驪州のランドマーク「陶磁の里」がグランドオープン
投稿日d 2011-05-17 ヒット数 1099
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驪州のランドマーク「陶磁の里」がグランドオープン
30日、神勒寺(シンルクサ)入口に韓国初の陶磁ショッピングモール観光団地形成
全国100ヶ所以上の窯場のやきものを販売・・・135mに及ぶ八角韓屋回廊が人気
陶磁器で有名な京畿道驪州(ヨジュ)に大規模な陶磁器ショッピング文化観光地がオープンした。
韓国陶磁財団は30日、生活陶磁美術館、陶芸廊、陶芸工房などの文化体験施設と全国110ヶ所の窯場で作られたやきものを展示・販売するショッピングモールが完備された驪州「陶磁の里」をオープン、翌月2日に公式オープン式典を開催する予定だと28日、明らかにした。
驪州神勒寺入口の3万7623�uに及ぶ敷地に建設された「陶磁の里」は、八角韓屋回廊でできている陶芸廊と半月型にデザインされた「半月美術館」、眉毛の形をしていることから眉毛屋根(ヌンソプチブン)と呼ばれている瓦屋根のショッピングモールなど、韓国独特の風情が漂う建物が連なる場所として早くも注目を浴びている。
公式オープン式典には金文洙(キム・ムンス)京畿道知事、利川(イチョン)市長、広州(クァンジュ)市長、驪州郡守などが参加し、京畿道、韓国陶磁財団、利川市・驪州郡・広州市、韓国セラミック技術院の6つの自治体及び機関が陶磁技術支援に関するMOUを締結、今後の陶磁産業の発展への取り組みを約束する予定だ。
五方色の高説三門がお目見え
「陶磁の里」の入口で訪問客を迎えるのは、五方色の鮮やかな色彩で彩られた高説三門(切妻屋根の三つの門の中で、真中に位置する門の屋根だけ高く作られている門)だ。また、長さ135mの八角韓屋回廊でできている陶芸廊では、陶磁タイルやペンダントづくりが楽しめる体験プログラムやお膳立て講演などが実施される。
陶芸廊の左側には生活陶磁展示館の「半月美術館」が設けられている。なお、美術館内のそれぞれの施設は、半月型の外観から、第1展示室、第2展示室などのありきたりな名称の代わりに三日月、上弦の月、下弦の月、満月などのユニークな名前が付けられている。
また、曜日をテーマにした絵画、彫刻、漆塗り、花卉など、環境と陶磁の調和を歌う「MIX-UP+展」や「2011韓国陶磁財団所蔵品展]、KOTRAとの共同開発品である韓国陶磁ブランドのCOREYOの商品展示会「COREYO展」などが開かれる予定だ。
「驪州陶磁の里オープン祭り」翌月15日まで開催
「陶磁の里」のオープンを記念して翌月15日まで「驪州陶磁の里オープン祭り」が開催される。生活陶磁の展示会をはじめ、野外オンギ(韓国の伝統的な瓶)展、お膳立て試演、オンギづくり試演、子供たちのための体験プログラムなど、充実した陶磁関連文化行事が企画されている。
週末や休日には家族連れの訪問客を対象に、ろくろを使った陶芸体験行事、陶芸用の土体験行事などが行われる予定だ。また、家族対抗の土盛り大会なども開催される予定。この他にもフュージョン国楽公演やビーボーイ公演、マジックイベントなどが企画されており、オープニング祭をさらに盛り上げる予定だ。
お問い合わせ:031-631-6501、 www.kocef.org
ギャラリーロビーの「テーブルウェア展」では、陶磁食器を活用したセラミックダイニング空間が今年の7月まで展示される予定だ。
美術館の両脇にあるショッピングモールでは、卸売り・小売り用の低価格磁器や工芸ファンシー雑貨などが販売されている。ヘンナム磁器やイェダム、丹古斎(タンコジェ)などの生活用磁器から創作陶芸家による生活陶磁も販売されている。また、特別に運営される驪州陶磁器名品館では、驪州の良質な陶磁器を直売価格で購入することができる。
韓国陶磁財団は陶磁の里のオープンを機に、韓国の伝統テーマパークである広州京畿道陶磁博物館と7月にオープン予定の利川陶磁テーマパーク「セラピア]とを繋げた陶磁観光クラスターを構築し、国内外の観光客の誘致及び地域経済の活性化、韓国陶磁の流通の中心地形成を推進していく方針だ。
韓国陶磁財団のカン・ウヒョン理事長は「家族連れのお客様を中心とした観光スタイルに合わせて文化体験や休息、ショッピング機能を併せ持ったテーマパーク型観光地の構築に努めた」とし、「交通の利便性や豊富な生産インフラを活用して韓国を代表する陶磁ショッピング観光地としての驪州のさらなる発展を目指していきたい」と今後の抱負を語った。
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201104281514147359C049&s_code=C049
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