金文洙・朴元淳「共にがんばりましょう!」懇談会開く

投稿日d 2011-12-05 ヒット数 382

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金文洙・朴元淳「共にがんばりましょう!」懇談会開く (2011.11.24)
24日、ソウルマリオットホテル朝食懇談会で初会同 バス料金の引上げ、GTX、常時協議体の構成などを論議  

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◇ 24日午前7時、ソウルマリオットホテルで開かれた朝食懇談会で金文洙京畿道知事と朴元淳ソウル市長が握手を交わしている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンニャン
金文洙(キム・ムンス)京畿道知事が24日、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長と対面、バス料金の引上げや首都圏広域急行鉄道(GTX)の建設、両自治体間の常時協議体の構成などを論議した。
二人の会同は朴元淳市長の就任後初めてのもので、この日の会合は朴元淳市長が就任のあいさつがてら今月21日、面談を申し入れてきたことがきっかけで行われるようになったと京畿道は述べた。
二人はこの日の午前7時、ソウルマリオットホテルで朝食懇談会を開いた。各自治体の政務副知事や報道官、企画調整室長、政務主席補佐官らが同席した。なお、懇談会は非公開で行われた。
懇談会後、金知事は「ソウル市の公務員の23%が京畿道に住んでいる。最も協力し合わなければならない部門は、公共交通問題である」とし、「バスの乗り換え割引や路線など、様々な案件があるが、朴元淳ソウル市長も公共交通機関整備への協力を約束してくれた」と述べた。
これに対し朴市長は「バス料金の引上げについては、京畿道ではすでに決定されている事項で、ソウル市はまだ協議中にある。引上げの必要性について金知事から詳しい内容を聞いた」とし、「今後さらに綿密に検討した後、決定していきたい」と慎重な態度を見せた。
金知事は「引上げ問題はすでに朴市長の就任前、首都圏の3つの自治体の担当局長らが集まり、合意がなされていた。仁川(インチョン)と京畿は26日から施行するとすでに告知してある」とし「(ソウルは)電算部分の処理問題などで26日からの施行は難しいと思われるが、朴市長がうまく対応されることだろう」と語った。
朴市長は「協力体制で両自治体問題を解決していけば、様々な面での発展が期待できるのではないか」と応えた。
二人は首都圏広域急行鉄道(GTX)の建設問題についても意見を交わした。金知事が「首都圏に住む2500万人の交通問題の解決は何よりもGTXが決め手となる。協力してほしい」と述べると、朴市長は「就任して間もないため、今後内容をしっかり把握した後、方向性を決定していきたい」と答えた。
さらに二人は、両自治体間の常時協議体を設置し、公共交通問題や公務員の交流勤務などを論議していくことに合意した。
朴市長は「京畿道とソウルは行政区域は異なるものの、実際には一つに等しい」とし、「呉世勳(オ・セフン)前市長とは、もっと緊密な連携がなされていたのではないかと思っていたがそうでもなかったようだ。相互交流の場や常時協議体の設置が必要である」と述べた。
金知事は「朴市長の行政協議に関する前向きな姿勢は歓迎すべきこと。今後、公務員の交流など、交流システムを構築していきたい」と賛同した。
これにより、京畿道とソウル市は今後、広域経済圏協議会、首都圏行政協議会など、既存の協議体を活性化させていくとともに、新しい協議体を設置するなど、両自治体間の交流拡大について積極的に論議していく予定だ。
一方、この日の懇談会は、朴市長が金知事を政治の先輩であると言ったり、金知事も朴市長の当選を祝ったりするなど、始終和やかなムードで行われた。二人は過去金知事がソウル労働運動連合事件で投獄中にあった時、朴市長が弁護人団として活動していた繋がりがある。

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◇ この日、二人の初会同には報道陣50人あまりが詰め寄せるなど、マスコミからの高い関心が寄せられた。記者らの質問に答える金文洙知事と朴元淳市長。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンニャン
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