楽しい京畿道、3つの新しい自転車道路 (2011.10.27)
京畿観光公社おすすめの今月のスポット
どこかぶらっと旅立ちたい気持ちに駆られる時がある。こじれた人間関係、仕事のストレス、未来についての不安などから解放されたい時、飛行機に乗って遠くいける人が一体どれほどいるのだろう。そんな時、秋の風を友にストレスを解消できる絶好の乗り物、それが自転車なのである。
最近自転車が一大ブームとなっている。全国を自転車で走れる道が続々と出来ている。自転車道路が増えつつある中、どの道を走るかを慎重に選ぶのが自転車旅行の第一関門である。今回は京畿道に最近完成した新しい自転車道路3つを紹介する。
京畿道驪州の「康川洑、驪州洑、梨浦洑の自転車道路」。新しく作られたオブジェを鑑賞しながら走る楽しみが感じられる。南楊州と楊平にまたがる「南漢江サイクリングロード」には、南漢江、両水里、茶山遺跡地の素晴らしい眺めが待ち構える。京畿道< 始興市自転車道路グリーンウェイ>は美しさがある。世界5大の干潟が広がる美しい西海岸沿いを走りたいなら、京畿道「始興市自転車道路グリーンウェイ」がおすすめ。
■ 美しいニューオブジェ　- 康川洑、 驪州洑、梨浦洑
水不足や洪水を根本的に解決すると同時に、水質改善と河川復元、レジャー文化の向上を狙い、政府が推進している4代江事業の一環として作られた驪州の康川洑、驪州洑、梨浦洑。その3洑に建てられたオブジェはそれぞれ個性的で美しい。この美しいオブジェを眺めながら、川風を肌で感じながら、24kmの自転車道路を走ってみよう。
– 康川洑 康川洑は高さ3mにも上る回転式の水門7基が設置されており、通常は水門を立てて一定の水位を保つが、洪水の際は水門を開けて水を流す。洑の上部に架けられている公道橋は驪州のシンボルである黄浦帆船の姿を表している。 住所 : 京畿道驪州郡驪州邑淵陽里304-8番地 お問い合わせ : 031-883-6190 〜 3 周辺観光地 : 神勒寺、木芽博物館
– 驪州洑 驪州洑は世宗大王の化学発明品であるヘシゲ（日時計）、ムルシゲ（水時計）などの形を取り入れた洑で、全長525mに及ぶ。高さ2∼3mの水門12基が設置されており、油圧式の乗降機によって上下しながら水位を調整する。 住所 : 京畿道驪州郡陵西面旺垈里356-4 お問い合わせ : 031-884-6471 周辺観光地: 世宗大王陵、孝宗大王陵、明成皇后の生家
– 梨浦洑

4大江の取り戻しのビジョンは「命が目覚める河」、新しい大韓民国をモチーフに住民と共に歩む「楽しい漢江」、生命が宿り「蘇る河」であるが、梨浦洑は天の告げを抱き飛翔する未来の漢江を目指し、驪州郡の郡鳥である白鷺をモチーフに作られた。梨浦洑は全長591mの洑で、稼働洑は295m、固定洑は296mとなっている。乗降式の水門を取り入れ、水門の上下へ放流が可能であり、水門の下へ放流すると、河の下部に堆積された堆積物が流し出されるのできれいな水質が保てる。 住所: 京畿道驪州郡大神面川西里552-2 お問い合わせ : 031-886-1780 〜4 周辺観光地:婆娑山城、川西里マッククス 4大江驪州広報館: 031-881-6230 / www.riverguide.go.kr
■ 自然、歴史、文化とのハーモニー- 南楊州・楊平の南漢江サイクリングロード

「南漢江サイクリングロード」は南漢江辺に沿ってできた中央線の複線で、廃線となった鉄道と鉄橋を活かした道路。南楊州の八堂駅から楊平の楊根大橋まで続く26.8km区間である。
南漢江サイクリングロードが開通され、ソウル市から八堂駅までしかなかった道路が楊平まで伸びたのである。
南漢江サイクリングロードの一番大きな特徴は、八堂湖と茶山遺跡地、トゥムルモリなどの南漢江辺の文化遺産、秀麗な自然景観、廃鉄路、簡易駅舎、北漢江の鉄橋など、思い出やローマンがたっぷり詰まっている名所を一度に楽しみながら自転車の旅ができる。北漢江の鉄橋は1939年に竣工したが、韓国戦争によって破壊されたものを1952年に復元した由緒深い鉄橋である。また、原木の道を作り、床４ヶ所に強化ガラスを設置してそこから河水を眺められる。
鳳安トンネル(261m)は電力使用を最小限に減らし、夜間の照明とセンサーで自動制御できるトンネルで、美しい夜の景観を眺めながら夜も安全に自転車の旅ができる。４大江の自転車道路の一つである南漢江サイクリングロードは、八堂駅から驪州の康川洑まで63kmに及んで続く道路で、南漢江の縦走道が楽しめる。
位置 : 京畿道南楊州市八堂大橋〜楊平郡楊根大橋 お問い合わせ : 1577-4359 (4大江の顧客コールセンター) http://www.riverguide.go.kr/cycleTour/main/index.do?RIVER_CD=RVRH&CRS_NO=41
■ グリーントレンドを追いかけて- 始興自転車道路、グリーンウェイ

始興市を流れる普通川と長峴川の堤防上の農路を利用して造成されたグリーンウェイは、田園的な風景が感じられる自転車道路である。グリーンウェイは、物旺貯水池、月尾橋の付近から蓮華テーマパーク−官谷池−ケッコル生態系公園まで全長7.5kmに及ぶ。自然体験ができる場所も作られており、あるがままの農村風景が鑑賞できる。
始興市グリーンウェイの魅力といえば、自転車でひたすら走る無味乾燥な道路ではなく、始興ケッコル生態系公園、蓮華テーマパーク、物旺貯水池など、始興市を代表する観光地に立ち寄れるように設定されているうえ、駐車場、自転車保管所、トイレなども付いているので大変便利という点である。
もう少し足を伸ばせば、始興ケッコル生態系公園から月串浦口や屋久公園を通り過ぎて烏耳島までも行ける。屋久公園の一帯は自転車道路の整備が非常によいスポット。屋久公園内にある屋久亭からの景色も素敵な自転車道路の風景に劣らないほどきれいなのでぜひ立ち寄ってみよう。
始興ケッコル生態系公園から屋久公園まではおよそ13km、烏耳島まではそこからさらに3kmほどを進まなければならない。今後始興ケッコル生態系公園から烏耳島、大阜島をつなぐ自転車道路の整備計画が立てられている。
位置 : 京畿道始興市長谷洞一帯 お問い合わせ :031-310-3872(始興市庁) http://www.siheung.go.kr/tour/content.do?method=contentView&topCmsCd=CM1579&cmsCd=CM1628&grp=2&clickParentNum=3&clickNum=0
お問い合わせ　　京畿観光公社259-6984
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