ世界遺産である南漢山城(ナムハン・サンソン)の魅力を各国の専門家にアピールする機会がやってきた。

京畿道と文化財庁、水原市(スウォンシ)が共同主催し、ユネスコ世界遺産センターとユネスコ韓国委員会が主管、外交通商部が後援する「ユネスコ世界遺産定期報告アジア地域会議」が7日から10日までの4日間、水原で開催される。

世界遺産定期報告会はユネスコ世界遺産協約29条に基づき、当事国の協約履行現況を報告する定期行事だ。

今回の「ユネスコ世界遺産定期報告アジア地域会議」は、既に登録されている世界遺産の普遍的価値を再確認し、各国の世界遺産の保存および管理制度を強化していく足掛かりになると同時に遺産管理者と政府部署間のネットワーク構築の土台づくりを提示することを目的に開催される。

アジア27ヶ国の世界遺産担当者および世界遺産顧問機構代表、国際顧問団など、約130人余りが参加し、世界遺産協約履行状況を点検、164個の世界遺産の保存現況を評価し、世界遺産保存管理に関する共同未来戦略開発策を論議する。

韓国は、今回の定期報告会で昨年登録された「歴史村、河回(ハフェ)と良洞(ヤンドン)」を含む10ヶ所の世界遺産の保存現況を発表する予定だ。

今回の行事では、全体会議、地域別・グループ別ワーキンググループ会議などの主要会議の他に、ユネスコ世界遺産に登録されている水原華城(スウォン・ファソン)や暫定リストに上がっている南漢山城の現地踏査が行われる。

初日の7日には開会式と共に国際記念物遺跡会議、国際自然保護連合、文化財保存修復研究国際センターなどの世界遺産顧問機構とアジア27ヶ国の担当者らの発表と各種討議が行われる予定だ。

8日の地域別・テーマ別ワーキンググループ会議では、4つのグループに分かれて、具体的なテーマ発表や討論の他、文化財庁の韓国世界文化遺産モニタリングケースが発表される。

9日の全体会議では、7、8日の2日間に渡って議論された会議の内容を基に、来年6月にロシアで開催される第36次世界遺産委員会で報告されるアジア太平洋地域の第2次定期報告の最終勧告案および実行計画が決定される。

10日は、参加者全員がユネスコ世界遺産暫定リストに上がっている南漢山城と世界遺産に既に登録されている水原華城を踏査する予定だ。

今回の会議をきっかけに、世界遺産協約履行に対する未来戦略の策定において、我が国の主張が今まで以上に反映されていくことが期待される。

京畿道は特に、今回の会議が南漢山城が世界文化遺産に登録されるための重要な役割を果たすことと期待している。

ⓒGニュースプラスニュース | ソン・ラックン kuni1202@naver.com

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