韓国中小企業、優れた製品で12億のインド市場を制す
投稿日d 2011-05-23 ヒット数 955
コンテンツ
韓国中小企業、優れた製品で12億のインド市場を制す
中企センター、18日から19日の2日間、ムンバイで「2011G-FAIRムンバイ」開催
サムスン電子、現代自動車、斗山重工業 など、大企業がほぼ独占していたといっても過言ではないインド市場。しかし、昨年1月の韓・インド経済貿易緊密化協定(CEPA)締結以降、韓国の中小企業らにとっても、インド市場は、絶好の機会の地として急浮上しつつある。
京畿道と京畿中小企業総合支援センター(代表取締役:ホン・ギファ、以下「中企センター」という)は、5月18日、19日の両日、インドのマハーラーシュトラ州ムンバイにあるインターコンチネンタル・ラリット・プラザにて「2011G-FAIR(大韓民国優秀製品展)」を開催することを9日、発表した。
今回のイベントには、去年1月のCEPA締結に伴い、インド市場で有望視されている医療機器、電気・電子、生活用品、産業用品などを取り扱う75社が参加、優秀な中小企業らの販路開拓を目的に、展示会とビジネス相談会が実施される予定だ。
インドは高い市場潜在力を持つと言われるBRICsのうちの一国である。世界第2位の人口、世界第4位の購買力平価基準の一人当たりGDPなどを誇る巨大市場であり、2050年には世界第2位の次世代経済大国になることが見込まれている。
「2011G-FAIR(大韓民国優秀製品展)ムンバイ」は12億の巨大消費国家であり「振興成長市場」として注目を浴びるインドで開かれる3回目の博覧会だ。京畿道のみの参加で終わった2009年のイベントに比べ、今年のイベントには大田(テジョン)、慶北(キョンブク)、蔚山(ウルサン)、広州(クァンジュ)など、全部で7つの自治体が参加するなど、全国規模のイベントへと大きく成長した。
なお、2009年のイベントでは、47社が参加、計704件の相談件数と62百万ドルの成果を創出、昨年のイベントでは78社が参加、計1,115件の相談件数と82百万ドル成果をそれぞれ達成させてきた。
今回のイベントを通じて、京畿中企センターは、インド市場との貿易促進及び輸出企業の西南アジア進出の加速化に期待を寄せている。参加企業らもまた、中小企業の優れた製品の展示会及び事前のコミュニケーションによるバイヤーとの個別輸出相談会を同時に行うことで、インド市場への進出が促進されることと期待している。
京畿中企センターはこれまで、国内G-FAIR、輸出相談会及び海外通商促進団などの運営を通して事業遂行ノウハウを蓄積してきた。今回のイベントでも京畿ビジネスセンター(GBC)ムンバイを活用して購買力の高い現地バイヤーらを大勢招待するほか、企業間の仲介役を担い事前調整が行えるようにするなど、多方面でその力量を発揮している。
京畿中企センターのホン・ギファ代表取締役は「今回のG-FAIRムンバイは、2005年に設立されたGBCムンバイの現地市場進出支援における蓄積された専門性を基にバイヤーとのネットワーク及び関連機関との緊密な協力体制の中で行われるため、韓国の中小企業の西南アジア市場開拓への重要な火付け役になることが期待される」と述べた。
一方、インドは高い経済成長率と比較的良好な輸出条件により、関税引き下げなどの貿易自由化を促進しているとし、海外企業からの注目を集めている。また、韓国とは「韓・インドCEPA協定(韓・インド経済貿易緊密化協定)」を締結、今後10年間で様々な品目の関税の引き下げ及び撤廃を約束し、投資機会とサービス貿易の拡大を図っていく方針にある。
お問い合わせ 京畿中小企業総合支援センター 259-6053
http://gnews.gg.go.kr/briefing/brief_gongbo_view.asp?BS_CODE=S017&number=11052&page=1&period_1=&period_2=&search=0&keyword=&LIST4PAGE=30
Prev | 驪州のランドマーク「陶磁の里」がグランドオープン |
---|---|
Next | 先進国・南北統一、同じ目標を掲げる2人の男 |