国際公募展受賞作から見る京畿世界陶器ビエンナーレ

投稿日d 2011-09-30 ヒット数 583

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国際公募展受賞作から見る京畿世界陶器ビエンナーレ (2011.09.09)

2011 京畿世界陶器ビエンナーレへ、ようこそ。 無味乾燥な日常を忘れ、新しい出会いのある「世界」へ、ようこそ。 ゆっくり、楽しんで下さい。 人混みは気にしなくてもいいです。 心身とも癒し、日常の雑念を払い 「違う世界へ」足を運んで下さい。 隠れたエネルギーが感じられますか。
私はすべての芸術は人間の感情を純化させる役割を果たすと考えます。 私の考えと言うよりどなたか有名な人の言葉ですが。^^
2011 京畿世界陶器ビエンナーレが今年24日から11月22日まで京畿道利川(イチョン)と広州(クァンジュ)、驪州(ヨジュ)などの地域で開催されます。今回のイベントは「炎の旅」というテーマで「10年間を締めくくり、陶磁器と他の芸術ジャンルとの融合を試みる壮大な冒険」に挑みます。 「利川陶磁器祭り」と並んで開催される今回のイベントは世界の陶芸家が出品したレベル高い作品や受賞作品を鑑賞できるだけではなく、陶磁器作り体験、粘土遊び、八万大蔵経の印刷体験、窯に焚き木を入れて火を起こすキャンプファイア、セラミック創造体験など、様々な体験イベントや楽しみで満載です。
長い祭りの期間、入場者数、イベント内容の面で名実と共に「大韓民国の代表的な文化祭」と言っても過言ではないです。特に、今年のビエンナーレはVIPが参加する形式的な開幕式は果敢に省き、観覧客のためのプログラムに充実したイベントを中心に行われます。
今年で6回を迎える「2011京畿世界陶器ビエンナーレ国際公募展」には71ヶ国から1,875人の陶芸家の3,362点の作品が出品され世界最高のレベルの公募展となりました。
今回の公募展では日本の陶芸家、山田哲也氏(43)の[天空の思想(Heavenly Thought)]が大賞を受賞し、賞金5,000万ウォンが与えられましたが、この額は世界陶芸公募展の中で最高額となりました。 ^^
下は写真です。

「天空の思想」の作品からは気品や純粋さのある深い思索が漂い、審査中注目されました。山田哲也はアメリカ在住の日本人アーティストで、現在ヨーロッパセラミックセンターで作家活動をしているため、作家の活動領域の広さが作品にうまく反映されています。

金賞受賞作は国内の陶芸家、キム・エヨン氏(25)の「ピボット(Pivot)」とアンダス・ルホルド(37、デンマーク)の「Detail(version 2)」、プーウェイ・モン(孟富偉)(35、中国)の「2008.5.12」などの三作品が選ばれました。特にプーウェイ・モンの「2008.5.12」は四川省地震の苦痛が表現され注目を集めました。銀賞にはリヤ・ワン(萬里雅) (48、中国)の「数千�qの風景」などの6つの作品が選ばれました。受賞作25点と入選作151点は「2011 京畿世界陶器ビエンナーレ」の開催期間中(9月24日から11月22日)、利川セラピア内のセラミック創造センターで展示されます。

先程も述べたように、形式的な開幕式を省いた代わりに、ミックスミックスフェスティバル、アートミックスパフォーマンス、子どもたちの創造体験、世界の陶磁体験、セラピアオブジェ共同製作体験など、多彩なイベントプログラムに力を注ぎました。

ビエンナーレと同時に開催される利川陶磁器祭りも見所満載です。10月23日までの1ヶ月間京畿道利川で開催される陶磁器祭りでは、作家と一緒に作る大型鉢作り、伝統年中行事のおもちゃ作り、私だけのオリジナル陶磁器作り、「陶磁ナラ(陶磁器の国)」での温泉体験、焚き木で窯に火起こしなど、様々なプログラムが用意されています。
利川陶磁器祭りの入場料は無料です。陶磁ナラの寺小屋体験、嫁入り道具用のオリジナル陶磁器、陶磁ナラでの温泉体験などは手ごろな値段で楽します。
利川陶磁器祭り お問い合わせ : 031-644-2942~5 ビエンナーレは全館入場できる総合入場料が大人8,000ウォン、幼稚園・小学生4,000ウォンです。

ビエンナーレが終わると、イベント場であった利川、広州、驪州は韓国の伝統文化の息吹が感じられる陶磁器テーマパークを造成し、常時観光客を出迎える観光地として活用されます。今回のイベントに残念ながら参加できなかった方も、イベント終了後は利川、広州、驪州に造成された陶磁器テーマパークで陶磁器に触れあうことができるのです。
今年の秋は京畿世界陶器ビエンナーレに家族、恋人、友人と足を運んで楽しい思い出を作ってみるのはいかかですか。 2011 京畿世界陶器ビエンナーレ・ホームページ2011 韓国陶磁財団ホームページ お問い合わせ: 031-645-0618 京畿世界陶器ビエンナーレ公式ツイッター: @kocef 京畿世界陶器ビエンナーレ: フェイスブックへ
文 チョン・ミギョン記者 写真提供  韓国陶磁財団
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