自動車産業のメッカ「ミシガン」が京畿道と提携
投稿日d 2011-10-25 ヒット数 573
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自動車産業のメッカ「ミシガン」が京畿道と提携
(2011.10.01)
京畿道ー米国・ミシガン州、30日、企業支援MOU締結
技術協力センター、中小企業専用公団の設立に合意
◇金文洙京畿道知事とリック・スナイダ–州知事は30日、水原ラマダホテルで「京畿道・ミシガン州企業支援のための戦略的パートナーMOU」を締結した。この日のMOU締結は、今年4月にアメリカを訪問した金知事の提案がきっかけとなった。会場で再会した金知事とリック・スナイダー州知事が笑顔であいさつを交わしている。ⓒ Gニュースプラス
GM、フォード、クライスラーなど、世界的な自動車メーカーらが本社を置くアメリカミシガン州に京畿道技術協力センターと中小企業専用公団が設立される。
金文洙(キム・ムンス)京畿道知事とリック・スナイダー州知事は30日、水原(スウォン)ラマダホテルでこのような内容の「京畿道–ミシガン州企業支援のための戦略的パートナーMOU」を締結した。この日の締結式には京畿道およびミシガン州の企業関係者200人あまりが参加した。
金知事はこの日の祝辞で「ミシガン州には世界的な3大自動車メーカーの本社が置かれている。京畿道もサムスン、LG、現代などのグローバル企業が拠点を置いている」とし、「京畿道・ミシガン州間の戦略的な締結が両者の経済成長および雇用創出、企業発展に大きく貢献するだろう」と述べた。
スナイダー州知事もまた、「京畿道は最良のパートナーになるだろう。今後もビジネスの面でお互いに協力していけることを願う」と述べた。
この日の行事は今年4月にアメリカを訪問した金知事の提案がきっかけとなった。当時デトロイトを訪問した金知事は、リック・スナイダー州知事に世界的な自動車産業のメッカであるミシガン州と京畿道との姉妹都市提携を提案した。
今回のMOU締結により京畿道とミシガン州は両地域の企業間協力およびビジネスチャンスの増大、技術・サービス・商品輸出への支援、共同研究、人的資源の交流などを推進、1次テスト事業としてミシガン州に「京畿道・ミシガン州技術協力センター」および「京畿道中小企業専用公団」の設立を積極的に検討していくこととした。
このため両者は、電気自動車の燃料チャージインフラ構築における専門企業間の協力を積極的にサポートする一方で、できるだけ早く細部事項実行計画の具体化に向けた産学関連実務調査団の相互交換訪問を推進することにした。
ミシガン州は世界的な自動車メーカービック3(GM、フォード、クライスラー)の本社所在地であり、北米の自動部品メーカー上位150ヶ所のうち、85社が拠点を置くなど、自他ともに認める自動車産業のメッカである。今回のミシガン州代表団にもGM、フォード、クライスラー、TRWなどのグローバル企業の役職員らが同行し、道内の企業関係者らとのリセプションを持つなど、京畿道との協力に関心を示した。
道の関係者は「今回のMOU締結により、道内の企業らが世界的な自動車産業の中心地に進出することのできる基盤ができた」とし、「スムーズな米国市場への進出やグローバル企業の顧客確保、さらに先端技術の開発・習得による競争力向上などが期待できる」と述べた。
◇ この日の協約によりGM、フォード、クライスラーなど、世界的な自動車メーカーの本社所在地である米国・ミシガン州に技術協力センターと中小企業専用公団が設立されることとなった。ⓒ Gニュースプラス
一方、この日、京畿中小企業総合支援センターでも道内企業のアメリカ市場進出に関する重要な行事が行われた。京畿道と中小企業センターが企画したアメリカテキサス州立大学(UT)企業支援プログラム選抜企業との輸出協約式がそれだ。
協約式には金文洙知事、ロバード・ピーターステキサス州立大学副総長と大学関係者、UT企業支援事業参加中小企業などの関係者ら約120人が参加した。
3年次事業に参加した中小企業12社のうち4社およびそのパートナーが参加する中、輸出協約式が遂行、さらに4年次事業選抜中小企業の成功を祈願する認証書授与式が並行された。
特にこの日の行事には自動車ブレーキパッドメーカーの(株)ディージーエス(1年次事業企業)と信頼性試験装備メーカーの(株)KNRシステム(2年次事業企業)が参加、「京畿道ーUT企業支援プログラム」を通じてアメリカや世界市場を開拓してきたことに対する感謝の意と後輩企業の成功を祈願し、それぞれ2千万ウォンずつを寄付、参加者から大きな拍手を受けた。
過去3年間テキサス州立大学企業支援プログラムに参加した中小企業の契約推進金額は6,544万ドル。このような成果が広く知られるようになり、4年次事業への参加企業15社の募集に224社が殺到、15倍という高い競争率を見せた。
4年次事業に選定された企業は(株)ビジョンライド、(株)ポリメリッツ、(株)シンドディーアンドテック、(株)バイオインフラ、(株)イーエヌエスシステム、(株)ハナプラント、ハンラップ、(株)KDTシステムズ、(株)KSケミカル、(株)エムアイテック、(株)NcLED、(株)イムジンイスティー、ジンソン冷気産業(株)、(株)トンイルギヨン、(株)エナソルなどがある。
金知事は「2008年7月から始まったテキサス州立大学企業支援プログラムが今年で3年目を迎え、現在、優秀な成果を見せており、世界的な経済危機の中でもアメリカ市場への進出はもちろんのこと、グローバル企業としての成長に大きく貢献している」とし、「UTプログラムを通じて技術力や可能性の高い企業を発掘・支援し、グローバル企業の育成にさらに積極的に取り組んでいきたい」と述べた。
UT企業支援プログラムは中小企業のアメリカ市場進出をサポートする事業だ。アメリカ市場への進出を希望する優良な中小企業を選抜し、テキサス州立大学のアメリカ内ネットワークを活用、関連技術メーカーから現地での商業化における技術評価を受ける。さらに評価内容に合わせて事業計画を樹立、事業パートナーの紹介を通じて韓国企業をアメリカ市場に進出させるのが主な内容だ。
道は昨年10月、テキサス州立大学と企業支援プログラムの延長契約を締結した。2014年9月まで毎年道内の優秀企業15社を選定、アメリカ市場への進出やグローバルマーケティングをサポートしていく予定だ。
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