体育雄道京畿、全国体育祭準備完了

投稿日d 2011-09-06 ヒット数 676

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体育雄道京畿、全体育祭準備完了 (2011.08.22)
[第92回全国体育祭 D-45]高陽室内体育館新築完工 一山湖公園にて開幕・閉幕式開催、船の道・DMZ聖火リレーなども見どころ

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◇第92回全国体育祭が10月6日から12日までの7日間、45種目における2万8千人以上の選手たちが参加する中、主な開催地である高陽市をはじめ道内20の自治体65の競技場で開催される。競技が行われる高陽室内体育館 ⓒ Gニュースプラス
韓国体育発展への踏み台とも言える全国体育祭の開催まであと45日。
22年ぶりに大会の旗を引き継いだ京畿道は、開催の成功に向けて、競技場施設の点検や行事の準備、共通や宿泊など観覧客を迎える準備に余念がない。
「夢を抱いて京畿道へ!手を繋いで世界へ!」をスローガンに10月6日から12日までの7日間開催される今回の大会は主な開催地である高陽(コヤン)市をはじめ、道内20の自治体65の競技場で、陸上、サッカー、水泳など45種目(正式42種目、公開競技3種目)の競技が行われる。
参加選手は全国16の自治体の選手団や海外在住の国民、北朝鮮5道選手団など役員・選手合わせて2万8千人ほど、歴代最大の人数だ。
京畿道は今回の全国体育祭を従来の枠組みを越えた京畿道だけの特色ある行事として大々的に開催するための大会準備にラストスパートをかけた。
特に、開会・閉会式をメインスタジアムではない一山(イルサン)湖公園で行う予定にあり、すでに多くの関心が寄せられている。大会史上初めての船の道に沿った聖火リレーも企画されている。
第92回全国体育祭のシンボルとマスコットは大会を通じた和合と京畿道の力強さを象徴している。
シンボルは全国体育祭のアイデンティティー、和合、一体化を表現し、元気に動き回る人々の姿を象徴、未来に向かって突き進む京畿道の姿を映し出したものだ。
大会マスコットは「クミ(夢)」と「ソニ(手)」の2人。熱い思いが込められた汗を具現化、若さの黄緑色と情熱のオレンジ、健康の青色を使って団結と和合を表現した。
■ 14の自治体31の競技場で来月中旬まで改修・補修工事推進
今回の全国体育祭に投入される費用は全部で1千881億ウォン(国費325億ウォン、道費342億ウォン、自治体費1千214億ウォン)。この中で開会・閉会式の費用などの大会運営経費が183億ウォン、競技場新設が1千429億ウォン、老朽化した競技場の改修・補修工事に269億ウォンが費やされる。
京畿道は全国体育祭の開催成功に向けて来月中旬までに、14の自治体31の競技場の改修・補修工事を終わらせる計画だ。
4つの競技場のうち、水泳、体操、スカッシュ競技が開かれる高陽室内体育館は先月完工、フィンスイミング競技が開かれる富川(プチョン)梧亭(オジョン)レポーツセンターも5月に竣工した。高陽野球場と龍仁(ヨンイン)漕艇競技場は今月中にも工事が終わる予定だ。
このほかにもサークル競技が開かれる議政府(ウィジョンブ)ベルロドロム競技場も既に改修工事が終わり、選手らが思う存分実力を発揮できるように整えられた。
なお、新築された富川梧亭レポーツセンターと高陽室内体育館は、大会後地域住民らの生活体育空間として活用される予定だ。

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◇今回の体育祭の広報ポスターは国を越え、世界へと飛躍する京畿道の躍動的かつパワフルなイメージを強調させた。ⓒ Gニュースプラス
■ スタジアムではない、一山湖公園にて開会・閉会式開く
今回の体育祭は従来の枠組みを越え、道民たちが一緒に楽しむ文化・体育祭となることを目指し、開催史上初のメインスタジアムではない一山湖公園での開会・閉会式が企画されている。
「ナンタ」の演出家である宋承桓(ソン・スンファン)氏(現PMCプロダクション代表、聖心女子大学学長)が総監督を努める開会・閉会式は「夢を抱いて京畿道へ!手を繋いで世界へ!」をテーマに見どころと感動あふれる「文化の場」、国家や世代、地域間の摩擦を克服する「和合の場」、「統一祈願の場」など、スポーツを通じて一つになる統合の場を企画、推進される予定だ。
開会式は「夢を抱いて京畿道へ!」をテーマに10月6日午後6時30分から90分間、ドミノショーと選手入場、聖火式、マルチメディアショーなどが行われ、和合の場が演出される。
閉会式は12日午後6時から約2時間、16の自治体の特性を活かしたカーパレード行進を実施、祭りの雰囲気を盛り上げ、聖火消火式や安城(アンソン)バウドギ公演、次期開催地公演に続きK-POPコンサートでフィナーレを飾る。
全国に生中継される開会・閉会式行事には全国の自治体長や体育界をはじめ各界の主要関係者、高陽市民など、併せて1万5千人以上が参加する予定だ。
道の関係者は「今回の全国体育祭は従来の枠組みを越え、スタジアム(運動場)にこだわらない構成でスポーツマンたちのお祭りに限定されることなく、皆が統合し楽しむことのできるお祭りとなることと期待している」と述べた。
さらに高陽市の湖芸術祭と幸州文化祭、水原(スウォン)市の華城文化祭、広州(クァンジュ)市の南漢山城文化祭など、各地域の歴史や文化祭りをはじめ、京畿道が主催する陶器ビエンナーレやレポーツフェスティバルなど、地域のお祭りを大会開催期間に合わせて同時に開催し、参加者や観光客によりたくさんの見どころを提供できるようにする予定だ。
さらに開会・閉会式が行われる一山湖公園ハヌル広場の特設ステージでは10月7日から10日までの4日間、京畿芸総や文化院京畿支会など、道所属の文化芸術団体らが主催する文化芸術公演が開かれ、脱北芸術家たちで編成された北朝鮮芸術団の招待公演や夜間公演なども実施される。
このほかにも、自治体の広報館、郷土料理店、農水産物販売展示場など各種展示館が設置され、観覧客の満足度を高めていく方針だ。
■ 船の道聖火リレー・・・DMZ平和ヌリ道走る
今回の全国体育祭では史上初、船の道での聖火リレーが行われる。来月30日、江華(カンファ)島摩尼(マニ)山で聖火採火式を行い、開幕日の10月6日、開会式場に到着するまでの6泊7日間京畿道内31の自治体105区間(886.5km)を経由する。
特に新しく開通された京仁(キョンイン)アラ運河仁川ターミナルからターミナルまでの18kmをコリア・マッチカップ大会で使用した競技艇に載せて運送した後、失郷民らが聖火ランナーとなり、分断の象徴であるDMZ平和ヌリ道を走る予定だ。
750人におよぶ聖火ランナーには失郷民以外にも、脱北者や多文化家庭などが選ばれ、大会のテーマである和合への思いを強調させる。
聖火リレーのほかにも統一を祈願する多彩な行事が企画されている。坡州(パジュ)臨津閣では聖火リレー記念行事として平和ヌリ野外ステージ周辺に平壌(ピョンヤン)、開城(ケソン)、清津(チョンジン)、南津(ナンポ)など北朝鮮の主要都市の標識を立て、その地域の歴史や文化、食文化などを紹介する。
また、北朝鮮の主要都市に関する展示会、金浦愛妓峰(エギボン)鉄の搭「統一祈願への手紙」結びイベント以外に各地域の特色に合わせた様々な聖火リレー記念イベントが準備されている。

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◇パク・チソン、パク・テファン、チャン・ミラン選手なども全国体育祭の経験者だ。第92回全国体育祭ホームページ ⓒ Gニュースプラス
■ ボランティア3千500人を競技場に配置…活躍を期待
京畿道は大会開催に先駆け、開会・閉会式会場や各競技場で競技や観光案内、文化行事サポート、給水、迷子の保護、交通・駐車管理などを担当するボランティア3千500人を募集した。
21の自治体で募集した4千181人の住民の中から個別の履歴を考慮し選抜されたボランティア希望者たちは、今月中にも基本的な素養教育と職務分野別の現場教育を受けた後、9月にも発足式を持ち、現場に投入される予定だ。大会期間中にはボランティアセンターも設置される。
■ 海外在住の国民選手団への支援、京畿道観光「ファムツアー」
今回の全国体育祭に参加する海外18ヶ国在住の1千300人におよぶ国民選手団のための各種支援計画も立てられた。
仁川空港と金浦空港に別途の案内窓口を設け、海外からの訪問客の便宜を図り、入国手続きサポートや空港から宿舎・競技場までを随時往復するシャトルバス700台を運行する予定だ。
また、海外在住の国民選手団を応援する国家別応援団を設立し、歓迎セレモニーなども行う予定にある。
これに合わせて海外の選手団および訪問客らに韓国や京畿道の歴史・文化・観光資源を紹介する案内プランを企画、母国の温かみをたっぷり感じることのできる「ファムツアー」を実施する予定だ。
■ 交通や宿泊など大会参加者を迎えるための準備も抜かりなく
今回の全国体育祭には16の自治体と海外在住選手団、観覧客など併せて12万人以上が京畿道を訪問することと推定される。
京畿道は、高陽市一山湖公園および競技場周辺の渋滞地域に交通案内スタッフを配置し、キンテックス敷地内などに臨時駐車場を設置する計画だ。
また、混雑が予想される一山湖公園周辺にシャトルバスを運行させたり、バスの増大(予備バス投入)や路線調整など、公共交通機関対策を設ける方針だ。
特に開会・閉会式や11の競技が開かれる主な開催地の高陽市は1万1千人以上を収容するため、周辺の地域の協力を得て十分な宿泊施設を確保したと発表した。 ⓒGニュースプラスニュース | イム・ジョンソン isim123@hanmail.net
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