“京畿道の無限ケア事業は最高!”

投稿日d 2010-12-01 ヒット数 1419

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金文洙知事が11月30日、神奈川県立保健福祉大学で京畿道の福祉政策についての特別講義を行い、現場に密着した福祉政策を強調・・・

「日本も導入して欲しい」との好評が相次ぐ
◇ 11月30日、日本神奈川県立保健福祉大学で300名余りの大学生が参加した中、金文洙京畿道知事が福祉政策の方向について特別講義を行っている。© Gニュースプラス

 金文洙京畿道知事が、日本で京畿道特有の「危機家庭に対する無限ケア」政策を紹介し、大きな拍手を受けた。

 金知事は先月の30日、「京畿道−神奈川県の友好提携20周年記念行事」の一環として、神奈川県立保健福祉大学を訪問し、300名余りの大学生に京畿道の代表的な福祉政策である「危機家庭に対する無限ケア」と「子供安心学校」を紹介した。

 金知事はこの日、現場に合わせた福祉政策である無限ケア事業の特徴をケースに基づいて説明し、保健福祉大学の教授と学生らから好評を受けた。また、放課後の学校政策である「子供安心学校」も紹介し、少子高齢化など急変する教育環境を補完する政策であるとの好評を受けた。金知事は「世界的な経済危機により多くの人々が厳しい状況にさらされ、『危機家庭に対する無限ケア』という緊急支援制度を作った」としながら、「『無限ケア』は、疾病、失業、災害、家庭不和などにより突然危機に逢着した家庭が、迅速にその状況から抜け出すことができるようにサポートする、需要者を中心にしたワンストップ福祉サービス・システム」だと紹介した。

 さらに、「この福祉政策は『まず支援し、後で審査する』という原則に基づいて、現場にある町役場の福祉担当の公務員らが直接判断し、三日以内に緊急支援をする」としながら、「疾病で苦しんでいる危機家庭に対しては医療費を無制限で支援する制度」であると説明した。

 子供安心学校については、「所得の低い階層の場合、両親が休みや休日にも出勤することが多いが、その時子供達が独りで放置されてはいけない」と話し、「このような子供達が食事を欠かしてはいないか、危険な環境にさらされてはいないか、面倒を見るのが何よりも優先」と趣旨を説明した。

 金知事はまた、「こうした必要性に従って2008年9月、私どもの京畿道が作ったのが『子供安心学校』であり、放課後に子供たちの面倒を見るだけでなく勉強も教えているので、学校の成績も上がるから、親達からの反応が非常に良い」と付け加えた。

 金知事は「福祉は机上の空論になってはいけない」とし、「現場の福祉需要者が何を願っているのか正確に把握し、あつらえの服のようにピッタリ合う福祉政策でなければ実質的に役立たない」と改めて強調した。

 金知事は「京畿道と神奈川県が友好提携を結んでから20年になり、これから50年、100年後までも両地域の友好関係が末永く持続することを希望する」としながら「特に、保健福祉分野を専門的に研究する神奈川県立保健福祉大学から多く教えて頂くことを期待する」との挨拶で講義を終えた。

 これに対して、多くの学生達は「現場に合わせた福祉政策で、福祉の死角地帯にいる人々のための福祉制度を作らなければならないという話しに感動を受けた」としながら「易しいことではないが、このような制度の導入が是非とも必要だ」と口を揃えた。

 ◇ 金知事はこの日、京畿道の代表的な現場密着型の福祉政策である「危機家庭に対する無限ケア」事業と「子供安心学校」のケースを中心にして紹介した。

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