DMZドキュメンタリー映画際の話題作を「アンコール」上映
投稿日d 2010-11-03 ヒット数 2011
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12月まで毎週水曜日にソウルの「ハイパーテックNADA」で
大賞受賞作など9本の作品を上映
年末には仁川、全州、済州などに拡大
– 京畿道は、既に先月CINUS梨水で始まった「アンコール、DMZ Docs 2010」を、11〜12月には場所をかえて、毎週水曜日にソウル東崇洞の大学路にある「ハイパーテックNADA」でアンコール上映することにした。 © Gニュースプラス
今年の9月9日〜13日に開かれた「第2回国際ドキュメンタリー映画際」の話題作に再び会える。
京畿道は、先月CINUS梨水で始まった「アンコール、DMZ Docs 2010」を、11月〜12月には場所を移して毎週水曜日にソウル東崇洞の大学路にある「ハイパーテックNADA」でアンコール上映することにした。
先日の映画祭に行けなかったドキュメンタリーの愛好家ならこの機会に映画祭の大賞作品である「チェコに平和を」をはじめ、審査委員特別賞の「五体投地ダイアリー」、映画祭を通じて面白さと作品性の認められた7本の話題作など、合わせて9本のドキュメンタリーを鑑賞することができる。
「アンコール展」は、今年12月と来年1月には仁川と江陵、全州、済州でも開かれる予定で、地方の観客にも全世界の話題作に会える特別な機会になると期待している。
毎週水曜日の午後8時20分に上映される。上映スケジュールは △3日:「五体投地ダイアリー」 △10日:「人民の敵」 △17日:「チェコに平和を」 △24日:「ピース」 △12月1日:「09-03-15 決戦の日」 △8日:「耳を澄ませば」 △15日:「ブドルす(Budrus)」 △22日:「愛の賛歌」の順番である。「アンコール展」についての詳しい情報は映画祭のホームページ(www.dmzdocs.com)を通じて調べることができる。
第2回DMZ国際ドキュメンタリー映画際は、今年の9月9日から13日まで臨津閣の平和ヌリ及び 坡州出版団地一帯にて京畿道の主催、京畿公演映像委員会の主管で開催され、14,000名余りが映画を観覧するなどの成果を上げ盛況裏に閉幕した。
<アンコール上映展で会えるドキュメンタリー> チェコに平和を(Czech Peace) /大賞 /ビット・クルサク(Vit Klusak)、フィリップ・レムンダ(Filip Remunda) /チェコ
-チェコに平和を(Czech Peace) © Gニュースプラス
チェコの小さい村、トロカベツに米軍のレーダー基地の設立計画が知られると、市長をはじめ平和主義者の戦いが始まる。ジョージ・W.ブッシュから コンドリーザ・ライス、バラク・オバマ、そして平和運動家やロビイストまで、多様な人々が助演として登場する中、果たしてトロカベツは戦いに勝つことができるだろうか。
五体投地ダイアリー(Ochetuji Diary) / 審査委員特別賞 / 池クムジョン・崔ユジン / 韓国
-五体投地ダイアリー(Ochetuji Diary) © Gニュースプラス
社会の慌しかった2008年夏の終わりごろ、文・ギュヒョン神父と收耕(お坊さん)、そしてジョン・ジョンフン神父が、智異山から鷄龍山まで五体投地の巡礼を始める。世の中で最も謙虚な修行方法と言われる五体投地。その苦難の道で出会う数々の人々。そして宗教を乗り越えて芽生える3人の聖職者の友情。この苦行の記録は、命と人間の尊厳性が地に落ちた世相に対する一喝というより、それとなく囁く悟りの伝言に近い。
ピース(Peace) / 開幕作品 / 想田和弘 / 日本、アメリカ
-ピース(Peace) © Gニュースプラス
平和と共存とは何か。そして平和と共存のためには何が必要なのか。「ピース」は静かな日常の中で、この質問を真摯に探究する観察者的な視線のドキュメンタリーである。日本の岡山の小さな住宅の周辺。人々は人々なりに、動物は動物なりに「生と死」、「警戒」、「容忍」の何処かの地点で共存の方式を悟りながら暮らしていく。
人民の敵(Enemies of the People) / テット・サムバト, ロブ・レムキン / カンボジア、イギリス
-人民の敵(Enemies of the People) © Gニュースプラス
記者のテット・サムバトは、執拗で粘り強くクメール・ルージュの大虐殺責任者を探し回る。長い間ベールに包まれていた虐殺のメカニズム。下級兵士から最高権力者まで、彼らの口で言わせられる唯一な方法は親密感と信頼だけだ。実際に本人もキリングフィールドで両親と兄を失った被害者であるが、仇の前で笑いながら待ってきた10年の歳月の末、いよいよ30年間閉じていた口が開けられる。
09-03-15 決戦の日(The Last Offensive) / フアン・カラスカル・イニゴ(Juan Carrascal Ynigo)外 / エルサルバドル, スペイン
-09-03-15 決戦の日(The Last Offensive) © Gニュースプラス
1980年から1992年の平和協定締結までの20年間、エルサルバドルは暗殺とゲリラ戦で点綴された長い内戦を経験してきた。銃を捨てて山から下りてきた左派政党のFMLNが平和的な方法で執権するために努力する一方、右派政党のARENAは政権の再創出のための変身を図る。絶えずに頭を擡げる暴力への誘惑に揺れずに民主化を成し遂げようとする辛い忍耐の歳月についての記録である。
ブドルす(Budrus) / ジュリア・バチャ(Julia Bacha) / アメリカ、パレスチナ、イスラエル
-ブドルす(Budrus) © Gニュースプラス
アイェド・モラルは、イスラエルの分離障壁によって破壊された彼の村を救うためにパレスチナとイスラエルの人々を連合する。15歳の彼の娘、イルテザムが女性代表団を率いて前方に出る前までも勝利は不可能のように見えた。非暴力と連帯が結局はもの凄まじい金城鉄壁を倒せるとのことをドラマチックに見せてくれるドキュメンタリーである。
愛の賛歌(Love That’s All) / ステファーノ・コンシリオ(Stefano Consiglio) / イタリア
-愛の賛歌(Love That’s All) © Gニュースプラス
ローマからベルリンまで、ベルサイユからバルセロナまで、ヨーロッパの各地で出会う9の同性愛カップル。そして彼らが歌う愉快な愛の賛歌。年も職業も愛についての考え方もそれぞれだが、人生の長い歳月を同伴者として暮らしてきたカップル達の愛は依然熱い。
永遠な封印(Into Eternity) /ミシャエル・マドセン(Michael MADSEN) / デンマーク
-永遠な封印(Into Eternity) © Gニュースプラス
世界初で核廃棄物を地下岩盤の空間に密閉して貯蔵する方式が、フィンランドで試みられた。核廃棄物の放射能は10万年間持続するので、永遠に近い封印が行われなければならない。しかし、我々がエジプトの墓を発掘したように、遠い未来に我々の後裔達がこの封印された空間をまるで秘められた宝物のように掘り出すなら?我々が如何なる警告のメッセージを刻んでおいても彼らが無視するならどうなるだろうか。
耳を澄ませば(Listen to This) / フアン・バケロ / カナダ
-耳を澄ませば(Listen to This) © Gニュースプラス銃器、強姦、血痕が子供達の日常的な対話の主題になるトロントのあるスラム。彼自身もスラムで育ったピアニストのトムソンと彼の音楽家の友達は、地域に入って子供達のための音楽ウォークショップを開く。この作品は子供達が音楽を通じて心を開き、彼らが属している共同体の暮らしまで変化させる、易しくはないが美しい旅路を見せてくれるドキュメンタリーである。
-リジナル記事 http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201011031531197055C049&s_code=C049
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