GTX、国家事業に認定!
投稿日d 2011-04-25 ヒット数 1167
コンテンツ
GTX、国家事業に認定!
4日、国土部が発表した第2次国家鉄道網構築計画に指定される
3つの路線が全て認定、GTX事業がさらに具体化…来年度にも着工予定
◇ 国土海洋部が4日、確定・告示した第2次国家鉄道網構築計画(2011〜2020年)広域鉄道部門の前半期新規事業にGTX(首都圏広域急行鉄道)の3路線が公式認定された。これにより、首都圏交通難の解消と低炭素グリーン成長の実現を目的に、京畿道が2009年4月、政府に当事業を提案してから約2年ぶりにGTX建設が本格的に推進されることとなった。 ⓒ Gニュースプラス
首都圏住民の期待膨らむGTX建設がついに実現!
国土海洋部が4日、確定・告示した第2次国家鉄道網構築計画(2011〜2020年)広域鉄道部門の前半期新規事業にGTX(首都圏広域急行鉄道)の3路線が公式認定された。これにより、首都圏交通難の解消と低炭素グリーン成長の実現を目的に、京畿道が2009年4月、政府に当事業を提案してから約2年ぶりにGTX建設が本格的に推進されることとなった。
今回確定されたGTX事業(3路線)は、一山(イルサン)〜水西(スソ)・東灘(ドンタン)区間46.2�q、松島(ソンド)〜清凉里(チョンニャンニ)区間48.7�q、議政府(ウィジョンブ)〜衿井(クムジョン)区間45.8�qなど、計140.7�qからなる京畿道の当初の計画が全て認められた内容となっている。なお、一山〜水西路線のうち、水西〜東灘区間はKTXとの共用路線となる予定だ。
国土部は、路線建設に必要な事業費を計13兆638億ウォンと見通し、一山〜水西・東灘区間に4兆6千31億ウォン、松島〜清凉里区間に4兆6千337億ウォン、議政府〜衿井区間に3兆8千270億ウォンをそれぞれ費やす方針を固めた。10年単位の国家鉄道網構築計画における前半期新規事業の確定に伴い、GTXは2015年までに着工が開始される見通しだ。
道はGTX建設が民間投資事業として提案されたことに伴い、今後、民間投資審議及び優先協商対象者の選定などの手続きを経て、来年度に着工する見通しで事業を進めていく方針だ。すでに国土部にも2012年の着工に関する建議を提出しており、道の計画によるとGTX(3路線)の開通時期は2017年となる。
今回の3路線確定発表に伴い、金文洙京畿道知事は、同日声明を出し、「1200万の京畿道民とともにこの発表を喜びたい。GTXは首都圏の交通問題を画期的に解決することのできる最先端交通網であり、また市民の生活に密接したグリーンな交通対策でもある」とし「道は今後も広域鉄道前半期着手事業に確定されたGTX3路線の同時推進と早期着工に向けて積極的に取り組んでいきたい」と述べた。
首都圏広域急行鉄道のGTXはGreat Train eXpressの頭文字を取ったもので、地下40~60m地点に建設されたトンネルの中を最大速度200�q/h、表定速度(発駅から着駅までの停車時間を含む所要時間)100�q/hで走り抜ける最先端急行鉄道だ。GTXが開通されると、東灘から三成(サムソン)駅まで19分、一山から22分、議政府〜清凉里まで12分で行き来できるようになり、ソウルと京畿道の交通時間を画期的に短縮させることができる。
道はGTXが開通された場合、1日76万人の利用者を予測、38万台の乗用車通行の減少、年間交通混雑費用7千億ウォン削減、生産誘発効果27兆ウォン、雇用誘発効果26万人、年間エネルギー消費800億ウォン削減、年間二酸化炭素排出量150万トン減少などの各種効果を見通している。
今回の発表を前に、国土部は今年1月に発表した国家機関交通網計画にGTX事業を反映しており、これについて道関係者は、「国家機関交通網計画が港湾、鉄道、道路などの国家全体の交通網計画であることから、今回の国家鉄道網構築計画は鉄道部門におけるより具体的な国家計画が発表されたことと受け止められる」とし、「GTX事業計画がついに本格的に始動しはじめた」と期待を膨らませた。
ⓒGニュースプラスニュース | ナム・ギョンウ echo2008@kg21.net
Prev | 金文洙知事、大学生記者団の交流キャンプに関する報道 |
---|---|
Next | 地震、もう人ごとなんかじゃない!防災への事前対策が肝心! |