京畿道、接ぎ木サボテンの世界市場席巻

投稿日d 2012-01-17 ヒット数 307

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京畿道、接ぎ木サボテンの世界市場席巻
(2011.12.02)

今年、300万ドルを輸出、世界市場シェア80%を達成する見通し
4~7日、日本市場攻略のため、東京花き市場で販売促進イベント開催

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◇京畿道内の接ぎ木サボテン生産農家の今年の輸出高は300万ドルに達することが予想される。ⓒ Gニュースプラス

京畿道産接ぎ木サボテンが世界市場を席巻している。

1日、京畿道によると、高陽(コヤン)、安城(アンソン)など、道内25の接ぎ木サボテン生産農家の今年の輸出高は11月末現在、280万ドルに及び、年末までに300万ドルを達成、市場シェアは80%に達することが予想されるという。

これは、昨年記録した輸出高270万ドル、市場シェア70%を上回る記録だ。今年の世界接ぎ木サボテン輸出市場規模は、約380万ドルほどと推定される。

京畿道の接ぎ木サボテンは、世界市場を日本が主導していた1976年に初めて、オランダへ5万ドルを輸出、続いて1982年50万ドル、1990年150万ドル、2000年200万ドルを突破し、世界第1位の座に踊り出た。

京畿道は、このような成果を元に、現在、道内の輸出高の50%を占めるオランダ市場をはじめとしたアメリカやオーストラリアなどの主要市場の他に、日本やロシア、中東など、幅広い輸出市場を発掘し、攻略していく計画だ。

これに伴い道は、4日から10日までの7日間、日本最大の花き卸し市場である東京大田市場で、京畿道接ぎ木サボテン販売促進イベントを大々的に開催する予定だ。

今回の販売促進イベントは、大田市場の中でも特に人通りの多い本館中央ホールに特設会場を設置、「チョコレートサボテン(カクタス)」など、クリスマスシーズンに合わせた新開発商品の説明会と、現地の卸売業者や競り師を対象にした輸出相談会などを行う。花き競りが行われる午前中に集中的に販売促進イベントを行い、4千以上の現地の卸売・小売商人を対象に販売促進を試みるという戦略だ。

今回の販促イベントを主管する(株)コドクウォン芸貿易のキム・ゴンジュン代表は「京畿道の接ぎ木サボテンは、世界に誇る技術を保有しており、今後も海外市場への進出拡大が期待できる」とし、「道内の栽培面積を拡大し、振興市場への進出を積極的に進めていきたい」と述べた。

道の関係者は「新規市場の発掘と京畿道の接ぎ木サボテンの価値向上を図り、来年度も海外販売促進展を開催するなど積極的な海外マーケティング活動に取り組んでいく計画にある」と述べた。

一方、高陽市(コヤンシ)にある京畿道農業技術院サボテン研究所は、1998年、4種のサボテン開発を皮切りに緋牡丹、山吹、小町などの優良苗の特性を分析し、新種を育成、これまで計74種を開発し、道内の農家にロイヤルティーなしで供給してきた。なお、接ぎ木サボテンの栽培技術24件をはじめ、46件の栽培技術を開発、農家の技術力向上に役立ててきた。

ⓒGニュースプラス|ソン・ラックン kuni1202@naver.com

http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201112021531186438C052&s_code=C052