地域性を活かしたコンテンツで世界を目指す

投稿日d 2011-08-03 ヒット数 710

コンテンツ

地域性を活かしたコンテンツで世界を目指す
(2011.07.18)

京畿道、18日、富川、安養、安城と自治体文化コンテンツ開業務提携
安城の「バウドギ」など、地域の資源を活かした特化コンテンツを共同開

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◇京畿道と富川市、安養市、安城市、京畿デジタルコンテンツ振興院は18日午後、道庁新館1階の会議室で金文洙道知事、金晩洙富川市長、崔大鎬安養市長、黄銀性安城市長など、関係者約20人が参加する中、「京畿道自治体文化コンテンツ開発事業共同業務協約」締結式を行った。ⓒ Gニュースプラス

京畿道が地域の特性を活かした文化コンテンツの開発、普及に乗り出した。

京畿道と富川(プチョン)市、安養(アニャン)市、安城(アンソン)市、京畿デジタルコンテンツ振興院(以下、GDCAという)は18日午後、道庁新館1階の会議室で金文洙(キム・ムンス)道知事、金晩洙(キム・マンス)富川市長、崔大鎬(チェ・デホ)安養市長、黄銀性(ファン・ウンソン)安城市長など関係者約20人が参加する中、「京畿道自治体文化コンテンツ開発事業共同業務協約」締結式を行った。

総事業費4億8千万ウォン(富川4千、安養1億、安城1億、GDCA2億4千)がつぎ込まれる今回の事業では、道の統括の下、富川市、安養市、安城市が地域の文化資源を活用、スマート環境に合ったモバイルアプリケーションやモバイル・オンラインウェブページを今年の12月31日までに共同開発する計画だ。

各地域の優れた文化や歴史、芸術、観光資源の活用度を高め、地域経済の活性化を目的に推進される。

金知事はあいさつで「文化は単純なテクニックやスキルではなく、その地域の魂が宿っているもの。地域住民らの生活の中に深く浸透して始めて地域に同化し、グローバルな魅力を持つようになる」とし、「固定観念に捕らわれることなく、本当の意味で地域の特性に合ったコンテンツを開発していってほしい」と述べた。

今回の事業で富川は、富川ファンタスティック映画祭など、映像、音楽、漫画を中心としたコンテンツを開発する予定だ。また、安養は安養芸術公演など、芸術中心のコンテンツを、安城は「バウドギ」や「安城鍮器(ユギ)」など有無形文化財を中心にしたコンテンツを開発する計画だ。

特に、今回開発される共有コンテンツはユーザの活用度を高めるため、ジオロケーション拡張現実やゲーム、クイズなどを活用した文化資源教育および体験機能を追加させたアプリケーションを提供、ソーシャルネットワークサービス(SNS)との連携で双方向コミュニケーションを可能にさせるものだ。

また、教科書と連携させた文化資源案内およびマイページ機能を活用した動画や写真など、ユーザの参加や共有を促し、さらには自治体別のリアルタイム行政情報などを追加で提供するなど、ユーザの便宜を図ったコンテンツを中心に開発が進められる予定だ。
  

振興院の関係者は「従来の情報提供型アプリケーションは持続的なコンテンツの活用に限界があり、ユーザの参加を促すには力不足だった」とし、「今回の事業ではユーザ体験アクセス型アプリケーションの開発に力を入れており、持続的な活用による体験、アクセス数アップで実質的な地域経済の活性化に繋がることが期待される」と述べた。

京畿道は段階的に道内31ヶ所の自治体と協力して道民のための共有コンテンツ開発に乗り出していく計画だ。

ⓒGニュースプラスニュース | イム・ジョンソン isim123@hanmail.net 

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