自然に囲まれた憩いの場、京畿道抱川

投稿日d 2011-08-03 ヒット数 763

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自然にまれた憩いの場、京畿道抱川 (2011.07.04)

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 本格的な夏が始まる7月。
夏休みが始まりましたね。家族での夏休み旅行をご計画ですか?
日常の喧騒を離れ、山や川へ足を運びたくなる7月、今回の文化カレンダーでは京畿道でも評判の休養地、抱川(ポチョン)をご紹介いたします。
京畿道北東部に位置する抱川市は、青々とした森、美しい渓谷や湖、おいしい食事で有名な夏の旅行にぴったりの場所。
15の展示園と1,018haにおよぶ自然林が青々とした森をなす国立光陵(クァンヌン)樹木園や「山の中の井戸を思わせる湖」と呼ばれる美しい山井湖水(サンジョン・ホス)をはじめ、多様な公演や展示会が随時行われている抱川アートベリー、白雲(ペグン)渓谷、ハーブをモチーフにして作られたテーマパーク、抱川ハーブアイランドなど、豊かな自然に囲まれた休養地、京畿道抱川の魅力をさっそく紹介しようと思う。
立光陵樹木園
抱川市蘇屹(ソフル)邑樹木園路に沿って進むと、7月の蒸し暑さを吹き飛ばしてしまうほどの鬱蒼とした森の国立樹木園が現れる。
国立樹木園は、朝鮮王朝7代目の世祖(セジョ)大王の墓所、光陵の付属林の一部である光陵林に位置している。朝鮮時代から500年以上もの間、皇室林として固く守られてきたもので、1910年からは林業試験場として運営、1983年には樹木園へと改装、1987年4月5日、植物の日を機に一般に公開されるようになった。
特に、日本の植民地時代や韓国戦争の際にも比較的被害が少なく、韓国全土に分布する植物種の20%を越える843種が生育しているほか、ウスリーオオカミキリやチョウセンモモンガのような天然記念物を含めた4,376種の動物が生息している。
2010年6月、ユネスコ生物圏保護区に登載された国立樹木園は1,018haの自然林と100haの専門展示園、山林博物館、山林動物園、暖帯温室、熱帯植物資源研究センターなどからなっている。
植物の特徴や機能に従って設計された15の展示園、韓国林業の過去、現在、未来を窺うことのできる山林博物館やツキノワグマや韓国オオカミなど17種類の野生動物が生活している山林動物園などは、必ず訪れたい場所として定評がある。
さらに、視覚障害者のために設けられた視覚障害者用植物園には、強い苦みのあるニガキやダンコウバイ、独特の臭みのあるサワフタギ、良い香りのする木などが植えられており、触感や味、臭いなど、五感を使って植物に触れることができるよう工夫されている。
山井湖
抱川市永北(ヨンブク)面には「山の中の井戸を思わせる湖」を意味する山井湖水がある。南北を鳴声(ミョンソン)山と観音(クァヌム)山で囲まれた山井湖水は1977年、国民観光地に指定された後、美しい湖を見に訪れる観光客で常ににぎわいを見せている。
また、チケット売場を過ぎて山井滝からヘリポートまでの自然散策路は山井湖水の美しい姿を満喫することのできる名所としても有名。
植物園や彫刻公園のほかにも、夏には多様な水上レジャースポーツも楽しめるようになっている。
抱川アトベリ
抱川市が155億ウォンを投資して新北(シンブク)面機池(キジ)里に建設した抱川アートベリ-は30年以上も放置されていた廃廃採石場のうちの1ヶ所を文化芸術空間に改装した場所だ。
屏風のような絶壁と採石過程で作られた人口の湖をバックに野外ステージ2ヶ所、イベント広場、彫刻公園が設けられているほか、湖と絶壁の壮観を眺めることのできる散策路や展望台も設置されている。
特にチケット売場から展示館までの420mにおよぶ散歩道にはエコモノレールが設置されており、旅行の楽しみを倍増させてくれる。
アートベリー内にあるステージでは各種展示イベントをはじめとしたユニークな公演などが随時行われている。また、小型人形づくりや絵画、押し花などの体験・教育プログラムが行われる創作体験教室なども運営されており、家族連れの観光客から人気を集めている。
なお、創作体験プログラムは受講料無料、材料費(3,000ウォン)で誰でも参加することができる。事前にホームページを見て希望するプログラムが行われる日時や教室を確認しておくと良いだろう。
ハーブアイランド

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抱川市新北面にあるハーブアイランドは「生活の中のハーブ」をモチーフに10万坪の敷地に設けられたテーマパークだ。
1万坪ほどの野外庭園や200種類以上のハーブが展示されたハーブ博物館のほかにも、ゴンドラ、トレビの泉、ガラス工芸など、イタリア水の都市ヴェネツィアを再現した広場やフランスの農家を再現した手作り体験場など、ユニークな見どころがいっぱいだ。
また、リラクゼーション効果の高いハーブを活用したアロマテラピーセンターやハーブレストラン、ハーブパン屋、ハーブ関連の商品を取り揃えたハーブ屋などハーブに関する様々な施設が充実している。
週末にはヴェネツィア広場で家族連れの観光客のための各種公演が随時行われ、また、広場を囲む人口湖では音楽を聞きながらゴンドラにも乗れるようになっている。
情報提供:パク・へウォン(京畿福祉財団、無限行進)
http://ggholic.tistory.com/3455