DMZで鳴り響く平和の歌 (2011.08.12)
「DMZ平和コンサート」13日〜15日、臨津閣にて開催 京畿道、現地でDMZ国際ドキュメンタリー映画祭広報イベント実施

◇京畿道DMZ国際ドキュメンタリー映画祭とMBC、坡州市が共同主催する「DMZ平和コンサート」が13日から15日までの3日間、臨津閣の平和ヌリ公園で開催される。写真は昨年9月に開かれた第2回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭の開幕式セレモニーで歌手バビキムが歌を披露している様子 ⓒ Gニュースプラス
大韓民国のトップミュージシャンたちが分断の象徴であるDMZで平和と和解を歌う。
京畿道DMZ国際ドキュメンタリー映画祭とMBC、坡州市が共同主催する「DMZ平和コンサート」が13日から15日までの3日間、臨津閣の平和ヌリ公園で開催される。
今回のコンサートには、韓国を代表するミュージシャンたちが多数出演、平和への願いを込めたステージが披露される予定だ。
初日の13日夕方7時から始まる「オー！ピースコリア(Oh! Peace Korea)」コンサートには、ぺク・チヨン、BMK、チャン・へジン、チャウリム、キム・ジョハン、復活、インスニなどが出演し、華やかなステージを演出する。ここでは、お笑いタレントのパク・スホンとアナウンサーク・ウニョンが司会を担当する。
2日目の14日、夕方7時からはオ・サンジン、チェ・ユンジョンアナウンサーの司会で東方神起、スーパージュニア、2NE1、アイユー、エムブラック、シークレット、miss A、K.will、オンムなど人気アイドルグループやバビキム、ポップオペラ歌手のシン・ムニが出演する「僕たちは平和の世代(We are the Peace Generation)」コンサートが開かれる。
66周年光復節である15日の夕方7時からはクラシック公演が開かれる。世界的に有名な指揮者ダニエル･バレンボエム率いる「ウェスト＝イースタンディバン管弦楽団」とソプラノチョ・スミが出演する「ダニエル･バレンボエム平和コンサート」が開かれる。
「ウェスト＝イースタンディバン管弦楽団」はイスラエルとパレスチナの和合を願い結成された平和を象徴するオーケストラである。150人の合唱団が熱唱するこの日の公演は「DMZ平和コンサート」のラストを飾る最高のフィナーレとなることが期待される。
「オー！ピースコリア(Oh！ Peace Korea)」および「僕たちは平和の世代(We are the Peace Generation)」コンサートは入場無料、「ダニエル･バレンボエム平和コンサート」は全席3万5000ウォンの有料コンサートとなり、予約サイトのインターパークでチケットを購入することができる。チケットの販売収益は「ウェスト＝イースタンディバン管弦楽団」の音楽活動への支援金として使われる予定だ。
今回の「DMZ平和コンサート」は、MBCテレビが録画放送する。13日の夜12時20分から「オー！ピースコリア(Oh! Peace Korea)」、14日夜11時50分から「僕たちは平和の世代」、 15日夜12時35分から「ダニエル･バレンボイム平和コンサート」が放映される。
コンサート会場ではカトリック大学の学生たちで構成された「DMZ平和サポーターズ」20人がボランティアで参加、ユニークなアイディアでDMZ国際ドキュメンタリー映画祭の広報活動を行う予定だ。
DMZ平和サポーターズはコンサートが開かれる3日間、会場で各種イベントを実施し、DMZ国際ドキュメンタリー映画祭を広報、コンサートに訪れる京畿道民1千人に映画祭への招待券や京畿坡州文化利用券、シノスイチェ映画チケット、韓国映画DVD、化粧品などの景品をプレゼントする計画だ。
一方、第3回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭は9月22日から28日までシノスイチェや坡州出版都市など坡州市一帯で行われ、40ヶ国計100編以上の作品が上映される。
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