京畿道、「子供向け芸術祭」開催

投稿日d 2011-05-09 ヒット数 930

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京畿道、「子供向け芸術祭」開催

京畿 Kids Arts Festival
4.30〜5.6、京畿道文化の殿堂にて
「ウィリーの絵」アンソニー・ブラウン絵本原画展開催

京畿道文化の殿堂で、子供たちの想像の世界が広がる。

5月5日のこどもの日を迎え、京畿道文化の殿堂では、子供向け芸術祭

 

「京畿 Kids Arts Festival」が4月30日(土)から5月6日(金)まで開催される。

2011年、京畿道文化の殿堂で初めて開かれる「京畿 Kids Arts Festival」

 

は 『子供の夢を応援する芸術』をテーマに、子供たちが想像力を思う存分膨らませ、隠された才能を発揮することのできる場を設けることにより、子供たちが主体となって芸術祭を盛り上げていくという新しいコンセプ

 

で企画された芸術祭だ。従来の子供文化行事とは異なった子供のための

 

芸術祭として早くも脚光を浴びている。

今回の行事は子供たちの知的好奇心を刺激するバレエ、ミュージカル、クラシック、演劇、国楽など、様々なジャンルの子供向け公演が準備されているほか、芸術的な感性や想像力を伸ばす展示や多彩な芸術体験プログラムが企画

 

されている。

最も注目すべきプログラムとしては、韓国で初めて行われるアンソニー・ブラウンの絵本原画展が挙げられる。

 

アンソニー・ブラウンの未公開作品をはじめ、初期(1960年)の作品から現在に至るまでの時代別作品を一度に楽しむことができる

 

展示会が4月27日(水)から6月3日(金)まで京畿道文化の殿堂、「輝くギャラリー」、「風雅なギャラリー」で開催される。

また、アンソニー・ブラウンがフェスティバル期間中に韓国を訪問、韓国の子供たちとの交流の場を設ける予定だ。

最近出版され、好評を得ている「クマくんの不思議なエンピツ」をテーマにした<魔術の笛(マスルピリ)>をモチーフに、大きな紙の上に子供たちが作品を描いていくシェイプゲーム(Shape Game)を企画,
作家の豊かな想像力と感性を子供たちが直接体験することのできる機会

 

が設けられる予定だ。

また、来韓したアンソニー・ブラウンと平和について語り合い、一緒に絵本を作る作業を通して子供たちの目に写る分断国家として

 

の韓国の現実と平和への思いをめぐらす特別プログラムも用意されている。

 

子供向け芸術祭に合った様々なジャンルの公演も見逃せない。

華麗な開幕を彩るスペシャル公演には、SBS放送局の<スターキング>

 

で3連覇に輝いた、光と手の神秘的なシルエットショーをはじめ多彩なイベントが準備されて

 

おり、子供たちの目と耳を十分に楽しませてくれること間違いなしだ。

「幸せの大劇場」では、21世紀風の冒険で奇抜な想像力と無垢な童心を探し求める感動と喜びのファ

 

ミリー向けバレエ公演<不思議の国のアリス_4月30日(土)〜5月1日(日)、ソウルバレエシアター>や過去と現在、

 

そして夢のような世界を往来する想像力溢れる素敵な公演が行われる予定だ。

また、子供たちの想像力と冒険心を刺激するファミリーミュージカル

 

<ピーター・パン_5日(木)〜6日(金)、幸せの大劇場>はアメリカのZFX社によるオリジナルフライングステクニック

 

を導入, 舞台の上から客席の上まで自由自在に飛び回る立体的なフライングアクシ

 

ョンを展開する予定だ。

今回のフェスティバルが初めての公演となる京畿フィルハーモニックオ

 

ーケストラ<オーケストラと遊ぼう!2日(月)、幸せの大劇場>も見逃せない。ここでは、京畿フィルハーモニックオーケストラの具自凡(ク・ジャボム)芸術監督と団員たちによる想像を絶するクラシック遊びが展開される。

 

自分からは程遠いと思われるクラシック音楽を舞台の上での楽器体験を通

 

して身近なものとして感じられるようにする、演奏者と参加者が一緒に楽しめる体験公演が企画されている。

「ぬくもりの小劇場」では、アンソニー・ブラウンの原作をモチーフに作られた<ウィリーの絵_1日

 

(日)〜2日(月)、ぬくもりの小劇場>が開催される。これは、感性を刺激する温かい音楽とモダンな音色が特徴の新しいタイプの読書公

 

演で、音楽授業の形で子供たちが実際に公演に参加し、音楽と一緒に読書を楽しむことのできるユニークな公演内容となっている。

国楽と古典を楽しむ国楽公演も期待できる。伝統的な音色の愉快な国楽子

 

供劇場<こぶたのコンコミ>やリスの家族と元気いっぱいの女の子?Vシム・チョン?Vが繰り広げる冒険劇を描いた京畿道立劇団の常設公演作品<チョン物語>

 

が準備されており、弾みのある伝統的な音楽や子供たちの感受性を刺激するストーリーで観客

 

の興奮を誘うこと間違いなしだ。

夢と希望、未来と芸術、家族と愛をテーマにしたこれらの多彩な公演プログラムは、展示や体験イベントを組み合わせたユニークな企画で、子供たちの目線に合わせたプログラム構成となっている。

目で見る展示会のほかにも、子供たちが日頃から接している日常的なものを芸術的な感覚で再創造し、想像力を養う芸術体験プログラムも用意されている。このプログラムでは、家族、自然、小物をモチーフにした様々な芸術のジャンルに接することのできる機会が提

 

供される予定だ。また、京畿道文化の殿堂広場は、子供たちの明るい笑顔が作り上げる社会の価値を5つの色で表現したテーマ広場としてデザインされ、美術、演劇、ボディージェスチャーなどの芸術体験ができるイベント広場として活用さ

 

れる予定だ。

「青い希望の丘」では、わくわくする身体リズム遊びの<空中アクションミュージック>や国楽器

 

を演奏する体験イベント<私も素敵な演奏家>などの体験遊びが開かれるほか

 

、「緑色の命の丘」は自然と戯れる神秘的な芸術体験広場として生まれ変わる予定だ。

「黄色い幸せの丘」では<ウォーリードールづくり>やエコ素材を使ったぺインティング遊び

 

<ケモミ>など、想像力を高め、社会的問題を考え直す美術教育体験プログラムが催される予定だ。また、家族への愛や外国の友だちへの思いを花咲かす感性体験をテーマにした「赤い愛の丘」では、未来の弟や妹にプレゼントする<人形づくり>イベントが準備されている。

 

さらに、子供たちの無垢な心を真似た想像の丘「白い心の丘」ではパブリックアートプロジェクト<美術館に行った私>の展示会兼美術体

 

験プログラムが企画されており、子供たちの積極的な参加による美しい芸術空間づくりというユニークなプロ

 

ジェクトが用意されている。

<美術館に行った私>は今回のパブリックアートプロジェクトとして、選抜された子供たちが先生やアーティストたちと一緒に3週間の制作期間を経て展示場の入り口の空間を新しくデザインし、彫刻家、デザイナー、企画者、観覧客の目線で直接制作・展示するプログラムだ。子供たちが実際に参加し、フェスティバルを盛り上げていくという意味で非常に意義深いと言える。

この他にも「絵を読んでくれる女」で知られるハン・ジェンマによる<想像力を育てる母親>講演や、子供に合った芸術教育を見つける教育方法をテーマにした講演が行われる

 

ほか、講演会場では、教育分野における専門家と一緒に子供たちの芸術的資質や独創性を診断す

 

るイベントなども行われる予定だ。子供たちの親を対象にした講演プログラ

 

ムは日頃忙しい親たちに充実した情報を提供するとともにつかの間の休息を

 

与える時間として活用されることと期待される。

今回の「京畿 Kids Arts Festival」を広報するためのイメージモデルには、女優のハ・ジウォンとユ・スンホが抜擢された。ユ・スンホは「昔からアンソニー・ブラウンの絵本が大好きでした。アンソニー・ブラウ

 

ンと一緒に今回のフェスティバルに参加できるなんて本当に光栄です」と感想を述べた。

また、人一倍子供への思いが強いことで知られるハ・ジウォンは、「子供たちの夢を守るこのようなフェスティバルのイメージモデルに抜

 

擢されたことは非常にうれしいこと」と述べ、行事参加への喜びを明らかにした。ハ・ジウォンとユ・スンホは、開幕式に参席するほか、子供たちと一緒にイベントにも参加、参加者らと一緒に夢や希望を分かち合う楽しい時間を過ごす予定だ。

道の関係者は『子供の夢を応援する芸術』をテーマに開催される今回の

 

「京畿 Kids Arts Festival」はこどもの日のありきたりな行事から脱皮、子供たちが主体となって想像力を花咲かす本当の意味での子供向け芸術

 

祭として高く評価されることが期待される」と述べた。

お問い合わせ 文化芸術課 8008-2272

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